世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

Richard Bona / Munia The Tale

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Richard Bona / Munia The Tale


リチャードボナを見つけたのは、2003年の夏にタワレコで。
あの頃はクサってたんですよね確か。
で、視聴してみたらスルスルスルと音楽が染みていく感じがして即買い。

アルバム全体を通して聴くと・・・ラテン系フュージョン??なのかなぁ。

フュージョンスムースジャズも滅多に聴きません。どちらかというと嫌い。殆ど聴かない。
基本的にずっしり重たい感じの音楽が好きなんです。

だけど、この人のは全く抵抗がなかった。
正直言って聴いた時になんのジャンルにしていいのかちょっと迷ったくらい。

なんでもジャコ・パストリアスの再来と言われているそうですが、本人はどうなんでしょうね。
あまり枠にはまらない自由なジャンルを求めているように、このアルバムでは感じます。
しかもリズム感とテンポもいい。
遊び心も満載で、楽しい気分にさせてくれる。

透明感があるボーカルとベース。アフリカンテイストぎっしり。コーラスも実に美しい。
多分それらの新鮮味に加え、それ自体の全体的なハモリが自分の感覚に響いてくるから好きなんだと思う。

海外を訪れてCDやさんに入ると、ほとんどのお店でこの人のCDをみかけました(棚にこっそり置いてある)。
ヨーロッパだけじゃなく、この前行ったNYでも。
欧米人はアフリカやキューバ音楽が大好きなんですよね。

このアルバムを当時、大のジャズ・ボサ好きで、音楽の趣味が近いお友達にあげた。
去年久しぶりに会った時に、今でもたまに聴いてるって言ってた。

そうそう、たまに聴くのがいい。お天気の良い日とかに、ボリューム高めで。
窓をあけっぱなしにして。

・・・夏かな、やっぱり。