メキシコ旅行第3章の旅はタスコからスタートです。
まずは場所の確認。メキシコシティから南西に下ったところにあります。
地図見るとタスコに着く最後の追い込みルートがグネグネしてますね。どうりで軽く車酔いしたわけだ。。。
朝9:05の出発ですが50分くらい早くつきました。
事前にチケット買いにきてるので迷うこともなく到着した、再び北ターミナル。
SALA3のあたりで待機。
置いてかれないか心配で心配で、何度もゲートに行ってチケット見せても入れてくれない。
チケットに書いてあった通り、きっかり出発の15分前になってゲートが開きました。
バスの表示もバッチリ確認!もうこれで安心。全身脱力するほどホッとする瞬間。
一等車なので乗車前にお水とスナックをくれます。
突如不意打ちに几帳面なディスプレイに遭遇したのでつい写真撮りました。
車内は空いていて、5−6人程度。時間通りに出発しました。やったー!安心安全!
朝早かったし乗り物に乗る日の朝はいつもマックス緊張するので、安堵感に包まれて少し寝ました。
なんでそんなに緊張するかというと、過去にイタリアで置いていかれたことがあるからです。のんびりカプチーノとクロワッサンを売店で買っていたら時刻前に発車して置いていかれました。それでEuro Starの二等車をパーにしたことがあって猛省した経験からです。
(基本的に外国の公共機関を信用していません)
目が覚めたら外はいい天気でのどかな風景が広がっていました。海外を旅していつも充実感を感じるのは、こういう地方都市の風景を車窓から眺める時です。地方には地方の、おそらく昔からずっと変わらない風景というのがあって、世界のどこかの全く知らない場所にいるというのはそこはかとない開放感をしみじみ感じます。
タスコってスペイン語でTAXCOって書きます。TASCOではないのです。
ってことは、タバスコという地名もTABAXCOじゃない?
(調べたらそっちは普通にTABASCOでした。タコスやらタスコやらTAXCOやらTACOSやらTABASCOってややこしいですね)
それにしてもすごい登ってる!メキシコシティ自体標高がもともと高いから頭痛薬を持って行った方がいいと友人に進められたけど、タスコに行くまでも結構高いところを通るんですね。
異国情緒たまんないわ〜。安野光雅さんの素朴な世界そのもの。
あ、そういえば。。。ここのあたりは治安が悪いので有名だった。
「タスコ市内は治安が良く昼夜を問わず安心して町歩きが楽しめる。ただし周辺に麻薬犯罪の多い町があるので、車での移動の際は運転に注意したい」
※地球の歩き方2018年度版より抜粋
軽く車酔いしている間にタスコに到着しました〜。
帰りもここからバス乗るので場所と周辺の風景をしっかり覚えておく必要があります。
私がなぜ「そうだ、タスコにいこう」と思ったかというと、友人にオススメされたからです。ここは銀で栄えた町なそうでシルバーアクセサリーが安く手に入る、というどちらかというとそんなゲスな理由で訪れました。
まさかこんな坂道があるとは思いもせず。
すごいです。オートマ車じゃ恐ろしくて下れないような坂道です。
ところがこの街にはある特徴がありまして、なんとタクシーは全部真っ白なビートルです!
街の様子は歩いているとこんな感じ。割と家が多くて山に囲まれている町ですね。
坂道を制するもの、タスコを制すべし。(念のため念押ししますがタコスじゃないよ)
なんか古くて飾ってなくてかわいい町並みですね。もうこの時点ですっかりタスコが気に入りました。
もうねえ、このメキシコの建物が兎にも角にもツボなんですよ。
タスコいい感じーーーー!!!!
メキシコの使っている定番のフォントも大好き!!
きれいな町でしょう?
前も書いたことがあるのですが、わたくしメキシコの旅はほぼほぼノーインフォで行きました。というのも、この時は訪問地ラッシュが続いたのとまさかの転職で忙しくて調べる時間が全くなかったからです。
だから知らなかったのです。
タスコがこんなに冒険心をくすぐられる町だったということを。
そう、冒険心をくすぐる町でした。
続く。