世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

モロッコ

�モロッコ最終章~心の価値観

カサブランカから空路で移動できないと知った私達は、すぐさまモロッコを脱出することに。 タンジェ(モロッコからスペインへ移動する国境の町)まではカサブランカから電車で約8時間くらいはかかると予想。すると朝早く移動しないと同日にスペインへ移動す…

⑬カサブランカのホテル事件

カサブランカの近代ホテルにチェックインした後、お腹が空いたのでとにかく出かける事に。 既に外は暗くなり始めていたけど、温かいものが食べたかった。 出かける前に旅友が言った。 「パスポート持っていく?」 うん、と私。 二人で腹巻にいつもどおり現金…

⑫カサブランカ発アテネ行き

【これ、アラブ語で書いた私の名前。今となってはどっちが正しい向きかが分からない】 さて、マラケシュは観光案内というよりも、ほとんど私的な話で終わります。本来はフナ広場の蛇使いや、水売りのおじいさんとか屋台の食べ物とかを紹介したかったのですが…

⑪マラケシュでハズカシ銭湯体験

マラケシュに何泊したんだろう。覚えていない。 トイレ宿はジャマエル・フナ広場のすぐそばにあり、宿の周りは茶色い土壁の家でひしめきあい、夜遅くにも子供の遊ぶ声や太鼓を叩く音が聞こえる、賑やかな裏通りでした。部屋の窓の外からそれらの雑踏の音を聞…

⑩マラケシュの危険な日本人女性

マラケシュの宿にいる間、あんなトイレの汚い宿に偶然にも1人の日本人女性がおりました。 聞くとOLを辞めて一人旅をしているとのこと。 ところが初めての海外旅行で、最初の国がモロッコなんですって。 これには少し驚いた。 皆様、モロッコって「日出ずる…

マラケシュのトイレ

さて、宿に戻った私は直ちにトイレへかけこむ。 前もって言っておきますが、私は多少汚いのは平気です。 絶対ダメなのはゴキブリとかです。以前タイに住む巨大ゴキブリの写真を友人からわざわざエアメールで送られた事がありましたが、さすがに凝視する事は…

⑧マラケシュのスーク

マラケシュ。 お腹をこわす。 起き上がれない。 でもここまで来たんだから観光しなくては!! ベットから這い上がり、ジャマエル・フナ広場へ。宿と広場は歩いて3分ほどの近さ。 モロッコは言わずとしれたイスラム文化です。女性の姿は当然見かけず、野郎ど…

⑦マラケシュの歯欠けジーサン

フェズからマラケシュの電車の旅は終わり、次の楽しみであった念願の町に着きました。 ところが喜びよりも苦痛の方がひどく、私の胃腸はすっかり縮み上がり水分を一滴も飲むことができず、当然食欲もありません。そしてひどく暑い。体調はまさに最悪です。 …

⑥モロッコのガイド料はhow much ?

フェズ観光最後は、フェズ市内が一望できる丘の上へ。 旧市街だけでも結構歩いたし、それなりに大きいと思っていたけど、 こうやって一望するともっと大きいことに気付く。 とりあえず写真を撮りつつ(撮らないと逆ギレするんだもんこのガイド) 私は嫌~な…

⑤モロッコの皮染め

フェズの観光は遂にクライマックスへ。 モロッコに来た本当の目的は一度、この皮染めを見たかったからです。 不機嫌ガイドが連れて行ってくれたのは、細い裏路地で、そこから2階に上がるとよく日本でも見かけるアジアンテイスト溢れたランプやさんがあり(こ…

④モロッコの従兄

さて、コーランの祈りで目を覚ました後の二度寝のあと、いよいよ張り切って市内観光へ。 前日の列車で出会ったとっても優しい人の紹介で、ガイド(いとこ)と待ち合わせの駅前へ。 駅前は常に賑やかで、たくさんの人。車。都会。 その雑踏の中で私達は自分ら…

③モロッコの目覚まし時計

さて、タンジェでお説教とフレッシュミルクの洗礼を受けた私達は、ようやく(待つ事5時間)フェズ行きの列車に乗ることができました。 フェズ。モロッコ最古の町。 しかも「あの皮染めるやつみたいね」が実現するのです。さいさきの悪かった私達もちょっとワ…

②モロッコの長老(駅トイレにて)

さて、,任話したお説教の後、私はあるからだの変化に気付きました。 「トイレに行きたい」 うーー。日本だって駅のトイレには異常なまでに躊躇するのに、モロッコの駅(プレハブ小屋)のトイレなんて行きたくない!!!汚いのをはるかに超えた想像を絶する…

①モロッコでの説教(タンジールにて)

はじめに。 「怒りのモロッコ」→なんで怒ってるの? 話せば長い、いろ~んな事があったんです。でもけして偏見だけは持って欲しくないのと、旅の最後の電車の中でとっても考えさせられる出来事がありました。だからモロッコ紀行中どんなに私が疲れても怒って…