世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

メディチ家礼拝堂の秘密

 

メディチ家礼拝堂とは、フィレンツェの一大実業家だったメディチ家ミケランジェロに作らせた自分たちのお墓がある礼拝堂。駅近だしドゥオモに行く途中にあるので何度も行った。当時ルネサンス絵画とイタリアのアートに陶酔していたので(って偉そうに言ってるけど単なる独学で終わった)、世界の名画を目の前で観れることは極上の喜びだった。

 

そこの半地下には、普段滅多に入ることができない秘密の部屋があり、噂には聞いていたけどあっさり立ち入らせてくれて感謝感激したときの話。今はもう有名になっちゃってるらしい。

 

 

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フィレンツェ、相性の悪い街。行けばバスの無銭乗車の容疑をかけられて捕まりそうになったり、アレルギーのクルミがすりつぶされて紛れているクリームパスタを知らずに食べて全身蕁麻疹できたり、ジプシーに囲まれそうになったり、西日の当たるトタン板の屋根裏部屋に泊まらせられたり、大家に「好き勝手歩き回って」と怒られたり、とにかく行けば何かしらのトラブルに巻き込まれるケースが多かったけど、大好きな街だったので懲りずによく行ってた。好奇心を探求することは飽くなき喜びそのもの。一人遊びができる人というのは、夢中になれる何かを持っているからなんだと思う。

 

また、とにかくどこかにじっとしていることができない性格だったので暇さえあればどこかしら出歩いたし、引っ越しもよくした。今こうやって一ヶ所(つまり日本)にいるのが自分でも不思議でならない。

 

 

市場を歩けば質の悪い革細工のお土産がぶら下がり、ちょっと離れればその辺に注射器が転がっている街、フィレンツェ。お金がない貧乏学生だった私は、バイトしたりなけなしの貯金をはたいて、本当になんの贅沢もせず細々と生きている時代でした。今もあんまり変わんないけどね。