今年の夏は、海辺で背中にジリジリ太陽の日差しを受けながら、大汗かいて雪山登山の小説を読みました。
おもしろかったねぇ。。。意外なラストだったなあ。。。
(裏表紙の簡略なあらすじが暴露もいいとこで、うっかり読んでしまってから本気でムカつきました)
昭和漂う男気や女気が個人的には嫌いじゃなくてそれぞれの登場人物が大変魅力的だったし、山登りの迫力にグイグイ引き込まれました。ちょっと衝撃的なオチというか、とても悲しい物語の結末なので詳しくは語りませんけど、それでも物語全体に昭和ロマンを感じました。いい物語だった。
これは友達がくれた本で(私にはよく本をくれる友人がいる)、彼女いわくこの本に出てくる山小屋は実際に存在するのだとか。何度か訪れたことがあるそうで、その度にこの本のことを思い出すと言っていました。
うちの叔父も山登りが好きな人でした。
エベレストに二回挑戦したそうです。
父もその影響で何度か登山をしたことがあります。
以前、山登りをするときは必ずウールのセーターを持っていくようにと教えてくれました。雨風雪にあたった時コットンだといつまでも濡れて乾かないので体を冷やすが、ウールは比較的乾きが早く体を温めるからなのだそう。
そしてうちには随分前から熊よけの鈴があります。
スイス製(多分)です。
持ち手にはチロルのテープがあしらってあり、かなり年季が入っています。
鳴らすとわりと低音の音がするので、熊も気づいてくれなそうです。
それを私は今でも大切に父の形見にとってあります。
写真撮ろうかと思ったけど地下のお部屋にしまってあるのでやめときます。
(夜に地下に行くと怖いの)