世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

フランス小径、トルコ料理について

イスタンブールの新市街に「フランス小径」という場所があるんですって。
パリバカとしては興味深々。
何で読んだのか忘れちゃったけど、新市街の裏道のちょっとオシャレな界隈だとだけ覚えています。前回は時間がないのもあったけどどうしても見つけられなくて、今回はぜひとも行ってみようと思い立ちました。

すっかり宵の闇に包まれた新市街を歩く。
タクシム広場を歩いていたら雨が降ってきました。


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リムジンバスからホテルを探してこの広場を歩いているとき。
みじめだったなあ。。。



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荷物が多すぎて歩くのが大変だった。
ああいう、荷物盛りだくさんの旅はもうやめよう。



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かといってバカでかいスーツケースを引きずって歩くのも嫌い。

どうしたらいいんだ。





これはケバブスタンド。
夜遅くまでやっていて、いろんなケバブ屋さんがしのぎをけずっている様子。


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なんとなくケバブの気分じゃなかったのでやめました。
というか、人目のつく場所にある屋台は基本的にあんまり信用していない。
どちらかというと裏通りにある地元の人がわんさかいるようなお店に行きたい。


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イスタンブールって不思議。
新市街だけは全部がネオン街なんですよ。


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こんな電飾、ヨーロッパじゃクリスマスでもない限り毎晩点灯していません。


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だからやっぱりこの辺が中東(=アメリカ?)の影響なんだろうなって思います。
キラキラピカピカ派手派手ギンギンなのが経済の象徴と思っているのかも。



ハッ!

日本もだ・・・。




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対してこれなんかはパリのパサージュそのもの。


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新市街裏通りにあるチャイハネ


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ほかにも骨董品、ガラクタ、ジュエリーも軒を連ねています。
金曜日の夜の若者集客率が最も高い界隈です。
(例の飲屋街のあたりです)



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ちなみにイスタンブール、旧市街だとこんな感じです。
なんだか地味にみえますね。



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どっちかというと旧市街の方が好きです。
少なくとも旅情に浸れます。




イスタンブール定番の食堂の前を通る。
おいしそう。


だけど・・・だけど・・・中華料理みたいじゃありませんか??!!


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中華と大きく違うのはお肉が羊であることと、味が薄いことくらいです。


というか、「トルコ料理は本当に味が薄いのか」を誰かに検証してほしい。

なんといっても2度行ったトルコはいずれも一人旅だった為、ニッポンの舌を持っている誰かがいたら、「いやいやこれはあなたの舌がおかしいんでしょ」と言ってもらえたかもしれないし、「見た目と違って味ないよね」と了承してくれたかもしれない。






さて、着きました。
フランス小径。


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狭い坂の路地が下まで続き、その両側にお店が連なっているようです。
写真暗くて見えるかな。


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だけど行ってビックリ。



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下品・・・。


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フランス小径と名付けた人よ。



フランスに謝ってくれーー!!!



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(やはりどこにもフランスとは書いてないようです)





こんなところで食事なんて冗談じゃないゼ。




しかも今日はイスタンブール最終日。


夜ご飯は悩んだ結果、ここに行きました。

10回聞いても覚えられなさそうなお店の名前は
「スアト・ウスタ・オトゥズ・ユチュ」


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メルスィン名物タントゥニの専門店。小さいながらも2階にテーブル席がある。ランキングでも10位に入った実力どおり、新鮮な肉を細切りにして炒め、オリジナルソースで味付けした納得の味。デュリュム5.5トルコリラ、サンドイッチ6.5トルコリラ

一体なんのランキングだったのか全く触れていませんし、メルスィン名物タントゥニというのも一体なんのことだかさっぱり分かりませんが、イスタンブール最後の夜は簡単に済ませて終わりたいと思います。


さて、店内に入るとワンサカ溢れるトルコ人
そしてガイジンもわざわざテイクアウトで注文に来ている。
これは期待の予感。


メニューはないみたい。
むき出しのキッチンがあって、そこにいる少年に言えば用意してくれるらしい。


ということで、サンドイッチにしてもらいました。
ピタロールサンドといった感じですかね。
お値段も6.5リラ(=300円程度)、情報に間違いなし。


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付け合わせにししとうが出てきました。
レモン目一杯絞って食べたら・・・・


辛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!


しょっぱーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!


お酒が欲しくなりますねこれは。
すごい辛さです。


さて、肝心のタントゥニとやらを頂きます。

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よく見えませんね。
すみません。
だって中身見せようとしたら食べかけ写真になっちゃうから悪いと思って。


中身はですね、これまた薄い味付けの焼肉みたいなのと野菜が入ってます。
作る過程をジッと見てたのですが、お塩は最後に指でひとつまみとって、サラーッとかけるだけで終わりでした。
ほら。
やっぱり。
それじゃ足りないよ。


だからこのしょっぱくて激辛なししとうピクルスを一緒に食べないとダメなんです。だけどほんとに辛いの。ちょっと完食は無理です。お腹痛くするかも。




お店を出ます。
なんか食べたりません。
不発です。


ということで、もういっちょ。



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トルコピザ。
美味しそうに見えたんだけど・・・。

ここで初体験は、アイランというヨーグルトドリンク。
飲むヨーグルトなんですが日本と違うのは塩が入っていることです。
(分からない・・・こんなところに塩じゃなくてお料理に塩でしょ)


アイランってトルコ人よく飲んでます。
しょっちゅう見かけました。
さっきの激辛ししとうピクルスのお店でも飲んでました(そしてこぼして大騒ぎになっていた)。

味はフツーです。
結局ジャンクフードで終わってしまった。


というか、私トルコ料理たるをきちんと理解出来ていないような気がする。
こんなもんじゃないんじゃないの??
だけどどこ行ってもこんな感じなんだよなあ。
分からない。
トルコ料理が分からない。




ホテルに戻ったら日曜だからか隣りのチャイ屋がお休みだったので、ホテルの人がチャイをふるまってくれました。


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でもこのホテルはあまり良い思い出はありません。

旅なんて束の間だし、こうやって朝から晩まで歩き倒せばただ寝るためだけの場所と思って普段はあんまりこだわりませんが、治安の悪そうな環境や清潔感のないお部屋、あてにならないレセプションのホテルにはもう泊まれない。
今より若い頃はもっとひどいところにも泊まったから耐えることはできる。
文句も言わない。
だけどできるならもう避けたい。






ということでイスタンブール最後の夜はこれで終わりです。

この日はちょっと疲れましたね。
楽しかったけど。