beabea-journey’s diary

世界ふらふら放浪記

ジョーカー| JOKER

今話題の「ジョーカー」を観たくて、その前に予習と称して「バットマン」シリーズを一気に観ました。

 

 

1. バットマン

 

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⭐️⭐️⭐️⭐️

 

ティムバートンが監督していたんですね。

ジャックニコルソンは若いしキムベイシンガーってちょっと懐かしいし全体的にレトロな感じがすると思ったら1989年の作品でした。アメコミとかマーベル作品とか全く興味がないのにも関わらず内容は普通におもしろくて十分楽しみました。

 

 

 

2. バットマン ビギンズ

 

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⭐️⭐️⭐️⭐️

 

これもおもしろかった〜。バットマンの生い立ちがよく分かりました。どの役者もぴったりとハマってもはやアメコミを超えた立派なエンターテインメント映画でした。ただこの回にジョーカーは登場しないので少し残念です。

 

 

 

3. バットマン ダークナイト

 

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⭐️⭐️⭐️⭐️

 

ちょっとしたホラー映画に近いですね。これが最高傑作と言われる所以が本当によく分かります。ジョーカーはどこまでも極悪非道で圧倒的に病んでいる。救いようのない悪。ジョーカーが現れずゴッサムシティを蝕むことさえしなければ、バットマンも必要ないんだから。

 

個人的にええ!だったのはこのジョーカー役のヒース・レジャーが大好きなミシェル・ウィリアムズの旦那さんだったということ。「どうせ旦那はハリウッドによくあるロクでもない売れないカントリー歌手かなんかだろう」と勝手にに思い込んでいたのですが、まさかこんな名優だったとは両手をついて謝りたい。

 

 

4. バットマン ダークナイト ライジン

 

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⭐️⭐️⭐️

 

おもしろかったんだけど、もはやバットマンが人間味に欠けてきた作品だったなと思いました。3時間くらいあったような気がするんですけど、途中中だるみもし、しかもジョーカー不在でその代わりの悪役のどんでん返しがありマスクマンが実は良い人だった、というちょっと意外なオチもあり。

 

 

クリストファー・ノーラン監督の映画、いくつか観たことありますが壮大で大スペクタクルでCGフル活用で物語も複雑で近未来なものが多く、そういうの苦手な自分もこの監督作品にはある程度の信頼をおいています。バットマン三部作、十分満喫しました。

 

 

本当は初代バットマンの後の「バットマン リターンズ」と「バットマン フォーエバー」を先に観るつもりが順番間違えて三部作へ行ってしまいましたが全く問題なしのようで、やっと勉強も終わったので「ジョーカー」を観に行きました。

 

 

 

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⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ +BGMもよかった

 

(ネタバレしまくります)

 

星5。これ、めっちゃくちゃおもしろかった。「ジョーカーはなぜ生まれたか」の答えは簡単。世の中から排斥されてしまいがちな弱者の人間が唯一達成感を感じることが人を殺めることだった、という結論なので、これに共感しちゃったらヤバイと思います。

 

この映画は「タクシードライバー」や「ダンサーインザダーク(二度と観たくない映画No.2)」などにもなぞらえられているようですが、確かにうなずける。「タクシードライバー」のトラビスはジョーカーと生い立ちや経緯は違いますけど、「けしてヒーローにはなれない社会因子の一部がヒーローになってしまう」という展開では全く一緒。こういう影の人間が主役になって人の心の奥底をえぐり出すような作品を久々に観たような気がします。映画「ジョーカー」は、一人の男が初めて手にした自分の暗闇が解放されたことへの喜びと、世の中の人々の不平不満がたまたまシンクロし暴力と混乱を生み出していく話でした。恐ろしい。

 

 

バットマンは愛と悲しみから生まれ、ジョーカーは孤独と絶望から生まれた。どっちが強いかっていうともしかしたらジョーカーなんじゃないかな。映画のラストはもはやクレイジー。ああ、ゴッサムにはバットマンが必要だと強く感じたエンディングでした。

 

 

あと、最後バットマンのお子様時代が登場しました。あのつなぎ方はすごくうまいですね。おおおーーーーとなって、事前に予習してよかったと自分を褒めたくなりました。 隣にいた女子会3人集は誰もバットマンをよく知らないらしく、「最後の子、何だろうね」と話していましたがあれはバットマンです。このラストのオチもこの映画の旨味の一つなので、予習してよかったと何度も言わせてください。

