まずはガラタ橋まで。
このあたりは尋常じゃない生臭さ。
なんか今日やたら人が多い。
これ、土曜日の夕方です。
さて、行きますよ。
船で焼いてサンドイッチにしてから陸にいる仲間へパス。
並んでる列の脇で必死に食べる人々。
もうなんだか分かりましたね?
サバの他にお野菜も少々。
わーい、私の番!
そう、答えはこれ。
サバサンド。
さーて、どこで食べようかな。
前回、サバサンドの味はだいたい想像できるから食べなかったと言いました。
焼いたサバがコッペパンにはさまっていてお野菜がちょっとついているだけで、塩味もないだろうというのはゆうに想像がつきました。
実際もやっぱりそんな味でした。
味、ない。
トルコ料理ってほんとに塩味うすい。
これはもう二度目の訪問でほぼ決定づけられました。
みんなトルコ料理おいしいって言う。
もちろん、まずくはない。
でも本場はおおかた味がない!
みんな、そう思わないのかなぁ~。。。
こないだトルコに自転車でいったことがあるという希有な人にあって、トルコの話で盛り上がったけど、やっぱりパンがおいしいと言っていた。
もちろん、まずくはない。
でもフランスよりおいしいなんてそれは言い過ぎでしょ~。。。
というわけで、テーブルに置いてあるお塩のボトルとポッカレモンみたいなやつをかけないとどうしても物足りなくて食べれない私は、テーブルのそばであくのを待ちながら食べつつ、その調味料を何度も振りかけて食べました。
でもまずくないですよ!
イスタンブールに行く機会があればぜひトライして、どんなだったか教えて下さい。
それにしても人混みがえらいことになってる。
この人たちは全員サバサンド目当てではないだろうけど、
半分以上はおそらくそうだといっても過言ではないかもしれない。
こんなに生臭くて人が多くて食べ物の匂いが充満しているのに、野良犬は完全にくつろいで寝てますね。耳が立ってないもん。
なんかこういう、身も知らぬ、言葉も分からぬ他人だらけの雑踏に、
1人でボーッとしているのがたまらなく落ち着く。
世の中っていうのは、もっともっと広くてもっともっと自由。
どうやって選択して、どう進んで行くかはすべて個人の自由なんだけど
実はもっと楽な道もあるのかもしれない。
なにげない景色や暮らしの風景、人々の生活をみると、ほんとうにそう思う。
こうやって夕暮れのモスクに沈む太陽の残像なんかを見ると、えもいわれぬ幸福感を感じずにはいられない。
イスタンブール、かっこいいでしょ。
明日はあの寺院に行ってみよう。