世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ガラタ塔で定点観測

ガラタ塔。
もともとは灯台だったのを、のちにやってきたジェノバ人がそのレンガをかきあつめて塔にした、という由縁があるそうです。
1348年に建立。


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何度も目にしてるのだけど、登頂は初めて。



夕暮れを見たかったのであえてサンセット狙いで向かいます。
また新市街に戻り坂道を歩く。


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ガラタ塔の前は見学客でまたまたすごい行列でしたが、もう明日はないので我慢して並ぶことに。目の前はロシア人のカップル4人組。カップル同士で旅行にくるのがたまらなく楽しいんだという喜びと興奮でいても立ってもいられない様子。

そんなカップルを尻目に、30分くらい待ったでしょうか。
ようやく塔の中に入って入場券を買う。
入って知らされたのだけど、カードは使えず現金のみ、しかも18トルコリラ
高~い。。。そんなにするのー??
お財布の中には20リラちょっとしか残ってなくてもうほとんどすっからかん。
大体ですね、20リラもあればサバサンドが何個食べれると思ってるデスカ。
3個ですよ、3個!いや、4個かな。
(まあどっちでもいい、どうせもう食べないから)


ガラタ塔がどうしてこんなに混み合うのか、入って分かりました。
キャパがまったくないんです。
エレベーターも塔の円周も。


ではイスタンブールの景色、どうぞ~。


まずは新市街方面。


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展望台にはカフェも併設されています。
この日はすごく風が強い日だったので、あったかいコーヒー飲んで一息いれたくなるほどだった。



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塔の周りは人がやっとすれ違えるほどの狭いスペース。
ここでそれぞれがおもいおもいの写真大会を始めるので流れが悪い。


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私も何人かに頼まれて写真を撮ってあげたけど、やたら注文が多い観光客につかまって、背景に誰もいれるなとかもっと顔を近づけてほしいとかいろいろ言われました。何度撮ってあげても納得がいかないみたい。そのうちいい加減にしてほしくなったので「バッチリ撮れてる、最高」と言ってカメラを返してやりました。


お次ぎは旧市街方面。



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本当はオレンジに燃える丸い太陽が拝めるはずなのですが、あいにくの雲り。


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昼間通って恐怖におののいた、例のスラム街。





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そしてシュレイマニエ・ジャーミィ。



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めちゃくちゃ絵になる。


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神学校の小さな丸屋根の向こうは、昼間画像を撮った見晴し台です。
感動的です。


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暗くなってもなかなかライトアップしない。
イスタンブールは日本と同じ時間帯に日暮れます。
だから冬だと19時前になるともうこんな感じ。


やっと灯りがついた。


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こちらはブルーモスク。



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アヤソフィアは一番最初に灯りが灯ったかも。


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お隣りはトプカプ宮殿


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アヤソフィアとブルーモスク


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そしてガラタ橋とサバサンドの桟橋。

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左手はスパイスバザール、手前はサバサンドの船が浮いてます。

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なんだか今回の旅の復習をしているみたいですね。



おもしろことに気づきました。

下の写真、星のように点在しているあかり。

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飛行機の縦列です。


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アタテュルク空港に下りる時は、飛行機はイスタンブール市街の真上を通るからシャッターチャンスだと言いましたが、まさにこれがその証明です。


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きれい。


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絶妙な等間隔で飛んでるんですね。
一寸の狂いもないくらいに。




じゃ、最後の写真はまた右下クリックして拡大できるようにしておきます。
ちょっと立体的に撮れていて見応えあると思います。

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え?
どれくらい塔の上にいたかって?


分かりません。
相当長くいました。
帰る頃には体が冷えきって強風にあおられ髪もボサボサでした。

でも楽しかったです、定点観測。




本当は夏の夕焼けとか、もっと絵になると思いますので、
イスタンブールを夏に訪れる時はガラタ塔登ってみてくださいね。
カード使えませんし、入場料も毎年値上がりしているそうなので現金余裕もって!