 

また、もっと早くピンとくる人は、アーサーが自分の父親だと思って訪ねたお屋敷で彼の子供とフェンス越しに話すシーンで気づいたのでしょうね。私のバットマン歴が短いがためにここはあとで気づきました。

 

 

いや〜結構エグいしほぼホラー映画でしたから繰り返し観たいとは思いませんけど、この生い立ちがあってこそヒース・レジャーのジョーカーがますます引き立ちますね。あと10年後にもう一度観てもいいかな。好き嫌い分かれそうです。個人的にホアキン・フェニックスという個性派俳優が大好きで、彼の作品はほとんど観ていますが、今回も素晴らしい演技でした。世の中に(ちょっと病み方半端ない)悪役をやらせてピカイチなのは、ジャックニコルソン、ロバートデニーロ、そしてホアキンフェニックスでしょう。個人的にはオーバードーズで亡くなったお兄ちゃんのリバーフェニックスの大ファンで、中学の頃がんばって英語でファンレター書いたくらいですから、フェニックス家のことはいろいろ知ってます、任せてください(ってほとんどもう忘れた)。ちなみにファンレターの返事はついにこないままでした。

 

さて、シリアスなバットマンシリーズを観た後なので、今日は順番間違えてまだ観てない初期のティムバートン監督残りの作品をほのぼの鑑賞したいと思います。寒い日は家で映画鑑賞。そしてお昼寝など。

 

 

アディオス。

 

 

日々あれこれ:2019年11月バージョン

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エッグタルトのことをポルトガルでは「ナタ」と呼ぶことを初めて知った

 

 

そういえば一駅先のところにフランスの冷凍食品専門店ができていて、ブラックフライデー(今日はもうサタデーだけど)で安くなっていたのでお試し買いをしてみました。

 

パッケージ騙しなのかそうでないのかを極める貴重なお買い物です。

 

 

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見た目は悪くないんだけど、、、❌

 

 

 

先日のオペの経過観察のため病院へ。

道中にいる小僧が今日は防災訓練ファッションだった。

 

 

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生意気なのが最新の防災頭巾をかぶっていること。

うちの会社じゃまだ工事現場のヘルメットだというのに。

 

 

 

ファッションといえば最近気に入ったコーディネートがこれ。

 

 

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参考になりそうなものは写真撮っておく派。

 

 

 

 

 

 

 

先日ある講演会を聴きに行ったのですが、チャン猫がいました。

 

 

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逃げないようにひっそり忍び寄ると、、

 

 

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あちらからいらして頂きました!かたじけない!!

 

 

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すり寄って甘えてきました。かわいいね。ついつい普通に話しかけてしまってボケた老人みたくなってる自分が怖いっす。

 

 

ところでこれ、なんの講演会かというと熊本城についての講演会なんです。

シブいでしょう?

でもお目当てはこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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わざとスクリーンのシルエットになりたがる

 

 

 

 

くまモンでーす!!!!

 

 

 

 

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実は数年前にも実物を偶然見たことがあって、あまりにものかわいさに衝撃を受けて以来、いつかもう一度リアルで見たいと思っていたのです。普通に印刷物で見る限りはどこにでもいるご当地キャラ(といっても彼は先駆けだけどね)なんですが、実際を見るとフォルムの美しさに心を奪われます!!!

 

 

 

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クイズ大会の助手をするくまモン

 

 

 

 

 

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回答者と一緒に手をあげるくまモン

 

 

 

 

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ガッツポーズをするくまモン(個人的にはこれが一番かわいい)

 

 

 

 

 

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近すぎるくまモン

 

 

 

 

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ちゃっかり観覧客の膝に座るくまモン

 

 

 

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全員で記念撮影をする時はもちろんセンターのくまモン

 

 

 

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どこの角度にいる人にもサービス精神を忘れず気配りのできるくまモン





 

いい歳してくまモンが好きで好きでたまらなくなりました。

 

くまモン出動スケジュール」をお気に入りに登録しました。

東京に来る時はできる限り追っかけたいと思います。

 

 

 

 

 

そのあとは毎年必ず足を運んでいるライトアップを観に。

 

 

 

 

 

 

 

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この日はそれほど寒くなくていい夜でした。

 

 

