リオデジャネイロから帰国後の高熱あと二週間ほど息苦しい時期を経てようやく体力も戻ったかと思いきや、平常運転でまたお仕事モードに突入しています。あっという間に現実に戻り、この一か月ものすごく多忙を極め、わからずやの職場の人間関係を傍観する立場だったとはいえなんだかぐったり疲れ、更には週末に顔を出したイベントで追い打ちをかけられるかのごとく人疲れしてしまって、もう3月の土日祝日は絶対に誰とも会わない決意をしているbeabeaですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
ここ最近ほんとうに自分に無理を課すことをできる限りやめているとはいえ、周りから見ればまだまだ十分やっているように見えるそうです。ただ、自分はきちんと自分の意見を誰に対しても言える方だと思うので、だめなときや無理な時はきちんと言えるから大丈夫。いや、正確に言うと物事の優先順位は自分の中でしっかりできているので、やれることとやれないことの線引きはちゃんとできているから大丈夫、と言った方が正しいかな。
さて、我が家には10年以上使っているCDコンポがあります。今はほとんどサブスクやYouTube時代なのでCDコンポって今もう絶滅寸前になっているらしいのですが、うちにはなくてはならない存在です。本体もそろそろやばめな予感をいくつも乗り越え、調子の悪かったスピーカー(左からたまにしか聴こえない)は、ビッグカメラの店員さんのアドバイスにより無事さっき直りました。うれしい~。
そんな中、先日この雑誌を買いました。
かれこれ10年前、ちょうどブラジルワールドカップやオリンピックがあった頃の特集号だったりするのですが、今とまったく色褪せてません。むしろ、「時代止まってないか??!!」と問いただしたくなるほどでした。
私はこのBRUTUS Casaのリオの風景を見ているだけで本当に本当に本当に幸せな気持ちで満たされます。一体全体なぜ私はこんなにリオデジャネイロが好きなのだろうか。もういいやって思って帰ってくるのに、また行きたくなるこの衝動。
他にもリピートしたい国はたくさんあります。クロアチアやトルコ、ギリシャの海辺やメキシコだって毎年また行きたいと思っているし、なんならイスラエルだっていつかは行ってみたい。だけどなぜこんなにもリオデジャネイロを愛してやまないのか、本当に自分でも理解ができません!!
相性、、なのかなあ。不思議。
毎朝ラジオを聴きながら活字(雑誌や記事が多い)を読むことを習慣にしていて、それが朝の至福の時間なんですが、この時もこの雑誌を入念に読んでいたら、ブラジル音楽の特集があり、「そういえばうちにもブラジル音楽のCDいろいろある」と思い出し、棚から寄せ集めてみたのがこちら。
上からだいたい
- サンバランソトリオ「ナナン」
- サンバランソトリオ「サンブルース」
- 小野リサ(友人が焼いてくれたもの)「ボッサ・カリオカ」
- 小野リサ(友人が焼いてくれたもの)「ボッサフラ・ノヴァ」
- セルジオメンデス&ブラジル'66「ルックアラウンド」
- セルジオメンデス&ブラジル'66「セルジオメンデス&ブラジル'66」
- スタン・ゲッツ&ジョアンジルベルト「ゲッツ&ジルベルト」
- ジョアンジルベルト「ザ レジェンダリージョアンジルベルト」
- ナラ・レオン「DEZ ANOS DEPOIS」
- エリス・レジーナ「エリス・レジーナ イン ロンドン」
- MORELENBAUM/SAKAMOTO 「CASA」
- Kay Lyra「Amo Voce」
ちなみに、11のSAKAMOTOは坂本龍一さんです。BRUTUS Casaのインタビューでこのアルバムのことを語っておられました。このCDはもう廃盤らしく、配信でしか手に入れられないようです。また、8のアルバムも少し前まではめちゃくちゃプレミアついていましたが、今は560円で手に入るようです(笑)。
12は今回リオで買ってきたCD。死ぬほど気に入ってます!
今日なおったスピーカーでさっそく11を聴いてます。美しいです。当時このアルバムを買ったとき、表紙のリオデジャネイロの街並みとシュガーローフマウンテンの風景は、私にとってははるか遠い地球の反対側の知りえることもない場所でした。それが今、こうやって身近に感じられることがとてつもなく幸せです。
さて、日常に戻り旅行記を綴ります。
前回イグアスの滝ブラジル編で終わっているので、引き続き当時の2023年の地方都市行脚を振り返り、リオデジャネイロの番がきたら一気に2023年と2024年の合体版を更新していきます。
それではチャオ。