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これを読みながら、先日シリアの武装勢力から解放されたジャーナリスト安田さんのことを何度も思い出した。 機会があれば安田さんにお勧めしたい本だと思った。 あと、自分が病気したりおばあさんになったら再読しようと誓って本棚にしまった。
伊丹十三おじさんのお話をそばで聞かされてるような感覚の本。 英語が得意で海外滞在歴があるなんて知らなかった。持論が痛快でクスッと笑ってしまう。なんか伊丹さんのキャラに好感持てます。 エッセイは相性。 追伸 ただ今Macの写真アプリの同期がうまくい…
パリに「Temple」という駅があって、「タンプル広場」という広場があります。 ちょうどマレ地区から上の方にあがっていったところです。 タンプル広場といえばフランス革命の時に多くの政治家や革命家が収容された要塞があったところで、ルイ16世とマリーア…
先日神保町で買ってきた古本の一つ。 これ、めちゃくちゃおもしろかったです。久々のヒット。 ミステリー短編集で、絶対に読むものを裏切る仕掛けになっていました。 ストーリーも興味深く(奥さんを殺そうとしてお金目当てで偽装婚する、銀行から10ドルか消…
作家村上春樹さんに作家川上未映子さんがインタビューした話の本。 ちょうど「騎士団長」を読み終わった頃でタイムリーだったので即買い即読み。 思ったのはやっぱり村上作品について誰かよその第三者が解読して語り、それを活字にするってすごく違和感あり…
先週いわさきちひろさんの画集を買いに本屋さんへ出かけてきました。 子供好きな友人へのクリスマスプレゼントとして前から決めていたのです。 おそらく比較的大きな書店でしか取り扱いがなさそうだし、できればゆったりできるソファで日当たりのいいカフェ…
先日友達がおすすめだからどうしても読んで欲しいと言われて借りた本。 いや~。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 全く肌に合わなかった。 (いちいちめんどくさい言い回しでイライラしました) お口直しにポール・オースターの「オラクル・ナ…
子供の頃に何百回も図書館で読んだ絵本。 ゆきむすめ 本屋さんで見つけてつい買ってしまった。 ゆきむすめは、子供のいない老夫婦が雪でむすめを作ったら本当に人間になって現れた待望のむすめでした(↑上の表紙参照)。 大喜びしたおじいさんとおばあさんは…
先日「降霊会の夜」という本を読んでとても胸にくるものがあり、浅田次郎さんの作品をしっかり読んでみようと思って、苦手な時代小説に挑戦しました。 「壬生義士伝(みぶぎしでん)」と読みます。 吉村貴一郎という南部藩のが脱藩し新選組として生き抜く物…
向田邦子さんの本を読む人というのは大人だと思っていた。 なんとなく自分は適齢期じゃないと思ってきたけど、どうやらそんな図々しいことも言えなくなってきたので思い切って手に取りました。 あらすじは四姉妹とその家族を描いたファミリードラマです。 わ…
児童文学の師、松谷みよ子さんが逝去されました。 講談社青い鳥文庫、懐かしすぎる。 この青いふちどりの本は面白い作品が多いというイメージがありました。 松谷さんといえば「ちいさいももちゃん」の作者で、幼少の頃何度も何度も繰り返し読んだ、当時のバ…
遂にこの日がやってきた。 村上春樹さんがみんなのメールに答えてくれるサイトが期間限定オープン。 http://www.welluneednt.com 過去にも何度かこういう機会があったのだけど、その時は存在自体知らなかった。 40歳の頃の村上さんの作品は、勢いもあってキ…
なんとなく最近の本でも読んでみようと思って手に取った本。 ギリアンフリンとはアメリカのミステリー作家。 ここしばらく最近にデビューされた新鋭作家だそうです。 写真をみたらなかなか素敵なお顔立ち。 ところが作品の内容自体はエグいしリアルだし、ホ…
友達のプレゼントにレシピ本を探していたら偶然見つけたもの。 これまで自分が作っていたレシピとは異なるので、こうやって誰かのやり方を知るとふぅーんそうだったんだ、というふうに刺激を受けるというか、勉強になります。 特に、トマトソース。 私のは我…
これはこれは。 想像を遥かに超えて、このパリガイドはなかなかよくできていました。 (男子でラデュレに行くのはどうかと思ったけど) 全体的にどこかレトロな感じで写真もかっこよかったし。 情報量も豊富で目的も明確で、記事の文章も正直でストレートで…
