世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

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トルコのもう一つの顔 | 小島剛一

これおもしろかった。 著者の方はフランスに当時住んでいて、一度訪れたトルコに魅了されて以来何十回もトルコを旅行した時の話。当時はなんとヒッチハイクでギリシャまで行って、ギリシャからは自転車でトルコまで横断したというツワモノ。しかも現地でトル…

かこさとし作品展

お寺と親戚のお墓詣りをすませた後に最近いくつかのルーティーンを実行することを決めていて(自慢するようなことでもないのでここでは割愛)、その帰りにたまたまこれを見つけました。 かこさとしさんって、大大大大大好きな絵本画家でした。 子供なら全員…

脚本家 坂元裕二

坂元ドラマが好きすぎて買ってしまった本。 2018年に発刊されたものなので、「カルテット」までの話が載っています。 各作品の解説や、出演者、監督、プロデューサーなどのインタビューも盛りだくさんで大変読み応えがありました。 駆け出しの頃は誰かが書い…

充たされざる者 | カズオ・イシグロ

カズオ・イシグロさんの本は一貫している雰囲気みたいなのがあって、それはいつか見たよく覚えていない夢みたいに輪郭がしっかりしていない世界の中の物語であること。絵でいえば抽象画のような、はっきりしない時代で起こる現実なのか現実ではないのかがよ…

報われるかもしれない努力

金子茂樹さんという脚本家がいて、前回深夜枠で「俺の話は長い」というニートのめんどくさい息子を取り囲むあったかホームドラマがありました。それが何気に秀逸だったので毎週観ていたのですが、今回「コントが始まる」というドラマも同じ脚本の方が手がけ…

「死」とは何だろう | 池上彰

最近この疑問を感じていたので買ってみました。 第一章 そもそも「死」って何だろう 第二章 人はなぜ死ぬのだろうか 第三章 宗教でこんなに違う「死生観」 第四章 「死ぬとき」に起こること 第五章 「突然の別れ」と向き合う 第六章 「死」をめぐる質問にお…

パリのすてきなおじさん/金井真紀著、広岡裕児案内

パリのすてきなおじさんという本を読みました。 実際にパリに住むありとあらゆる職種のおじさんにインタビューして話を聞いてみるという実録本。イラストがかわいいし読者100%女性狙いとはわかりつつ、読んでみたら結構社会派な内容が盛り込まれており、勉…

川内有緒さんの元気が出る本

川内有織さんというドキュメンタリー作家の本「晴れたら空に骨まいて」がとても気に入ったので、この作家さんの本をコツコツ買い集めて昨日全部読了しました。 「パリでメシを食う」は川内さんが実際にパリで出会ってきたパリにすむ日本人の話で、 「パリの…

安野光雅さんについて

安野光雅さんがお亡くなりになりました。 安野光雅さんの作品をじっくり観に行きたいと思って、ちょうど去年のGOTOの時に安野光雅美術館を調べていたところでしたので、突然の訃報にショックを受けています。享年94歳とのことでしたので、天寿をまっとうする…

波の絵、波の話/稲越功一・村上春樹

どうも。 先日NHKでアンネ・フランクのドキュメンタリーを観て暗い気持ちになった beabeaです。 「アンネの日記」を買って読んだのは小学校6年生の時。 難しくて途中でギブアップした分厚いハードカバーは今でも倉庫の本棚に眠っています。 理解できるわけが…

いくつになっても、旅する人は美しい/桐島洋子

行きつけの本屋さんのセレクトショップで旅特集をしていてそこで見つけた本。 桐島洋子さんよりもお子さんの桐島かれん、ローランドさんの方が聞き親しいのですが、お母様の洋子さんってすごいおもしろい方なんだなって思いました。 シングルマザーで3人のお…

晴れたら空に骨まいて/川内有緒

⭐️⭐️⭐️⭐️ これは実話に基づくドキュメンタリーです。 テーマは身近な人の死との向き合い方と散骨という方法を選んだそれぞれの家族の話。 納骨の基本というのは先祖代々之墓に入れて継承していくものだけど、近頃はそのスタイルも多様化してきました。散骨の…

孤高の人 | 新田次郎

去年の夏に海で読んだ井上靖さん「氷壁」に続いて、山小説「孤高の人」を読みました。 古本で買った為色あせ具合が異なるけど、それよりも上下巻でそれぞれ山が違いますね。てっきり同じかと思ってました。 いや〜、、またまた衝撃のラストまで一気に不吉な…

夜想曲集/カズオ・イシグロ

去年読んだ「日の名残り」があまりにも美しい小説だったので、去年の暮れにカレンダーを買いに行きがてらこの短編集を買ったのですが、こちらもなかなかステキな作品です。 カズオ・イシグロさんの小説はとにかく場の盛り上がり方がすごくてグーっと読み込ま…

よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語/ ニケシュ・シュクラ編

これは去年読んだ本なのでもう忘れかけていますが、タイトルの通り現代イギリスを生きる外国人のそれぞれの物語です。 アラブ系、アジア系、中東系のそれぞれの移民が登場しますが、移民と言ってもほとんどが英語をそつなくこなしイギリスに生まれイギリスに…

