世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

スィルケジ地区と桟橋へ

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グランバザールの異空間を抜けてリアルな外の世界へ。
今回イスタンブールSuicaを買ったので公共機関はどんどん活用します。


スィルケジ地区。
トラム下りたところの広場。

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広場に面したスイーツのお店。

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キャーッ!
これ、絶対食べれない!!
アレルギー発作で死ぬ!!



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ブルマ・カダイフというお菓子で、麺状の記事を焼き上げてシロップをかけたもの。中にはナッツがふんだんに入ってます。(こないだ来日した友達も大のイスタンブール好きでよく行くらしいのだけど、「これ嫌いだ」って言っててなんかウケた。万人ウケするわけじゃないみたい)



それにしてもさぁ~、って感じです。
キレイに陳列してると思いません??
ほんっと、こういうのって国民性というか人柄というか店柄が表れますよね。


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ちょっと裏道に行きます。

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お目当てはここ。
ランチでーす。


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ここはロカンダといって好きな物を指差してお皿にいれてもらう形式の安食堂です。


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中東料理、大好き

あれもこれも食べたいんだけど、この旅行時はずっと体調悪かったのでガッツリ食べれず涙。
レジのお兄さんにまた日本人じゃないんでしょって言われながらお会計すると、たったの300円也。
いいねえこういうお店。

選んだのは茄子の前菜とマッシュポテト~。
うっすら魚介とトマトで炊き込んだプラフも注文(量はかなり少なめにしてもらった)。レモンをかけて食べるところがパエリア風。
おかずとご飯ものを頼むところが日本人ならではって感じですよね。


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この茄子料理、トルコで何度も食べました。
トロトロになった茄子の中に香辛料で味付けしたひき肉と野菜の炒め物が入ってます。
しかも米茄子みたいにでっかいのでこれ一つで私はもう十分なくらい。

アジア人の女子一人が地元の野郎どもに混じってランチする光景は我ながら特殊だけど全然気にしない(それが気になるようなら一人旅なんかしない)。ここ本当においしくて、毎日通いたいと思わせるほどの安さと味でした。



お店を出て海の方へ向かいます。


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イスタンブール、ぜんぜん危なくない。


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チャイ売りのおじさん。
ポットにあの沸騰に近い(トルコ人と日本人しか飲めなそうな)チャイを入れて。
一杯一リラ=55円。


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もろこし屋台。
奥にいる船長がタバコふかして貫禄あります。


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焼き栗屋台。
秤がレトロすぎ!
(むかし浅草のガラクタやでこういうのみた)


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こはちょうどイスタンブールの旧市街と新市街を結ぶ波止場。
アジアサイドに向かうフェリー、バスターミナル、トラム、車、人でごった返しています。
向こうに見えるのはモスク。
モスクは至る所にこうやってあります。

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だけどここで有名なのはこれ!!

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サバサンド。
二枚におろしたサバを鉄板で焼いてパンにはさんで食べる、イスタンブールソウルフードです。

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(ちなみにここ↑船の上で焼いてますから半端なく揺れてます)


で、こうやって屋外の椅子に座って食べる超人気店。
この界隈には似たようなサバサンド屋が3軒くらいあったかな。
手前に座ってるアラブの石油王の妻みたいな方(全身黒いの着てる人)も食べてましたよ。
彼女達って人前で食べる姿を見せちゃダメなんですよね。
でもサバサンドをそーっと口専用エプロンの奥に入れて上手に食べてました。


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私は食べませんでした。
さっきお昼食べたばっかりだし、第一味はなんとなく想像つくし。


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第一、焼いたサバにはパンじゃなくてご飯でしょう!



旧市街側。

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新市街側。


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それを結ぶガラタ橋。



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橋の上にはたくさんの釣り人が糸を垂らしています。



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およそ300mくらいっていったかなあ。
余裕で歩けます(歩かなかったけど)。

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橋の下はショッピングストリートアンドレストラン。

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向こうにみえるのはボスポラス大橋とアジアサイド。


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そして向こうに見えるはガラタ塔。
その昔イスタンブールオスマン帝国だった時代にこの界隈にはイタリア人(ジェノヴァ人)が住んでいて敵対するオスマン側の監視塔として作られたものです。イタリア人とトルコ人は昔からゆかりがあるのですね。これはもはやイスタンブールのランドマークになっています。
現代でも依然街の風景に溶け込んでいますね。

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さあ、では新市街へ。


と行きたいところですが、旧市街に引き返します。
まだ見てないところいっぱいあるので。

まだまだあるよイスタンブール