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小学生が描いたイラスト。

ここは熊本にゆかりのある場所なので熊本復興応援メッセづいています。

 

 

 

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講演会も実は結構おもしろかったので、ちょっと熊本に行ってみたくなりました。

 

これちょっとウケたな〜。

 

 

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その帰りはこれまたいつものルーティーンがあるんですが、もったいぶって別途掲載します。

 

 

 

 

あ、そういえば先日訪日していたパーパ フランチェスコローマ法王)。

 

この目でしっかり拝ませて頂きました💘

 

 

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バチカン市国の大使館ってあるんですね!初めて知りました。

年季の入った味のある塀で囲まれた立派なお屋敷でした(外から見ただけ)。

 

 

 

 

さて、今年もこの季節がやってきました〜♫

 

 

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(去年の写真使いまわします)

 

 

 

2年前に大人買いしたリース達が今年も彩ります。写真使いまわしですけど。

 

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このホネホネロックはオアハカで買ってきたやつ。気に入ってます。

 

 

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あれ?ラスボスの写真がないな。

 

 

 

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じゃあこれだけちょっとこれだけ付け足し。

 

 

 

 

 

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ツリーのラスボス、うちはサンタじゃなくてマリア様です。

これもオアハカで買ってきたやつ。

用途はリースじゃないと思うけどここ以外に使い道がなくて。。。

 

 

 

 

 

いよいよ今年もあと一ヶ月となりました。

今年がどうか穏やかに過ぎて行きますように。

心からそれを願います。

 

 

 

どうか、どうかどうかどうかどうかどうかどうかどうか穏やかでありますように。

 

 

 

 

 

 

 

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くまモン後ろ姿(フリー素材より)

 

 

 

 

 

今日のスカイツリー

うちからスカイツリーが見えるのですが、今日はいつもと違う気がする。

光線の強さがいつもより鋭い気がする。

写真なんか撮ってもどうせうまく写らないだろうから無駄だとは思いましたが、わざわざお風呂上がりに寒いベランダに出て試しにやってみました。

 

 

ちっさ!

 

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今日はタワーの先端が赤や青や緑や白に変化しています。

 

 

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調べてみたらこんなでした。

 

 

【2019年11月29日 17:30~22:00】

〇 クリスマス限定ライティング『シャンパンツリー』

東京スカイツリーを世界一高いクリスマスツリーに見立てた「シャンパンツリー」
もみの木をイメージした東京スカイツリーシャンパンゴールドの光で彩るクリスマス限定ライティングを点灯

 

 

まあでも今の時間はとっくに22時を回っているので該当しないんだけどな。

 

 

ほんとはお部屋の中からの方がよく見えるんだけど、夜だと窓に部屋の中が反射して写り込むのでやめておきます。

 

 

 

最近やっといろいろ慌ただしいのが落ち着いてきていつもの日常に戻ってきているのだけど、考えてみれば今年は十分すぎるほど駆け抜けたような気がする。それっていつものことなんだけど、今年は少し密度の濃い一年だった。それをすぐに忘れてまた全力疾走しそうになるからちゃんと思い出して自分に少し気を抜きなさいと言い聞かせないとならない。

 

 

 

なんかパワーでないから、明日は焼肉でも食べに行こうかな。

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

チアパスの先住民/シナカンタン村

 

そういえばすっかり忘れていたけど、チャムラ村ではもう一箇所、「指導者の家」というところを訪問した。とにかく写真が残っていないので記憶も同時に薄れてしまう。写真と記憶はどれだけ密接に関連しているかを改めて感じさせる。

 

 

 

 

指導者の家

指導者という訳が正しいのか分からないけど、Spiritual Leaderと呼ばれる人は村で一番の権力者であり、一年に一度選出される。私たちが訪れた指導者の家はこんな感じ。

 

  • 家の一角には大きな立派な小屋がありその中に入ると広い土間がある
  • そこに人々が座れるように長椅子も用意してある
  • 正面には緑の葉っぱで一面をあしらわれた大きな祭壇のようなものがある
  • 英語が難しい単語ばっかりでさすがにちょっとよく分からなかったけど、リーダーになるのもすごくお金がかかるとかなんとかって言ってた
  • 村で唯一アルコールを飲めるのはこの指導者の家のみだそうで、地元の蒸留酒メスカルがここではふるまわれる

 