僕がまだ年若く、心に傷を負いやすかったころ、父親がひとつ忠告を与えてくれた。 その言葉について僕は、ことあるごとに考えをめぐらせてきた。 「誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよ」と父は言った。 「世間のすべての人が…
毎年、お正月休みは年越しが過ぎたらすることもないので、長編小説を読むことにしています。 いちいち毎年何を読んだかなんて遠い過去のことまでは覚えてないけど、確か一昨年は「レ・ミゼラブル」、去年はレイモンドチャンドラーのなんか、今年はトルストイ…
読了、3回目。 年末から読んでいる大長編の第2巻がなかなかamazonから届かなかったので、つなぎとして読む。 村上春樹さんの本を読んで感想を書け、ともし誰かに言われたら ノーノー、それは無理な話です。 この人がいい理由は言葉では言い表せるものではな…
まだ読んでないのに気付いたら文庫になっちゃって。 オースターはお気に入りの作家の一人で、過去の作品は初期も含めかなり読んでいますが、この作品も久しぶりに琴線に触れるような作品でした。映画に対する思いとか、家族を失う喪失感とか、とりかえしのつ…
私がさっき書いたような夢をみたのはこの短編を読んでいたせいかも。 これに「タクシーに乗った男」という短編があるのですが、私はこれがいたく気に入っています。 そして同時に、友達の話を思い出すのですね。 二つの話がシンクロして、なんとも言えない気…
ジョージ・オーウェルは天才だ。 ドストエフスキーの作品に「地下室の手記」という短編があるのだけど、それに限りなく似ている。 1人の主人公が自虐的にひたすら自分を追い込んでいく何とも暗い話。 主人公のゴードンは考える。 世の中はすべてお金に操ら…
イメトレ用に。 読了2回目。 村上氏のエッセイはいつも気取らずそのままのことを書いてある。 走るときに何を聴いているか、なぜ走ることが好きなのか、これまで走った中で一番過酷だったマラソンは何か、海外でどんなところを走ってきたか、どれくらい辛か…
(あらすじ) 石垣島の向こうにある小さな島を買収する目的で訪れたある男が知る、その島の住民の恐ろしい習慣と秘密。セクシーな島の女と島の秘密に魅せられて立ち入った先にある結末は・・・。 ちょっとショッキングなストーリーでしたが、こういうのって…
これ、おもしろかった~!!! 最近ここの出版社の方から時々新刊などをやまほど頂くようになり、その中にあったものです。 この本、企画者がよかったのかインタビュアーがよいポイントをついていたのか、 とにかく内容がおもしろいし、三浦友和さんの人とな…
村上春樹さんの新刊が出るようです。 結構不定期にちょこちょこ出てますが、最近出版された小沢征爾さんとの対談集は文庫になるまで待つことにします。 こっちが1月末に発売するらしいのでアマゾンで予約しておきます。 すごく楽しみです。 村上春樹さんを師…
これは・・・面白かったゾ。 アゴタ・クリストフの三部作「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」以上3冊を一気読み。 ●「悪童日記」は、ふたごの子供が主人公で3人称形式で綴られていく。短いセンテンスでまとめたショートストーリー仕立てでリズミカル…
16日に「1Q84」の第三巻が発売されます。 前回爆発的に売れてしまい、ファンとしてはいささか(かなり)複雑な心境です。 村上さんの作品は、ごく一部の限定された読者の間で楽しまれる、っていう印象が強いからです。 万人受けではないですからね。 だから…
(あらすじ) 時空間を越えたタイムトラベル青春群像。 物語の主人公「ぼく」は友人と共同経営をし、様々なロボットを開発していた。しかしある日、その友人と婚約者に裏切られた「ぼく」はコールドスリープ(冷凍保存延命)と呼ばれるシェルターに入り、何…
カフカの「変身」を読みました。 ここにご紹介した画像はオリジナル本の表紙のようですが、これを見た時にあまりにもイメージ通りだったので嬉しくなったから載せました。ものすごい完成度の高い小説だったので非常に読後感がすがすがしいです。すぐにカフカ…
先日お伝えしたこの本、読みました。 さすが遠藤周作さん、どんなものでも読ませますね。一気読みに等しい感じでした。 ご本人はもともと亡霊だとか幽霊の類は一切信じないタイプなそうですが、実体験をすることにより信じるようになっちゃったみたいです。…