世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ホール&オーツとスルメ

ホール&オーツは週末の何も予定が入っていない、
あるいは用事を早めに済ませて何もやることがない(幸せな)午後に聴くにはそれほど悪くない。Sara Smile~♪

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ただし、けっしてリピートしてはいけない。

リピートしたら、おそらく後悔してしまうに違いない。
中にはそういう音楽もある。





この前寝込んだ時はこの2枚を徹底的にリピートした。


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時々あの、一人よがりにも聞こえるデクスター・ゴードンの演奏が微笑ましく、
Scrapple from The Appleの出だしがたまらなく愛おしくなるときがある。


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マイルス、不滅の名盤。ビル・エバンスのピアノは驚くほどに繊細で上品で、毎回聴き惚れる。
ポール・チェンバースの演奏なんかもズシンとくる。
シリアスな演奏よりも、もたついたコルトレーンの方が好きだ。
時々キャノンボールアダレイとコルトレーンとマイルスの音の区別が分からなくなるときがある。
これは、毎回迷いながら聴いているアルバム。

楽には聴かせてくれない。
中にはそういう音楽もある。ジャズはしかし、時が経つとその感覚も変化してくるところが醍醐味でもある。



あまったるい音楽をずーっと聴いてると、時々ビシッとした本物が聴きたくなる。

ビシッとしたらそのあとは、柔らかい音域で締めたくなる。

スルメな音楽、それはジャズ。


むかしに聴いたマイルスのRound Midnightを聴くと胸が張り裂けそうになって鉄棒みたいなよくわからないけどどこかにしがみつきたくなるくらい癒される。

スルメ。