やはりどの村にもどの時代にも酋長みたいな人は必ずいてきちんと村を守っているんだなあという感覚がする。肝心の指導者様がご不在によりお会いできず残念だった。

 

 

 

さて、チャムラ村を後にして次はサンロレンツォ・シナカタンタン村というところへ移動。

 

 

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その道中でお墓があり、そこでいったん降りて説明を受けた。

 

 

 

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車の中からお墓のある場所を見る

 

 

チャムラのお墓

ガイドさんによると、ここは典型的な彼らのお墓のスタイルで、枯れた松の葉と色付けされた十字架が立てられている。十字架の色は年代によって色別にセグメントされているそう。

 

白=赤ちゃん

青または緑=子供

黒=大人

 

チャムラの教会でお祈りの時に使用されていた松の葉は、ここでは十字架をまつるアイテムとして使われていた。(枯れた茶色の葉っぱがそれです)

 

 

中央にある教会は、その昔スペインの侵攻により倒壊しそのままになっているらしい。壊れた教会とランダムに十字架が並び、古びた松の葉が弱々しく風で揺れる墓場。荒廃感漂い神秘的というよりはちょっとシュールな感じがした。

 

 

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ご存知の通りメキシコは死者のお祭りがあるので有名。11月にいわゆる日本でいう「お盆」みたいな時期があって、そこではとびきりカラフルで華やかなコスチュームを着て町を歩いたりガイコツグッズがあふれたりする。このお墓も果たして他のメキシコ地方と同様に彩られたりするのだろうか。見た感じそんな風には見えないけれど。。。 

 

 

 

さて、チャムラ村は市場やお店などもあって賑やかだったのに対し、シナカンタン村は閑散とした村落といった感じ。商店も見当たらず人の往来も少ない。

 

 

 

 サンロレンツォ・シナカンタン村

村のメインでもあり重要なスポットの教会。

 

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写真絶対NG

内部は入場許可証を発行してもらわないと入れないらしいのだけど、ツアーはそれも全て込みになっている。内部写真は一切NGで、カメラを持っている姿そのものが挑発となる為どうかカメラも携帯もカバンにしまってから教会に入って欲しいと言われた。

 

 

シナカンタン教会の内部

私たちが教会に入った時はちょうどミサをやっていて、10分程度見学させてもらった。チャムラの教会とは異なり、中央に祭壇があって聖人のようなお人形が納めてある。そこの中央には指導者とその周りに5〜6人の男性が白い衣装を着て祈祷をしていた。おつきの男性数名はこの指導者に仕えるメンバーで、常に複数人が彼を支えるのだそう。 

 

このインディオの村々はそれぞれ大きなコミュニティが存在していて、部族の系統は同じでも微妙に民族が異なるらしい。それぞれの指導者は常にその長となって取り仕切っているのだとか。とても大事な役割を担う責任者で偉大なる存在。

 

 

 

 

村の法律家

もう一つこの村には弁護士のような法律家がいて、村人に善悪の説教をしている場所がある。法律というか道徳を説くような感じなのか。ちょっとよく分からないけど人々はそのお説教を聞くことにより物事の良し悪しを学ぶ場として活用しているのだとか。その日も多くの村人が熱心に話を聞いていた。写真NGで私たちもちょっと覗いた程度。

 

 

配給

配給というのが正しいのかどうか分からないけど、決められた日にお金が支給されるのか、それとも貯金をおろせる日がその日と決まっているのかちょっとよく分からないけど(すみません、うまく聞き取れなかった)大勢の村人がホールみたいなところにいて配給を待っていた。彼らにとって現金を手にすることは我々現代人のように簡単にはいかないらしい。

 

 

地元の民家

最後はシナカンタンの村にある民家を訪問するというものだった。ガイドさん曰く、ここまで踏み込んだ内容は他のツアーにはないとのこと。ありがたい。

 

 

おばあさん

家に入る前にも必ず注意事項を言い渡されるのだけど、「家の中におばあさんがいるから、必ずきちんとご挨拶を忘れないように」とのこと。

 

 

機織り

実際に入るとやはり土間と小屋があって、土間の奥にご高齢のかわいいおばあちゃまが座っていた。娘なのかお嫁さんなのかお孫さんなのかは不明だけど、女性が昔ながらの方法で機を織っているのだけど、機織り機じゃなくて手製!

