今年の一月に鯉沼ミュージックから先行発売のお知らせがきました。
「トリオとしては最後の日本公演」と書いてあったので、ショックを受けてすぐチケット買いました。
ところが実際行ってみると、30周年の方にフォーカスされていて「最後」とは誰も触れていなかったのできっとまた来日してくれることを信じています。
今回の演奏はこれまでみたライブの中でベストでした。
お客さんのマナーがよかったので、演奏者と観客の息がピッタリ合ったという感じ。
アンコール3曲も演奏してくれて最後はほぼみんながスタンディングオベーション。
最高でした。
ここしばらく気持ちに余裕がなかったのかなんなのか分からないけど、キースの演奏がたちまち心に染み渡ってきて、なんだか感動して涙が出ました。最近忙し過ぎたからゆっくり音楽聴く余裕もなかったなあと反省しました。
来年はソロでやってきます。
ソロはキースジャレットの精神世界、10分間の即興演奏なんてザラになります。
彼のその世界は時に詩的で時に数学的なプラネタリウムを想像させるような絵が私には見えます。
今度はどんな世界を見せてくれるのか、今から楽しみ。