世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

バラデロ日帰りツアー


キューバはバラデロという、車で3時間くらいのところにあるリゾート地。

(Googleだと2時間ちょっとと表示されているけど実際は3時間くらいかかった)




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バラデロはカリブ海に面した屈指のリゾート地。


昔はアル・カポネやデュポン社のデュポン氏の別荘もあったのだとか(怪しい)。


つまりはアメリカ人のおかげで開拓、発展した外国人向けビーチなのである。


バラデロのホテルは全てがオールインクルージブとなっていて、飲み物食べ物お部屋利用料などが全てキャッシュレスで満喫できることになっている。


とはいえ、事前調査をするもたかがバラデロのオールイクルージブって言っても期待はそれほどできないだろうなあと思っていたけどやっぱりその通りだった。




バラデロまでは自力で行く人もいるみたいですが、それこそ時間と労力を無駄にするだけなのでツアーに入ったほうが安心で楽チンだと思う。






移動中、底抜けに明るいガイドさんがキューバの歴史を話してくれる。私のことを「バンザイ」と呼び、とてもフレンドリーに話しかけてきてくれた。



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これはカリブ海クルーズの豪華客船だよね、きっと。



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どんどん朝になってきたけど、曇天。


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海はすぐそこなのにテンションがなかなかあがってこない。



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有料道路を通っているらしい。




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途中にある街の街並み。ガイドさんがなんか説明してたけど、もう忘れちゃったな。。。なんだっけ、昔なんかでたくさんの人がなくなった町だったとかなんとか。




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なにやら近代的なマリーナのあるところで止まる。
ついたのかと思ったら、そこで働いている従業員もちゃっかりバスに乗っていたようで、彼らだけを下ろしてバスはまた出発する。

(あの人たちが朝来るのが遅れたからバスも遅れたっぽい)



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海スレッスレの道路。こわーーい。。。



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バラデロ到着したみたい。変な形のホテルや大型ホテルなど大小様々なんだけど、共通して言えるのが「年代物ホテル」が多いこと。


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ホテルに到着。



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パスポートを身分証明証がわりにホテルに預け、バンドを腕につけて早速自由行動。まずはランチをお召し上がりくださいということで、ブッフェ会場へ。




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すごい種類のパンやお肉がずらり。
お客は全員と言っていいほど外国人。
だから外国人向けのブッフェ。

お肉を目の前で焼いてくれるのだけど、ものすごく不機嫌なキューバ人のコックが何を言っているのかよくわからなくて聞き直したら怒鳴られる。
キューバ人ってすぐ怒鳴る。辛抱強さのかけらもない。ここで働いている人は愛想もなかった。




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食後に自動マシーンで淹れたコーヒーが泥のようで辟易する。

もともと期待はしていなかったのでよかった。それでもキューバの人たちからすると贅沢の極みのようなホテルだと思う。できるだけ失礼のないように残さないように食べる。



その後控え室のお部屋のカードキーを受け取って着替えに行く。やっと部屋でゆっくりできると思ったらなんとツアーの女子全員で共有。ブラジル人の若い女子会3名がキャッキャしていて落ち着かず。
(そのうちの一人が話しかけてきて、彼女は最後までとてもフレンドリーだった)



曇天&閑散。


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海に行く。



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曇天。



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早速寝そべって本を読む。



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なんとなくカクテルとか飲みたい気もするけど(オールインクルージブだし)、肝心のバーが見当たらない。



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せっかく朝の苦行も乗り越えてはるばるここまでたどり着いたというのに、一切海に入らなかった。




だってみんな「寒い」って言ってたもん。



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お隣に座っている家族のイントネーションがアメリカンだからとても異国情緒が溢れているように感じる。普段ヨーロッパばっかり旅をしているので、アメリカンに囲まれるといつも萎縮してしまうのだった。



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ツアーのガイドさんの奥さんが今日誕生日なのだとかで、家族全員子供連れでツアーに参加していて、その家族が楽しそうに海で遊んでいた。なんだか幸せな光景だった。


ハバナを逃れてバラデロまで来て見たものの、なんとなくイマイチ感漂う。


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人もあんまりいない。日曜日だけど。


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それでも1時間ちょっとはいたような気がする。


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お部屋に戻ってシャワーして着替えて帰り支度でもしようかな。



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もっと人がたくさんいてお天気も良かったら楽しそうなホテルだけど、トルコのカルカンやクロアチアのツァヴタットみたいな「本気の海」に慣れてる野生児な私としてはこういう近代的(と呼んでいいのか分からないけど)な雰囲気はちょっと苦手かも。



夜になれば雰囲気も変わるかも??


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お部屋がわからず散々ウロウロしてお掃除の人に部屋番号言ってどこか教えてもらい、やっと戻って部屋に入ればシャワーは先客がおり、終わるまで待たねばならず。
なんだかめんどくさい。



集合時間まで時間があるからさっきのブッフェに戻ってなんか食べようかと思ったらもうクローズしていた。危ない危ない、さっき食べておいて良かった。食いっぱぐれたら大変だった。他にレストランもなさそうだし。



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なんか、、、こう、、、裏寂れた雰囲気がお分かりいただけるかと。





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そうしていると集合時間になりロビーにいたら、底抜けに明るいガイドさんが「バンザイ!ワッツアーップ!さっきビーチで見かけたぜ~ガハハハハ」と呼ばれたので、このツアーでよかったと思った。この人なら絶対に私を忘れて置いていくなんてことはなさそうだと思ったから。



来た道を戻る。海スレッスレの道路、何気に楽しみにしていた。


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この向こうはアメリカ大陸?ちょっとずれればメキシコかな。



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昔なんかで大勢の人がなくなった町を再び通る。



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(この日は一眼レフじゃなくてiPhoneで撮ってます)

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ハバナと違って平屋建ての家が多い。屋根がないテラスに座る人々。



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ちょっと雨が降って来た。


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ガイドさん、盛り上げ隊長。
「ブラジルー!YEAH!ジャパーン!YEAH!ジャーマニー!YEAH!」と参加客にマイクで声をかける。



途中下車して、「キューバで一番美味しいピニャコラーダを飲んでくれ」とのこと。
ここは絶景ポイント。キューバで一番長い橋だそう。これまた高いところに建っている。



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樹海。



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白いのは木の枝。



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バンザイ、騙されたと思って飲んでみなよ。ここのピニャコラーダは本当にうまいよという。仕方がないので飲んだけど、本当に美味しかった。お酒は自分で配合するパターン。


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見晴台にあるバーで振舞ってくれる。訪れる人がいたらぜひ。



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これにてバラデロツアーは終わり。

最後、雨が止んだ空を見たらなんかジーンとしたのを覚えている。

なんかとっても大事なことを思ったのは覚えているけど、

それがなんだったかは忘れてしまった。


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ホテルに着いたのは確か夕方の18時頃。

底抜けに明るいガイドさん、なぜかフレンドリーなブラジル人の女の子と別れてイングラテッラで下車。





今でも激しく後悔しているのは、ガイドさんにチップを渡しそびれたこと。

それもバラデロの思い出。