 

(写真OKと言われて撮らせていただきました)

 

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この村の人々は昔ながらの手法で機を織る

 

 シナカンタンの民族衣装はチャムラと異なりとてもカラフル。そんなカラフルなテキスタイルをこうやって手で織っている。柱に紐をああやって通して糸がぴんとなるように張らせて織るのだから力がいる。がんばって!

 

 

 

民家のキッチン

 

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キッチンも土間のようになっていて冬がとにかく寒そう

 

 

このあとはキッチンを案内してもらい、彼らの生活がこの何十年でどれだけ変化を遂げたのかを滔々と説明を受け、インディオに対する現代人の差別や迫害の話を聞いた。

 

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生活用具が壁に整理整頓されている。ナイフがいやに生々しい。。。

 

 

とうもろこし

乾燥されたカラフルに色分けされたとうもろこしの説明を受けたのだけどちょっとうまく聞き取れなかったか忘れた。なんか意味があるとかなんとか言ってたような気がする。

 

下の写真、テーブルの脇に色分けされた乾燥とうもろこしが見える。

 

 

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なんだか強いお酒を振舞われ、全員で回し飲み

 

 

この後ガイドさんのトークに熱が入り、チアパスを守れ!インディオの生活を守れ!と熱くなってパンフレットを渡されて戸惑う我々ツアー客。少し落ち着くのを待ってから、土間にいるおばあちゃまと女性の皆さんに丁寧にご挨拶をして家を後にした。

 

これでツアーはおしまい。

一路サンクリストバルデラスカサスへ戻る。

 

 

 

 

と思ったら、この家の女性二人がやって来て、町(サンクリストバルデラスカサス)まで車で一緒に乗せていってもらえないかとのこと。我々も全然オッケーというと早速車に乗ってきて、一人はわたしの隣に座った。

 

 

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村落の光景

 

 

一体彼女が何語を話すのかも分からないし、外国人に対する警戒心は半端ないような印象があるので特に何も話さないんだけど、ガイドさんとはとても仲良く会話をしている。そうだ。今しかないかも、と思って、ポケットに忍ばせていた飴とフルーツゼリーをそっと渡すと、何も言わずに受け取り、後ろに座っていたもう一人の女性に手渡ししていた。

 

美味しいといってくれるといいなぁ、フルーツゼリー。あれはキューバで飢え死にしないように持ってきた非常食だったけど、こうやって無事にメキシコまで来たし、わたしにはもう必要ないから。

 

 

先住民の人たちも昔ながらの規律を守って生活しつつ、このメキシコの小さな村々にも遠路はるばる観光客が押し寄せるようになり、サンクリストバル・デ・ラス・カサスはメキシコ周遊するバックパッカーには外せないスポットとなった。インターネットの普及が及ぼす経済効果により村は潤い、現代文化が浸透し、おそらく先住民もある程度その恩恵をあやからずにはいられない部分もあるんだと思う。

 

一方で私たちは異なる異文化の種族を好奇心を持って(きちんと敬意を払うことを忘れずに)村をこうやって訪れるのだけど、ひとたび町に帰って後で彼らが「ムラーノ」と呼ばれることを知ると途端にちょっと警戒心を持ってしまうのは我ながら大きな矛盾だなと思った。私たちはさほど意識していなくても、そこにはどうしても貧富の差と無意識の差別が生まれてしまう。おそらく彼らはそれをもっと身近に感じているに違いない。

 

先住民の民家でガイドさんが口角に泡を飛ばしながら彼らの受ける迫害と差別を思い出し、そうは言っても需要と供給、時代の変化を考えればどこまで許容し合わなねばならないかはいずれ決着しないとならない問題。けれど部外者の私が口出しすることでもないので彼らにお任せしておきたいと思う。

 

 

 

 

サンクリストバルデラスカサスのソカロでバンは止まり、ツアーは解散。

ガイドさんと運転手さんにツアー代を現金で払ってチップも渡しお別れ。

とても充実していていいツアーだった。

 

 

 

自分に英語の読解力がもうちょっとあればなお可だった。ガイドの言ってることが全部わかりきれずにそれだけが残念。でもいつかどこかでわたしがこの村のことをテレビなり雑誌なり何かの媒体で見ることができれば、きっとこの時を思い出し懐かしく思い、そして聞き取れなかったとうもろこしのくだりを理解できる日がくればいいなあと思う。

