世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ヒラルディ邸とバラガン邸、その周辺

メキシコシティで最も広大なチャプルテペック公園に隣接しているエリアは比較的立地の良いところで、東京で例えるなら代々木公園周辺みたいな場所。道も整理されているし治安も悪くないし、バラガン邸に行くならこの辺もゆっくり歩きながらと思っていたら偶然にヒラルディ邸を見つけてしまった。

 

 

 

 

 

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ここはすでに私邸の為一般見学はできないと思っていたのだけど、予約すれば見学もできるらしいです。

 

 

 

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特徴的なこのピンクが本当に目を引きます。

 

 

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1900年代の近代アートみたいな配色の家がどんな風なのか気になりました。この時バラガン邸の11時アポイントメントに遅れそうになってかなり焦っていたので適当に写真とって素通り!

 

 

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周辺は大きな並木が立ち並ぶ住宅街になっています。こういうところに暮らせる人たちが本当に羨ましいです。

 

 

 

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メキシコシティってすごく大きな街で、たくさんの地区にそれぞれ特徴があって、宿を構えるにはかなり頭を悩ませるところ。ソカロ周辺のガチで観光地中心のところだと治安も良くないしガヤガヤしすぎるから、ちょっと外れたこういう界隈だとすごく居心地もいいと思いました。メキシコシティの宿泊おすすめエリアはまたいつか記事にしてみたいと思います(自分の備忘録のためにも)。

 

 

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前日訪れたコヨアカン同様、二度としてないデザインばかりです。

 

 

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 建築デザインはもっと自由でいいと毎日言われてる気持ちになります。

 

うちの近所にも満を持して巨大な超高級マンションが今年やっと完成予定なのですが(即完売してました)、外観のデザインがあまりにもダサくてびっくり〜。

 

 

 

海外を旅してこういう町歩きをするのが本当に好きになりました。歩くというのは小さな発見があって 、実際の生活の呼吸みたいなものも感じられるし、ここに住んでいる人たちと同じ道、同じ空気、同じ景色を一瞬でも共有できるのが何よりも安心できるというか。

 

 

 

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 旅行というのは自分にとってはある意味「昔いた場所に帰る」みたいな感覚があって、こうやって歩いているだけでものすごいヒーリング効果があります。私は子供の頃から一人でいることが多かったので慣れてるんですね、こういう時間の過ごし方。

 

 

 

Googleマップの通りに来たら車がバンバン走る幹線道路の歩道になり、こんなところにバラガン邸なんかあるの?と疑心暗鬼になりましたが、なんとか見つけました。ちょっと(というかかなり)変な裏道からきちゃったみたい。

 

 

 

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ここがバラガン邸だと気づくのにだいぶ時間がかかりました



 

 

 

 

 

そうそう、バラガン邸の隣にもう一つ「オルテガ邸」というのがくっついているのを、帰国してから初めて知りました。。

 

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うすいピンク色の壁の方が「オルテガ邸」で、ルイス・バラガンが最初に建てて住んだ自宅はこちらの方なのだそう。今はこちらも私邸となっているのですが、どうやって見学できるのかはちょっとわかりません。ネット記事によると、バラガン邸のお庭と繋がっていてそこからちょっとだけ見ることができるらしいですが、ルイス・バラガン邸公式HPにはそんなことは一切触れられていません。

 

が!

 

メールアドレスだけ掲載されているので、もしかしたらそこにメールをして予約するのかもしれないですね。きっとそうだ。そうに違いない。

 

 

せっかく行ったしどうせお隣なら見てみたかったような気もするけど、、まあ仕方がない。

 

 

その代わりと言っちゃあなんですが、バラガン邸オルテガ邸の道路を挟んだ目の前にちょっとしたお庭がありました。

 

 

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ここは無料開放となっています。

 

 

 

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 きれいなところだったなあ。

 

  

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 これもメキシコの特徴かと思うのですが、植物をあえてきれいに刈り込まずワイルドな植物園っぽくしている傾向が見受けられます。

 

 

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 フリーダカーロの家もそんな感じでしたしバラガン邸も小さな森みたくなっていました。

 

 

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こういうコントラストも本当にいいです。

 

 

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静かな喧騒が心を癒します。

 

 

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 バラガン邸およびミュージアムショップ正面。

 

 

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さて、帰りは正規のルートで帰ります。

もう幹線道路には行きません。

 

 



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バラガン邸周辺は意外とごちゃごちゃしています。

 

 

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一見普通の通りですけど、いわば世界中の観光客が通るのですからね。

周辺住民の気合も入るのがわかります。

 

 

 

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このなだらかな坂道をずっと下って突き当たりを左に行くと地下鉄の駅。

 

 

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開いた窓の奥からラジオの音が聴こえたりなんかして。

日曜日の昼下がりなんで、人通りも少なく、お天気も良く、穏やかな時間が流れていました。

 

こんなふうにメキシコを思い出していると、とてつもない郷愁に誘われます。

 

あんなに恐れをなしていたメキシコ。

 

出発前に成田で暇そうにしていたアエロメヒコのグランドホステスさんにもメキシコ行くの怖いと愚痴れば「それくらいの心構えがちょうどいいですよ」と言われたし、ハバナのホテルではブラジル人にさえ「メキシコ人に気をつけて」と言われました。それまでプラハやベルリンでハイソなヨーロッパ人の生活を満喫してきたばかりだったし、愛してやまないイスタンブールでキャッシュカードを吸い込まれる事件も発生し、大きな期待を持って行ったキューバはちょっと自分には相性合わなくて、メキシコどうよって思ってましたが行ってみたら一生忘れられない旅先となりました。

 

 

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本当は一ヶ月くらい住んでのんびりやる予定だったんだけど。

 

 

今度もしそのチャンスが来たら、オアハカ一週間、メキシコシティ二週間かな。

セノーテで素潜り体験もしてみたいから、カリブ海追加で一週間。

でもカンクンにはきっと行かないよ。

もっとローカルなカリブ海がいいな。

 

 

 

 

いつのことやらですが、妄想が止まらないので今日はこれでおしまい。