クライム・マシン| ジャック・リッチー

ジャック・リッチーの本は以前も読んでとてもおもしろかったので、その他の本もいくつかAmazonで粛々と買い進め、時間のある時や気分転換に読んでいます。 この人のすごいところは、話の展開をとことん追い込んで全くお手上げ状態の極限まで追い詰めてからぽ…

炎上する君| 西加奈子

想像力豊かな二次元の世界を飛行していくような短編小説。 自己と対面し、そしてどん底から這い上がっていくような展開多し。 少しだけ承認欲求の強い面もちらほら。 女性作家の場合はこのような展開が多いので普段あまり自ら手にすることはない。 だけど今…

マンゴー通り、ときどきさよなら| サンドラ・シスネロス

今メキシコ旅行の記事を更新中なので、メキシコの作家の本を読んでみた。 ちょっと読みづらかったな。 「子供の目線の本」という前提がちょっと読み手を混乱させるのか。 フリーダ・カーロもそうだけど、感受性が強過ぎて話がいろんな方向に飛んでしまうのか…

敦煌| 井上靖

これは先日読んだ「氷壁」がとてもおもしろかったので読んでみました。 が、途中から集中力切れて流し読み。 中国の歴史ロマンがあまり得意ではないのかもしれない。 ⭐️⭐️

氷壁/井上靖

今年の夏は、海辺で背中にジリジリ太陽の日差しを受けながら、大汗かいて雪山登山の小説を読みました。 おもしろかったねぇ。。。意外なラストだったなあ。。。 (裏表紙の簡略なあらすじが暴露もいいとこで、うっかり読んでしまってから本気でムカつきまし…

エッセイの本音と建前

先日読んだ二冊。 石井好子さんの本は友達が去年の誕生日にくれたもの。60年代(だったかな)のパリのキャバレーで活躍なさった実在のダンサー兼シンガーの方で、当時は今よりもそれなりに日本人はとかくヨーロッパでは生きにくいであろう時代に、着実に自分…

少年フィデル/フィデル・カストロ

前回神保町で買った古本の一つ。 序文がガルシア・マルケスってところでもうテンション上がります。 マルケスの本は読んだ事がないのだけど、いつか読みたいと思っていてそのまま。 今日データのバックアップ中に宅急便が届いたりカマンベールの配給があった…

夜と霧/ヴィクトール・E・フランクル

これを読みながら、先日シリアの武装勢力から解放されたジャーナリスト安田さんのことを何度も思い出した。 機会があれば安田さんにお勧めしたい本だと思った。 あと、自分が病気したりおばあさんになったら再読しようと誓って本棚にしまった。

ヨーロッパ退屈日記/伊丹十三

伊丹十三おじさんのお話をそばで聞かされてるような感覚の本。 英語が得意で海外滞在歴があるなんて知らなかった。持論が痛快でクスッと笑ってしまう。なんか伊丹さんのキャラに好感持てます。 エッセイは相性。 追伸 ただ今Macの写真アプリの同期がうまくい…

テンプル騎士団/佐藤賢一

パリに「Temple」という駅があって、「タンプル広場」という広場があります。 ちょうどマレ地区から上の方にあがっていったところです。 タンプル広場といえばフランス革命の時に多くの政治家や革命家が収容された要塞があったところで、ルイ16世とマリーア…

10ドルだって大金だ/ジャック・リッチー

先日神保町で買ってきた古本の一つ。 これ、めちゃくちゃおもしろかったです。久々のヒット。 ミステリー短編集で、絶対に読むものを裏切る仕掛けになっていました。 ストーリーも興味深く(奥さんを殺そうとしてお金目当てで偽装婚する、銀行から10ドルか消…

みみずくは黄昏に飛びたつ/川上未映子 村上春樹

作家村上春樹さんに作家川上未映子さんがインタビューした話の本。 ちょうど「騎士団長」を読み終わった頃でタイムリーだったので即買い即読み。 思ったのはやっぱり村上作品について誰かよその第三者が解読して語り、それを活字にするってすごく違和感あり…

本屋の話

先週いわさきちひろさんの画集を買いに本屋さんへ出かけてきました。 子供好きな友人へのクリスマスプレゼントとして前から決めていたのです。 おそらく比較的大きな書店でしか取り扱いがなさそうだし、できればゆったりできるソファで日当たりのいいカフェ…

オラクル・ナイト/ポール・オースター

先日友達がおすすめだからどうしても読んで欲しいと言われて借りた本。 いや~。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 全く肌に合わなかった。 (いちいちめんどくさい言い回しでイライラしました) お口直しにポール・オースターの「オラクル・ナ…

ゆきむすめ

子供の頃に何百回も図書館で読んだ絵本。 ゆきむすめ 本屋さんで見つけてつい買ってしまった。 ゆきむすめは、子供のいない老夫婦が雪でむすめを作ったら本当に人間になって現れた待望のむすめでした(↑上の表紙参照)。 大喜びしたおじいさんとおばあさんは…