世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

そこに海があるから

 

 

海が好きです。

太陽の日差しと夏が好きです。

海で泳ぐのが好きです。

波に乗ってどんどん岸や浜辺の喧騒から離れ、水の音を聞いて海に浮かぶのが好きです。

 

 

 

帽子とサングラス

夏に強いので浜辺でパラソルを使いません。

その代わり帽子とサングラスは必須。

そして日焼け止めは何度もしっかり塗り直します。

浜辺にいるだけでは暑くて死にますので、体にこもる熱を冷却する為にも必ず海に入ります。

このギャップが何より気持ちがいいのです。

 

 

 

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浮き輪

もしもの時に溺れないよう、必ず浮き輪を持参します。足がつったりサメに食われたり死神に足を引っ張られても、浮き輪があれば身を守ることができるからです。

サメは無理か。

 

(泳ぐ時邪魔にならないよう、浮き輪にロープをつけて手首に巻いてみようかと思ってます)

 

 

 

食事と水分

前日から凍らせた水、ビールかレモンサワー、サンドイッチ、柿ピーくらいでしょうか。暑いとそんなにお腹も減らないので家に帰ってから失ったエネルギーを補給すべくしっかり食べることもあるし、疲れて簡単に食べて寝ることもあります。

 

 

  

誰と行く?

基本一人で行くのが好きです。一人で時間を過ごすのが退屈にはならないし、そもそもパラソルなしで浜辺にいてくれる奇特な友人は日本にはほぼいません。唯一、ここ数年一緒に来る友達がいますが、日焼けも暑いのも海に入るのもあまり好きじゃないのに海辺の雰囲気は好きなんだそう。その場合、海の家でランチ&夕ご飯を外で食べて帰るというダブルイベントがついてきます(一人の時はまっすぐ家に帰ります)。

 

 

 

何をして過ごす?

泳ぐ。寝る。音楽を聴く。考え事をする。本を読む。食べる。飲む。

 

 

 

幼少時代

子供の頃から夏は海で過ごす習慣でした。母は太陽アレルギーによりいつも堤防の真下の日陰にいました。そこから水際までは距離があるしあの人混みですから戻ろうとすると拠点がどこだったのかすっかり分からなくなり、泣いて、周りの誰かに管理事務所に連れて行かれ、名前を聞かれても頑なに無言を貫き、困った事務所のおじさんは私の特徴を説明しながら「迷子のお知らせ」を放送で知らせると決まって母がどうもすみませんと言って迎えに来てくれるのを冗談じゃなく毎年必ず繰り返していました。偶然海のそばを通りかかったいとこがその放送を聞いていて「ちょっと〜迷子になってたよね」と言われたのですが、子供だった私は笑い事ではなく真剣な問題だったので頭にきたのを覚えています。

 

でも私は学習したのです。木の棒で砂に来た跡を掘っておけばいいのだと。しかし、丁寧に用心深く来た道をしっかり砂に刻んだのにそれも波にあっけなく消されてしまい、これではダメなんだと思ったのは確か6歳くらいの頃だったと思います。

 

 

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子供の頃よく行った海のそば

 

 

(この話、だいぶ前も書いた気がする。二度読ませちゃったらすみません)

 

 

 

学生になっても

毎年海に行ってました。あの頃は海水浴って今より流行ってたしね。今思えばダサい水着着てた。ローマに住んでる頃も学校が終わったらオスティエンセの海に毎日のように行った。

 

 

 

バックパッカー時代

叔父に見立ててもらったノースフェイスのバックパックに、パリで買ったすぐ乾く安いワンピースと水着を突っ込んで丸めたゴザをぶっ刺しビーサンをぶら下げて、 海が見えたらいつでも海に飛び込めるように歩きました。

入った海を思い出せる限り数えてみると、ニース、モナコバルセロナ、フェンフィローナ、アルヘシラス、ミコノス、サントリーニ、パロス、シラクーサ、タオルミーナ。とにかくビーチが見えたらリュックを下ろし、ゴザを敷き、水着に着替え浮き輪を膨らまして海に入る。ヨーロッパは酷暑なので海に入らないとやってられないのもあるし、やっぱり海で泳ぐのは楽しいです。

 

 

 

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アテネのカフェにて。(右が私ですが、腹が膨れているのは腹巻きポケットのせいです)


ミコノス、サントリーニ行きの船のチケットを買った直後、旅行会社の隣りのカフェで休憩した時の写真。この時すでにフランスとスペイン、ポルトガル、モロッコを歩き、イタリアはバーリから船と電車を乗り継いでギリシャに入ったのはバックパック初めて一ヶ月半か二ヶ月経ってる頃だったと思います。アテネが想像以上に楽しかったなあ。パルテノン神殿を仰ぎ見ることができるタブラオで初めて食べたムサカが劇的においしかったのが忘れられないし、ガヤガヤした雑踏や少しだけ時代遅れなヨーロッパのモードとかウインドウで見るのも楽しかった。ネズミが出るユースホステルは散々だったけどユースって大体何かしらの不都合があるものだし、バス無銭乗車しまくったけど、思えばそういうことができちゃうような国だったから経済破綻もするのかもしれないですね(イタリアも同様です)。とにかく物価が安かったから気持ちが大きくなって外食しまくった!幸せでした。

 

 

  

最近の海の旅

トルコ、クロアチアを歩きました。

リゾート地として日本ではまだまだ知られていませんが、景色も海もとにかく最高だった。

流れる時間の進み方が全然違う。

一生忘れないと思います。

 

 

 

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(そういえばキューバはバラデロでも海に行ったけど天気が悪くて海に入らなかった!)

 

  

 

そのうち

いつか沖で泳いでみたいです。クロアチアには船に乗って島巡りをする日帰りツアーがあり、停泊した船の周りを泳ぐこともできるみたいなのですが、さすがに一人で参加する勇気がない。パリピ軍団の中で一人じゃ浮いちゃうでしょう、どう考えても。

 

 

 

日本で

というわけで海外に行けない夏は日本の海を満喫します。ほぼ毎週末必ず行きます。

 

 

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海にまつわる将来の

歳をとって再び自由な時間ができたら毎年6月から8月まで3ヶ月をクロアチアかトルコの田舎にある海辺で過ごしたいです。それが夢です。気分転換にたまには大都会(パリやバルセロナ)にも気軽に行けそうだし、あっちに住んでる友人にも気軽に会えそうです。

 

 

 

 

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 近頃では日焼けしていると変人扱いされるかなしき日本ですが、夏が来てそこに海がある限り、海に行きたくなるのはもう抑えられない衝動なのでどうしようもないのです。

 

 

(先日巨大なカナブンが私の腕に止まろうとしたので慌てて追い払いましたが、まさかあいつ、日焼けした私の腕を木の枝だと勘違いしたんじゃないよね)

 

 

 以上、中途半端な文章だけど、今日はこれでおしまい。