 

 

なんだったんだ、とうもろこし。

 

 

 

 

 

今回利用したツアーはこちら。

Alex and Raul Tours

Alex and Raul Tours | Culturally Responsible Tours

 

直接彼らとコンタクトをとって予約。

Facebookもやっていたので、Messangerでもやり取りできます。

 毎日催行。

 

チアパスの先住民/サンファン・チャムラ村

 

起床。

 

 

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いいホテル。

目覚めが気持ちいい。

 

 

 

 

 

 

今日は日帰りツアーに参加の日。

数あるローカルガイドの中からTripAdvisorでスコアの高いツアーを選んだ。申し込み方法は「当日カテドラルの前で9:30に集合。以上」だったので、当日すれ違ったりしたら大変なことになると思い、「日本人が一人参加するのでよろしくね(絶対見つけてね)」と念を押してもらった(ホテルのマダムが親切にもその役割を買ってくれた)。

 

 

 

カテドラルはホテルから歩いて3分程度。昨日パン屋さんで買ったパンとコーヒーで朝ごはんをし、チェックアウトを済ませて荷物は夕方まで預かってもらうことにして待ち合わせ場所へ行く。

 

 

 

私の過剰なまでの心配をよそに到着するや否やすぐにツアーのガイドさんが声をかけてきてくれて事なきを得る。この日は他にフランス人の一人旅の男性と、イギリス人のカップルと私の4人がメンバー。やがて6人乗りのバンがやってきて近郊の村へと出発した。

 

 

このツアーは、サンクリストバルデラスカサスの近郊にあるマヤ文明インディオの末裔が暮らす村をめぐるもの。これを体験したくてわざわざこの町にやって来たというのもあるし、メキシコ旅行のハイライトでもあったからすごく楽しみにしていた。自分にとってメキシコのイメージはこの先住民そのものであり、いつか訪れる時はきっと会いに行ってみたいと思っていただけに期待も高まる。オアハカサンクリストバルデラスカサスでも先住民のような人々を見かけたけれど、村そのものに行くのは特別な感じがした。 

 

 

サンファン・チャムラ村

 

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サンクリストバルデラスカサスを離れるともうそこはまるで日本のような親しみやすい風景が続く。緑が多くて肥沃な土地のようだし作物もよく育ちそう。どんどん丘を登り小さな峠を越え、15分程度でサンファン・チャムラ村へ着いた。

 

 

 

 

 

 

マヤ文明はメキシコで一番最初に発展した文明。先住民(インディオ)たちはまだなおこのチアパス州の奥地に生息し、今なお独自の生活スタイルと伝統を継承しているとのこと。ただし非常に厳格なルールがいくつかあるしガイドなしでは立ち入れない場所も多い。彼らの顔なじみと一緒にいないと途端に警戒されトラブルになることも多いらしいので、もしここを訪ねる機会があればローカルツアーに身を委ねるのが得策だろう。単独で行けないこともないだろうけれど、ガイドの説明なしではなにがなんだかちんぷんかんぷんだし、顔見知りのローカルガイドが同伴していることで彼らに安心感を少しでも多く与えることは我々ができる最低限のマナーと礼儀でもあると思う。

 

 

 

写真撮影はほぼNG

まずこのエリア一帯写真撮影がほぼNG。「いいよ」と言われたタイミングでしか撮れない。だから隠し撮り用に持参した望遠レンズも全く役に立たなかった。カメラを出す行為自体が冒涜のように思われる気がしてなす術がない。それほどまでに神聖なんだというプレッシャーをとても強く受ける。

 

 

 

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中央にいるのは同じツアーのイギリス人カップ



 

この教会はチャムラ村のメインスポット、サンファン教会。

大きな広場に面して建っていて、目の前では青空市場も開催されている。

 

 

 

教会の中は絶対撮影禁止のため、入る前にガイドさんに「カメラは全部バックの中にしまって下さい。お祈りしている人々を刺激するような行為は断じて許されていないので絶対にカメラはやめて下さい」と何度も繰り返され、遂には「なんかあっても俺知らねえからな。自己責任だぞ」みたいな脅しも言ってくるのでマジで怖い。

 

 

 

ということで建物内の写真がないので文字で説明を。

 

