世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

潜入/モスクワ大学

モスクワに行った時、友人はちょうど試験の真っ只中でした。(そんな時に行ってごめん)
彼女は当時現役のモスクワ大学の学生だったので、試験のない日に連れて行ってくれました。

1月だから15時くらいにはもう暗くなるんですよね。


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大学の敷地はおそろしく広いです。ま、土地が有り余ってますから当然といえば当然なんだけど、
学校の中庭みたいなところに大きな広場みたいなのがありまして、赤の広場級にこれもまた広いんです。
すると友人が言いました。

「冬になるとさあ、学校に行くのにスキーを履いてみんなでここを滑りながら登校するんだよ。」

なっ、なんですって!?
滑れない人はどうするの、なんていう愚問を問いかけたら

「滑れない人なんていないもん。」

ハハーッ!さすが雪国!瞬間にウインタースポーツ競技に強いのはこういうところが根底にあるからなのだな、と思いました。想像するだけで楽しそうな登校スタイルではないですか(犬ぞりじゃダメなのかな)。「おはようモロゾフ、論文は終わったかい?」「それが全く。昨日ウオッカ飲みすぎて気付いたらもう朝だったってわけさ。」的な会話が、スキーをしながら展開されるんです。リップクリームをガンガンに塗りまくらないと大変なことになりそうですしね。

そうそう、このとき友人はイタリアにいるボーイフレンドにビデオレターを必死に作成している頃で、
大学構内を歩いている時は私はビデオマンに徹していました。だからなおさら写真ありません。

究極の古典技、愛のメッセージ!!(黒板の文字に注目)

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構内を歩いたのは講義室、一階のホールくらいだったかなぁ~。殆ど覚えていないんです。

大学を出るとそこは見晴台のようになっており、モスクワ市街を一望できるようになっています。
お天気も良かったし写真を撮るには絶好のチャンスだったんですけどね、前回申し上げましたとおり、かっこつけて撮らなかったのを非常に後悔しています。だけど、私の記憶にはその光景はしっかりと焼きついてます。
マトリョーシカが売ってありました。お兄さんが片言の日本語を話す人で、「イッコ、ニコ、サンコ買ったらオマケツケルヨ」と言ってたのもしっかり覚えています。(二個しか買いませんでした)

その日の夜は、友人のクラスメイトとみんなでパブとクラブに行きました。
ガイジンってクラブ好きですからね~。かかってた音楽はしっかりアメリカンポップス!
パブはアイリッシュ風!
しかもクラスメイトはほとんど流暢に英語を話します。イタリアから来た日本人っていうことでとっても珍しがられました。

いつも思うことなのだけど、海外の大学生って本当にいろんなことを知っていてよく勉強していますね。

それではまた。
チャオ。