世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

back to normal

 

緊急事態宣言が解かれてからも依然どこかよそよそしさも残る今日この頃。コロナの一件で世界全体のあたりまえが大きく変わろうとしていて、人との付き合い方というよりも「自分との向き合い方」の方が変わっていくのではないかと感じています。

 

医療従事者の皆様におかれましては日々感謝しているとはいえ、崖っぷちでがんばってる方々は他にも多くいらっしゃるのであのスローガンも正直複雑な気持ちになります。

 

 

私は一介のしがない会社員であるが故にこの二ヶ月は在宅で仕事してましたが、世間が言うほどストレスも不便も全く感じず、このままずっと在宅にさせてほしいと思うほどでした。朝はきちんと定刻に起き、部屋着をやめて一応日々ちゃんと洋服を選んで着て、自炊をし部屋をきれいに保ち模様替えをし花を買い植物を育てまじめに一日働いて、仕事が終わればウォーキングに出かけ、春から初夏にかける季節の移り変わりを五感で感じながら過ごすのはそれなりに快適でした。老後の自分まで想像してしまい、おそらく今のままなら晩年もそれなりに楽しく過ごせそうだなと確信し始めています。

(しかもこの二ヶ月本当によく寝ました。夜9時頃に寝落ちしてました)

 

 

それでも経営者というのは時にどうしても部下を近くに置いておきたいという気持ちが働く人も多く(放任主義の経営者も同じくらいいるけど)、私も今週から通常出社を始めました。日本の社会は群れをなすことで安心感を得る体質のようで、出社してそばで働くことで人的評価も上がるらしく、おかしなものだなと違和感を感じています。

 

 

また、在宅期間中仕事のやりにくさをどこまで感じていたかとか、リモートパワハラドロップアウト寸前の先輩がいるが君は大丈夫なのかとかいろいろ気にかけてもらってありがたいのですが、働き方の多様性やタイムマネージメントを自己管理することはもともと慣れてるし全然大丈夫ですと何度言っても「無理しなくていいよ」と言われるのです。文句一つ言わない部下を不審に思ってるのかも。

 

 

日本はアフターコロナで様々なライフスタイルの変化が訪れていると言われているけど、それは変化じゃなく単に「加速」なのである、とラジオで言ってました。私たちはその過程にいただけなのだと。

 

形式と伝統を重んじるあまりに後進国になり下がった日本はいろんな意味で瀬戸際にきてるのかもしれません。

 

 

私はというと、この先をいかに楽しく生きていきたいかだけを考えていきたいです。

 

 

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夕焼けピンクでキレイだった。

 

虎ノ門ヒルズの前にはばかるタワマも遂に完成手前まで。東京タワー丸見えの景観を完全にぶち壊されてヒルズ側はお気の毒だけど、これって主に港区の宿命だよなぁ。そういえば駅も開通してた!行ってないけど。

 

 

 

まぁとにかくそんな感じで、喉元過ぎれば熱さは忘れ、だましだましだんだんさりげなく日常に戻って行くんだろうなぁと感じています。