サンファン教会の内部

  • 教会に入った途端モワッとお線香の煙と香りに包まれる
  • 中央には象徴すべき祭壇も偶像も一切何も置かれていない
  • 十字架もキリスト像もマリア様もいない
  • 正面向かって左側の方にはガラスケースに入った数体の人形がきらびやかな衣装を着て収められていたのであれが偶像あるいは聖人なのかもしれない
  • 壁画もなく装飾もない
  • テーブルも椅子もない
  • 人々がグループになって床に直座りしそれぞれお祈りをしている
  • 床一面に松の葉が敷き詰めてあり、長いろうそくが何本も灯っている
  • ろうそくは床に直おきで立てられていて一帯に松の葉が隙間なく敷いてあるので個人的には火事が心配でたまらない
  • お線香の香りでとにかく煙い
  • 床が溶けた蝋のワックス効果と松の葉でスケートリンクみたいにツルツルしていて足が滑ってしょうがない
  • 滑る=ろうそくを倒す=火事になる=八つ裂きにされる=という妄想が頭から離れず気が気じゃない
  • しかも足の踏み場もないほど人口密度が高いので歩くのに集中しないとならずおちおち観察もできない

 

 冷や汗かきながら教会の中を一周してガイドさんが待つ出入口へ大人しく戻る。。。

 

 

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 雄鶏の儀式

 興味深いのが、彼らは未だに生きた雄鶏を生贄に使うこと。それは呪術ではなくてあくまでも健康成就(または祈願)の時に神様への祈りを捧げる儀式なのだそう。それは一家の家長(男性)がすることになっていて、雄鶏の首をへし折って絞めて殺し、そのあとその雄鶏を家族で食べるのだと言っていた。

 

 

実際に立派な雄鶏(本当にすごく大きいです)を連れて来ている家族がいて、私が教会の床で滑って転ばないように恐る恐る忍び足で歩いている最中に目の前で首をへし折る瞬間を見てしまった。。。びっくりしたけど上手に一度でちゃんと絞めていたので手慣れている感じがした(雄鶏も泣きわめくわけでもなく静かに息を引き取っていました。合掌)。

 

 

魔除けのコーラ

また、このあたりの人々はコーラをお祈りの時に使うようでコーラ瓶をそこら中で見た。なぜにコーラかというと、コーラが体の中の悪玉や悪霊を払うという効果があると信じられているそうで、諸説ありそうだけどげっぷをすることがその証拠だと思われているらしい(だからと言ってそこら中でコーラを飲むわけではなく、あくまでもお祈りのアイテムの一つとして持参しているように見えた)。ファンタやペプシでも、と言いたいところだけど多分最初に伝道されて来たのがコーラだったからそうなったんじゃないかな。黒いし。

 

 

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教会前の料金所



 

 

 

入り口の前にいる二人はチャムラの先住民。

確か白い服の方が位が上って言ってたような気がする(違ってたらすみません)。

このふわふわの黒、あるいは白い毛足の長い衣装がこのチャムラ村伝統の民族衣装で、チアパスの村人たちは種族=村ごとにこの民族衣装が異なるのだそう。

 

 

あとで町に戻って見つけたけどこれもチャムラの先住民の伝統衣装。

女性はこういうふわふわの黒いスカートを履いている。

 

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サンクリストバルデラスカサスの町を普通に歩くチャムラのインディオ



 

 

 

 

チャムラの自衛団はなかなか権威のあるコミニュティのようで、村の掟を破ったり罪を負った人々を檻に入れて見せしめにしたりすることで規律を守らせたらしい(その檻も実際見に行きましたが当然撮影禁止)。その自衛団はいまも存在していて、実際の見た目も大男揃いなのでなかなか怖い。ツアーのフランス人男性が彼らの写真を撮りたいとガイドに言うと「許可を取りに本人たちに聞いてくるけどもちろんお金は払わないといけないよ」言われ一同シーン。。。なんとなく写真って場違いのような発言に感じてくる。彼も結局写真は諦めた。

 

 

 

少ない自由時間を使って教会の前の青空市場を歩き、そんなわけでポストカードを見つけて買った。

 

 

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実際にこの自衛団の事務所があってこのコスチュームを着た大男たちがたむろしていた



 

 

絶対自分では撮れない自衛団と教会全景のを三枚選んでお金を払おうとすると、売り子のお兄さん(もちろん地元の先住民)がまさかの英語で「これも持って行きなよ」と言って一枚おまけしてくれたのが右上の女性のポストカード。ありがとう。そうだよね。母強し。自衛団ばっかりじゃね。

