世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

DAY1: お夕飯



いったん家に戻り、友達はちょっと仕事を片付け、私たちは少しのんびりしたり着替えしてからタクシーを呼んでくれてまたお出かけです。


我々三人組は兎にも角にも食いしん坊三人組なので、食べることに関しては結構力が入ります。「日本人は食べ物への関心がとにかく高いんでしょ?」と聞かれましたが、あながち否定はできませんね。




連れて行ってくれたのは、プラハでも最近開発が著しい地域、カルリーン地区という場所。数年前にできて今でも話題のレストランは、グルメなおにーちゃんの太鼓判です。



イメージ 1



赤い服を着たいかにもチェコな男性はなんとバリスタ。ドイツだけじゃなくプラハもサードウェーブ系のコーヒーが流行っていて、意外や意外のドリップ式コーヒーをテーブルの目の前で提供してくれます。酸っぱいから個人的にはイマイチだし、日本はほぼドリップ式なので真新しくもなんともないんですが、海外で見るとやっぱりちょっとびっくりします。エスプレッソ式がけして廃れたわけじゃないんですが軽めな口当たりが近頃の健康志向にマッチするということなのでしょうか。



では軽めのお酒で乾杯のあと、さっそくお料理に。
今回はコース料理で。
奇想天外なメニューが続々登場しますよ。
きっとプラハのもう一つのシャレてる部分がお分かり頂けるとおもいます。


前菜。



イメージ 2


芋をふかして炭火焼したものに、クリームチーズを乗せて塩バジルで味付け。
お皿はもともと割れている演出です。
しかもちょっと和テイストですね!



二皿目。


イメージ 3


タルタルです。もちろん生なんですが、焦がした田舎パンとの相性抜群。




三皿目。


イメージ 4


茹でた野菜をあったかいチーズソースで和えたもの。
非常に美味でした。



四皿目。



イメージ 5


これなんだっけ。あ、わかった!ホワイトアスパラ!!!
ホワイトアスパラっておいしいです。
ホワイトアスパラを嫌いな人っているんでしょうか。

子供の頃いとこのおねえちゃんの引越し先で、暇だった私は近所のホワイトアスパラ畑のホワイトアスパラを全部引っこ抜いてそのまま帰りの車に乗ったら、途中で気づいたいとこのおばちゃんに驚かれたことがあります。盗みだなんて思わなかったんです。道草に生えてる雑草かと思って。
農家の人、イノシシにしてはずいぶん器用に抜いたなあと思ったでしょ。
犯人は私ですから。



五皿目。


イメージ 6



メインです。
お店の名物「炭でスモークされたジャガイモとピューレ」です。
ホワイトソースはチーズが入っていて、同じくスモークされた塩気のある赤身魚のフレークと香草が非常に豊潤なアクセントとなっていました。これを目当てに訪れる人も多いのだとか。非常においしゅうございました!!



六皿目。


イメージ 12



もう一つのメインのお肉。
ペロッ。




七皿目。


イメージ 7


ちょっと覚えていません。。。
お魚だったかな。
こうやって振り返ると、具材の使い回しが多いですね。




八皿目。


イメージ 8



これ、一同で軽くブーイング。
ヤギのチーズと炙ったヒマワリの種をオリーブオイルで。
まずかった!



九皿目。


イメージ 9


デザート。
絶対ハズレなしです。デザートではずすとか、おそらくフランス以北ではありえないような気がします。
でもよく見てください。
ナッツが入っています。
あらかじめくるみアレルギーだと言ったのに忘れて出してきました。



ということで私だけ別デザート。さっきはごめんと言って、サービスで二人前出してきました。

イメージ 10



最後にさっきの青年からコーヒーを提供してもらってお夕飯終了。
マジでお腹いっぱいで動けなくなりました。


もう店内はまばら。
引きが早いな~プラハ



私たちが通されたテーブルは二階。

イメージ 11



一階はベーカリー、カフェと軽食のイートインコーナー&キッチン。

イメージ 13



開放的なオープンキッチンと二階までの吹き抜けで、なんだかおしゃれな最先端をビシビシ感じます。


イメージ 14



おにーちゃんがゴチしてくれたので、お礼に明日の朝のパンを買いました。
それもめちゃくちゃおいしかったです。





イメージ 15





プラハでちょっとおもしろいお料理を、センスのいい場所でゆっくり食べたいならぜひ訪れてください。




イメージ 16



Eska
Pernerova 49
186 00 Prague 8 - Karlin