お次はワットプラケオ=王宮に行きます。
ワットアルンからは14分と出てますが、実際は40分くらいはかかります。
ちょうど地図の右側の広いところがワットポー(寝そべりブッダ様)がいるところです。タイ語で表記されているので何が何だかわかりませんが。
この王宮チケット売り場までの道のりがとにかく長くて本当にヘットへとになりました。トゥクトゥクも勧誘に来るんだけど、地図で見ればすぐそばだから乗るわけにもいかないような気がして。
とにかく王宮の敷地面積がとんでもなく広大なので、入り口に行くにもぐるっと外周を周る。それだけの道がとんでもなくきつかったー!ちょうど正午のバンコクは一番暑さが辛い上に(おそらく排気ガスなどで)喉も乾きます。今思えばどっかで休憩すればよかったけど、休むような場所も王宮周辺はありません。国王が実際に今も住んでいる場所ですからおいそれ商業施設なんてないのです(ちょっとはあるけど)。
やっとついた。。。
もう疲れた。。。
入り口でチケットを買います。
バンコクはいまだに現金社会なのでカードを受け付けてくれるところとないところがあります。たまにはカード決済の手数料も取ります。それがちょっと意外だったな。発展してるところと遅れているところのギャップがすごい。ここのチケット売り場はカードOKでした。
そういえばタイの国王が数年前に亡くなって一年間タイは喪に服したとかで、みんな黒い服を着ていたと言ってましたね。
さて、王宮に入っていきなりびっくり!
これなに!??
あちらは本殿。御本尊があるところ。(あれ、こないだ御本尊をご本山と書いちゃったな。訂正しとかなくちゃ)
ヘビ!と思ったけど少し違うかな。
ちょっとわかりにくいけど象です。
これって本当の金(ゴールド)なの?
お昼間は暑いけど比較的人が少ない方だったのかも。
ここにもやはり「家臣の像」みたいなのがいて、周りはみんなこのポーズを真似て写真を撮っていました。。。
二人の如来像みたいなのが門を守ります。
王宮はすごく荘厳なんだけど、一歩ここを出ると昔ながらのタイの街並みがあり、そしてまた一歩出ると大型ショッピングセンターがある。バンコクはいろんな表情を持つ街なんですね。
でももうちょっと街のインフラ整備に力を入れてもいいのかも。
王様だけこんな贅沢したらあかんぜよ。
タイの人たちは信仰心が強そうだから助かっているのかも。
なんかモスクワでも見たな、そういえば。こういう贅を尽くした教会や建物を。
そして人々がインフレに喘ぎ、氷に閉ざされた街を。
今はだいぶ変化を遂げたらしいけど、そういう不毛な時期がモスクワも長いことあったわけで。
バンコクが盛り上がっているのは東京と同じで外国資本がじゃんじゃん入ってきているおかげなだけで、決して自国の生産率が上がっているわけではないんじゃないかと思うのですが、実際はどうなんでしょうね。
これはアンコールワットのミニチュアなのだとか。
精密です。
なんとなくこの辺りを歩いているとイスタンブールはトプカプ宮殿のハーレムを連想します。一方でタイの荘厳な建築物はどこかヨーロッパの影響も受けているように見えます。支柱なんてまるでギリシャのパルテノン神殿の様式と大差ありません。王宮の建立自体は1782年とのことですから、まあおそらくコピーした部分もあるのでしょうね。
トプカプ宮殿、ハーレムの記事。
(読み直してみたけど写真が暗すぎて、、、ひどい)
さて、本堂に行きます。
土足禁止で靴を脱いで上がりますが、、、、ちょっと耐えられない。
やはり靴下を履いてきて大正解です。
素足にサンダルの方、ご注意ください。
内部は撮影禁止です。
こないだのワットポーの本堂に祀ってあった祭壇とほぼ似ていますが、こちらはもっとパワーアップした感じの祭壇でした。
イメージ写真:こちらはワットポーの祭壇です
すごい混雑と悪臭により、、、すぐ脱出!!!
少し外で休憩をして(もうかなり疲れてきています)、もう出ようかと思ったらまだありました。
おそらくここが国王様がお住いの住居なんではないだろうか。
ヨーロッパ様式です。ウィーンの宮殿を彷彿させます。
なんかよくわからないけどいろんな建物が併設されています。
あちらは王宮入り口です。
この辺りが出口だったような気がします。
僧侶。
王宮の博物館みたいなのが併設されておりそこにも入ってみましたが、古い土偶みたいなものや瓦などが大変興味深かったです。昔の姿かたちはどこにも残ってないほど完璧に修復されている姿を現在は見ることができます。
王宮(ワットプラケオ)The Grand Palace
8:30-15:30
拝観料500バーツ(ぶっちぎりに高いです)
・ 靴下必須
・ はおりもの持参
・ カード決済可(他の寺院はダメでした)
午後3時30分で閉館するのを今知りました。プランを練る際はご注意を。
<おまけ>
寺院チケットコレクション。ワットアルンの拝観料は180円。ワットポーは730円。