 

さっきのフランス人が私の後をついてきて、ポストカードは良いアイデアだと言い彼も買っていたけど、お店の人はおまけしなかったので私はラッキーだったみたい。

 

 

イギリス人のカップルのうち女性の方がガイドさんに「キャンディを持って来たので子供達にあげてもいい?」と聞くと、「いいけどあの子らも近頃は観光客が来ればなんでももらえると思い込んできているからあまり甘やかさないでくれ」と言われたのに、バンから降りるやいなや飴をばらまき始め子供達が彼女に群がり、その姿はまるで昔写真で見たおばあさんの頃のオードリーヘップバーンのアフリカ慈善活動。そんなイギリス人女性を見て偽善者だなとつい笑ってしまう。

 

そんな私も実は密かにポケットにキャンディとフルーツゼリーまで隠し持っておりタイミングを見計らっていたのであった。

喜ばせたいと思う気持ちだけは一緒みたい。

やり方は違うけど。

 

 

 

どんどん話が長くなってきたので二部構成にし、次回に続く。

 

 

 

 

 

11月の日曜日

先週ちょっとオペをしてもらった。オペと言っても局部麻酔して4cm程度の切開してもらっただけ。大したことではないし経過も順調なんだけど、切り傷ってやっぱ痛くて最初はしんどかった。金曜に抜糸してもらい、なんと「一週間貼りっぱなしにするテープ」というのを処方される。それを繰り返して傷跡をなくすのだとか。毎日張り替える必要もないし薬も塗らず。

時代はすごい。

 

 

 

毎年ヘルスチェックは10月にすることを数年前からなんとなく慣習づけていて、今年も一通り終わってホッとしたところ。検査も結構疲れる。今年も健康良好で視力も両目1.5を叩き出し(もっと見えてる自信あり)今のところ何もなくて安心したものの、たかがかすり傷みたいな切開だったけどこうやって予期せぬところに不調がくるのだから人の体とは不思議なものだというか、解明しきれない出来事が起こるものだなあと思った。

 

 

おかげさまで一週間禁酒、安静でじっとしていることが多かったけど、もともと家でぐうたらすることも大得意なので、たまった録画観たりバットマンシリーズのおさらいをしたり家を掃除したり洗濯したり本を読んだり体に優しいご飯を作ったりして過ごした。

 

 

喪中ハガキで身内の訃報を知った友人が数名お花をくれてとてもジーンとする。アレンジメントは3−4日でダメになるというイメージがあるけど、今回は毎朝しっかりこうやって太陽光にあてて光合成させ、水をこぼれそうなほどヒタヒタにすれば余裕で持つということを知ってめちゃくちゃ嬉しい。一週間経ったけど毎日元気に花を咲かせていて、それを見るだけで癒される。

 

 

 

 

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こないだオペに行く日の朝に目撃(尾行)したワンちゃん。

 

 

 

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イタリアの友達が歴代飼っている犬で日本では滅多に見ないから思わず「すみませんこの犬種知ってます」と声をかけそうになる寸前でやめた(怪しい人と思われそうで)。

早速隠し撮り写真を友人に送ったら「これはbracco tedescoといってうちの犬の親戚らしいよ」との返信が。braccoの意味はわからないけどtedescoはドイツなのでドイツ犬なんだと初めて知った。手触りがシルクみたいにツルツルして体温を直に感じるのでとてもあったかい。そんな犬。性格も触り心地と同じようにとても優しい。

 

 

今日はお天気がいいので、お昼頃近くの公園に行って日向ぼっこしながら本を読み、帰ってきてから冷蔵庫のあまり野菜全部突っ込んだスープとフォカッチャを食べた。フォカッチャはさらにオリーブオイルと岩塩をふりかけてオーブンで焼くと激ウマになる技(ってほどでもないが)を覚えたので近頃リピート買い。

 

あと、昨日洗濯干してたらどこからともなくきのこご飯の匂いがしたので触発されて、今日はきのこご飯の仕込みをして大根の煮物を作った。

 

 

ということで、つまらないひとりごとにおつきあいいただきサンキューです。

今年もあと一ヶ月半。

来週はクリスマスツリーを飾ろうかな。