世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

おとなのけんか

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大好きなロマン・ポランスキー監督の最新作。

俳優人も演技に安定感がある強者ぞろい。


とても楽しみにして観たんだけど、正直ちょっとイマイチでした。

もともとなんかの有名な戯曲を映画化したらしいのですが、話の土台は悪くないけど起承転結がないから退屈だし、ケンカのセリフまわしも正直微妙。比べちゃ悪いけど、こういう映画に世界一たけているのはウディ・アレンしかいません。あの人なら最高におもしろいコメディにしあげたと思いますが、ポレンスキーのは、シリアスなのかコメディなのかもよく分からない中途半端な仕上がりでした。

サスペンスならおまかせのはずである、前作の「ゴースト・ライター」も全く期待はずれだったし、ファンとしては少々残念な感じです。

物語は、子供同士のけんかで、暴力を働いた方の子供の親が相手側の両親に謝罪にくるという設定。