世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ソムリエナイフを見つける


さて、後半。

ソムリエナイフを探しに朝から歩くも、気に入ったものが全く見つからない。


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おかげさまでだいぶお散歩できました。



こんな風景にも出会ったり


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こんな風景にも出会ったり




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クレープ屋もみつけました。




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ノルマンディーのシードル

とくるとなんか心惹かれてしまいます。

別にクレープなんてそれほど好物でもないのですが。





モンサンミッシェル行った時、スーパーでシードル何本も買って日本に持って帰ってきたのを思い出しましたが、今ではそんな根性は全くありません。(いいとこ2本かな)











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わー、むちゃくちゃ綺麗な建物。各階のデザインがそれぞれ違います。

パリってやっぱヨーロッパの中でも群を抜いて財力のある人たちが多かったんだなあとしみじみ感じます。その露呈の仕方が他の国と全く異なるというか。画家だって当時はお金持ちじゃないと成り立たない職業だったわけだし。




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市庁舎の前に出ました。




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ここの前にあるキオスクでハガキを3枚買いました。
1枚は友達にあげるつもりだったけど、結局自分のにしちゃった。
フレームに入れて部屋に飾ってます。


角にある雑貨屋さんにも入りました。めぼしいものがないのですぐ出ましたが、近頃パリも接客が積極的でびっくりします。接客がしつこい性質はオーナーが商売上手なユダヤ人の可能性大です。フランス人はそこまで媚び売りする国民性ではありませんし。





市庁舎の向こうはセーヌ川


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あの斜塔ってもしかしてこの絵のやつかな?



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多分そうかも!

シテ島ノートルダムの建物が右側に見えるのも一緒だし。

なるほどね。

市庁舎側からみたセーヌ川の景色なんだ。

合点がいきました。






市庁舎のわきにある有名なDYIデパート「BHV」に行くことにします。



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実はここに入るの初めてなのです。
縁がないと思ってました。
だけどここなら多分ソムリエナイフ売ってるかもと思って。

口コミによると「近頃めっきり一般のデパート化してしまった」とのことですが、確かに一階の売り場はブランドバックやブティックに埋め尽くされていました。でもその上のフロアは巨大なインテリアショップとして君臨しております。東急ハンズみたいな感じです。



さすがフランスならではのフレーム群。
大小様々な種類、マジで羨ましい。



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把手の種類だけでこんなに広い売り場が。
うちのキッチンの扉の把手も変えたいので若干ソソられました。
(だけど日本のとはおそらく大きさが合わないと思ってすぐ諦めましたが、先月IKEAで買ったのがぴったりだったからもしかしたらここで選んでもよかったかも)


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これはボタン売り場です。ボタンだけでもこれだけの種類。
ディスプレイも上手!



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本屋に行けばお料理本がズラリ。
厳選した結果、先日ご紹介した「フランス料理の基礎」も置いてありました。

わー、出た~!グイネス・パルトロウだ~。


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彼女はちょっと前にBSで、スペインを車二台で仲間と周遊する番組に出てました。近頃のグイネスはやたら無農薬とかマクロビとかに凝っているみたいで、番組中出されたエスカルゴだったか鶏肉だったか、レアで食べるのがおいしいんだと地元の農家の人がオススメしても全否定していたかと思えば、気まぐれなのか時々撮影中にロンドンに帰っちゃうので、毎回いたりいなかったりとハリウッド女優ならではの自由っぷり。これもいかにも!という感じの料理本

ですがグイネス・パルトロウは昔から好きな女優さんで、これまた大好きなColdplayのボーカル、クリス・マーティンの元嫁です。憧れの素敵なカップルだったのにお別れしちゃって残念。でも幸せそうなグイネス。年を取ってもこの自然体がかわいいのです。若作りとかしないタイプで憧れます。














(用もないけど)寝具売り場に行けば、見えるはパリの煙突群。




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シビれる。

煙突群をこんな間近で見れるなんて。







ソムリエナイフだ。


忘れてた。




見つけたのです。

運命の出会い。





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一目惚れで即決でした。




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ちょっと高かったけど(3000円くらい)記念だと思って買いました。
フランスでしか手に入らなさそうだし、もう二度と買わないだろうし。
ステンレスのマットなシルバーと黒のコンビが気に入っています。








すっかり上機嫌で次の目的地へ移動するためにメトロに乗ります。


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それにしてもパリのメトロってかっこよすぎ。



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文字のフォントだって駅によって違うんですから。






さて、目指すはここのマルシェ。


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前回素通りした場所です。
アパート事件パート2(鍵を家の中に置いたまま閉め出された事件)で意気消沈した時の。




気を取り直して再びやってきました。


おめあてはランチの、、、



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クスクスです!!!



も~何年も前から目をつけていたここのマルシェのクスクス。
やっと来ることができました。


こちらのサイドメニュー、いかにも中東料理ですね。


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無難にチキンのクスクスを注文しました。

喉がカラカラなのでサンペデグリーノをぐい飲みです。



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座った席の目の前にあるカフェはガラガラ。




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このクスクス屋台はすごい人気で、このビニールカーテンの中も満員の人です。あっちの方があったかいので店員さんが移動するか?と聞いてきたけど遠慮しました。
座ってから気づいたのだけどちょっと疲れてたみたいで移動するのもめんどくさかったのです。



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ここのマルシェは他にもいくつか屋台があり、ランチタイムはすごい人気なのだとか。冬なんでそこまで人はいませんでしたが、夏はぎゅうぎゅうの人だそうです。



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きましたー!



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熱々です!!
チキンが簡単にスルスルとほぐれていきます。
お野菜とチキンの旨味スープがクスクスにしみてとても優しいお味です。
(一見カレー風味に見えますがトマトスープで炊いてあります。黄色いのはサフランではないかと思われます)


お腹空いてたみたいであっという間に完食しました。
クスクスって日本じゃ食べれないし、パリでもなかなか美味しいのにありつけないから大満足。このボリュームで10ユーロは安いです。





このあと近くまで来たのでついでに立ち寄るアールエメティエという駅の界隈。


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前回パリで滞在した時に泊まったアパートのあるところです。


本当は今回も同じところに泊まりたかったのですが、オーナーが変わってしまったようで連絡がつきませんでした。とても残念。



この辺は中国人の卸問屋が多いせいか旧正月の提灯がぶらさがっています。


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北マレといわれるエリアです。




ここが当時のアパートのドア。



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(つくづく昔の足跡をたどるの好きだねぇ~と自分ツッコミしながら離れる)




地下鉄乗ります。


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ここの駅も相変わらずかっこいいです。



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というわけでいったんアパートに戻りました。

この日はパリ滞在最終日です。

翌日は日本に帰ります。







あ、そうそう。


BHVで見つけたおもしろ商品。



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EU離脱のブラックジョーク。