世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

In your own sweet way

アムステルダムはどこか静かであった。

泊まったホテルは朝食付きとはいえど、共同キッチンの冷蔵庫を開けると宿泊者の名前のついたタッパーが入っており、その中にチーズやらハム、生卵やパンが入ってる。フルーツもあった。

だから毎朝それでランチ用のサンドウィッチを作った。
朝ご飯はコーヒーと甘いものがちょっとあれば十分なので。

そのキッチンは中庭(パティオ)に面した、陽当たりの良くてとても気持ちが良い清潔なキッチンで、シーンとした中で黙々と卵を焼く。本当に何も聞こえない。窓を開けてもご近所の物音一つしない。


するとしばらくしてからワーという歓声が。
さっきまでの静けさはまるで嘘のような、割れんばかりの大歓声。
そこでようやく思い出した。

あぁ。。。サッカーのヨーロッパ選手権だ。

しかるべくして、駅前はオランダカラーのオレンジに染まる。


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だから宿の前の家もオレンジの旗があったわけだ。


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そしてダーヴィッツもこのようにお迎え。足元がファンタジスタしております!


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"Everyone starts somewhere."
by adidas.

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オランダはその日準決勝へ上がり(確か)イタリアと対戦していた。オランダも負けないくらいサッカー熱がすごい。どうやらここもサッカーを観戦しないと非国民くらいに思われてしまいそうな勢いです。



アムステルダムは運河の多い街。
運河失くしてアムステルダムは語れない。

たくさんの美しい運河沿いにオランダらしい建物が並びます。

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アムステルダム中央駅は、私が旅をしながら観たどこの国よりも一番美しい駅と言っても過言ではない。
この駅が夕焼けに赤く染まる時は神々しささえ感じる。


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アムスを歩いていると、ガイジンがやたらいることに気付く。

移民の地元なのか、留学なのか、なんだか分からないけどありとあらゆる人種がいる。
そしてオランダ人やその移民もみんな、彼らの英語は限りなくパーフェクト。そういえば以前オランダ人の学生がテレビや映画は英語を聞きながら学ぶって言ってた。字幕や吹き替えに甘えないのだそう。


私はオランダ語は話せませんが、おそらく文法や発音が限りなく近いんだと思います。英語と。




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自転車を利用する人も多い。
だから歩道の脇に自転車専用道路があるので、歩道のつもりでぼんやりしてると自転車の人たちのいい迷惑になるので気をつけなくてはならない。


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それと、アジア料理が多い。
スーパーに行くと、ありとあらゆるお惣菜が置いてあるのですが、中でもベトナム料理の種類が豊富。
夜ご飯はいつもそれを買って帰り、レンジでチンして食べました。一見ジャンクかもしれないけど、お金をかけずに、暖かい、しかもお米を宿で食べれることほど貧乏旅行者にとって嬉しい事はありません。



あえてボケてる写真を載せておこうっと!


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スーパーの品揃えに関して言うと、イギリス級に素晴らしかった。物が豊富であるというのは日本では当たり前のことだけど、ヨーロッパは必要最低限のものしかないっていうイメージだっただけにオランダのスーパーの品揃えには故郷(日本)への懐かしさすらこみ上げた。



当時悩んでいたその思いのたけをなぐり書き!!(悩んでいたわりには結構楽しんでるように感じる)

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Everyone starts somewhere.

サリュー。




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(今日のタイトルはこのBGMから)