世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

モスクワ感想文

さて、画像がない時の逃げ道として。ラッシュツアー形式で。


【モスクワ感想文】

■路線バス
モスクワの路線バスは、昭和の日本の路線バスみたいな感じだった。古めかしかった。
もしかしたらあのバスも日本から買ったのかもしれない。(乗車はしていません)


■ボリジョイサーカス
現代のドラリオンとかシルク・ド・ソレイユみたいなのじゃなく、昔のサーカス。味があって感動した。
空中ブランコ、ワンちゃんの輪くぐり、火を吹く男などなど。

一番おもしろかったのがクマ。二本足で立つクマの曲芸。
クマが熊のぬいぐるみをもって演技するんですが、それがお上手!みんなに拍手で見送られ、クマは一礼したあとくるりと踵を返してステージの奥に戻ります。赤いビロードのカーテンが左右から閉められる瞬間。
見ちゃいました。
手に持っていた熊のぬいぐるみをステージの床にバシーンと投げつけた、二本足で立つそのクマの後ろ姿を。
友人と今のみた?と大爆笑。彼だってきっとやるせない気持ちになるでしょうね。
「バカな人間どもめが。」


■地下鉄
日本でいうなら大江戸線級に、ロンドンで言うならVictria Line級に狭い。しかも異常なまでの沈黙。
誰一人、会話をする人がいません。咳すら聞こえてこないくらい静か。
薄暗い色のコートにモコモコ帽をかぶってる人が圧倒的に多かった。
しかしその中にまっしろいミニスカートと白いブーツを履いたパツキンガールがいた。
かなり目立ってました。どこの国でもティーンネイジャーは同じなんだとホッとしました。(?)


ピロシキ
町中の屋台の定番だった。本場の、しかも屋台のピロシキを食べてみたかった。
あとで友人に「なんで言わなかったの!」と怒られた。ほんとだ、言えばよかった・・・。


■たばこや
駅の構内にタバコ屋がありました。世界各国の品揃えで、マイルドセブンバージニアスリムもありました。


マクドナルド
看板の色は赤ではなく、京都みたいに茶色だったような気がする。


■本屋さん
ここもほんっとに静か。歩く音すら躊躇するくらい静か。
本をパラリとめくる音すら響き渡るのじゃないかと思うくらい。本屋は広くて書物もたくさんありました。
見ているとどうも公共の場でのお喋りはタブーになっているような感じがした。


■ボリジョイバレエ
白鳥の湖」をみた。たまたま演目が知ってる曲だったので安心した。バレエはジャンプした後に、ストッと着地するんですが、その瞬間に優雅さを感じます。しかし、オペラ同様、私はちょっとダメでした。

オペラ座を出ると、外は大吹雪。
友人の車が雪だるまみたいになっていて、二人で一緒に雪掃いをする。その雪景色があまりにも美しかったので写真を撮ったら「beabea、そんなのいいから早く手伝って!」と言われる。ちょっと待ってね~。

これがその時の写真。
雪の降る国立オペラ座、きれいでしょ?
確かこの後大幅な改装工事を着工してしまったので、その前に行けたのはラッキーでした。


イメージ 1



帰り道、クレムリンの周囲を周って車を運転する友人が言った。
「あれ、KGB本部だよ。」

KGB
聞くだけでゾクッとする。諜報機関といったら大統領以上にエリート。アメリカのCIA、イスラエルモサド、そしてロシアのKGB!それまで闇の組織だと昔から(勝手に)思い込んでいたため、堂々と建物が建ってるのに驚いた。しかし考えてみればそんなわけないですね。

これは走ってる車内から撮ったその姿。

イメージ 2


そしていつものごとく、金ぴかのドームの教会の前を通り過ぎ、友人の自宅へと帰ったのでした。
冷え切った体を温かいシャワーで暖め、その夜も爆睡です。
ここまでの観光は全て、友人が私のためにプランニングしてくれました。
本当に感謝です。

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