では引き続きプラハ一日目、ぶらぶら歩きの再開です。
写真を選択するのが面倒なので、ノーカット版でお送りします。
ここで引率役のおにーちゃんに「どっちに行きたい？」と聞かれました。そもそもどっがいいのか分からないので答えにくいのですが、ここで「どっちでもいい」というと、日本人としての主体性を問われるような気がして、無理やり「じゃああっちで！」と答えてしまうところに、今度は協調性を重視する日本人の特性を自分の中に見出し複雑な気持ちになります。
今見てもいいところです。
プラハっ子はピクニックが大好きみたいで、こうやって地べたに座っておしゃべりしたり、日光浴したり本を読んだり犬を連れてきたりしています。
理想的な時間の過ごし方です。
しかもこの絶景ですからね。観光客の喧騒もここまでは聞こえてこないし。
しかもプラハの公園はここだけじゃない。他にもいくつも広大な敷地があり、人々がこのように集まってはのんびりした時間を過ごしています。この日もそこそこ暑い日でしたが、寒い時期が長い国の人たちは暑さに幸せを感じるため、ちょっとやそっとの日差しではへこたれない。というか、むしろ享受している感じがします。
私も断然夏派ですけど、海がついてこない土地の場合ここみたいな陸地の楽しみ方も素敵だなってすごく思いました。特に新緑の深い時期に行っちゃったからなおさらキレイでした。これ、４月末の景色です。
似たようなカットですみません。ノーカット版兼サブリミナル効果。
もうだいぶ下ってきました。
そして表通りへ。
トラムが走る。街と同化しているトラムの風景も絵になります。
写真を撮ってたらおにーちゃんが「この建物、覚えてる？」と聞いてくる。
なんだっけ、と思ったらこれでした。
今回持参した私のガイドブック！！
よく覚えてるね～（笑）さすが。
（このガイドブックは素晴らしいガイド役を担ってくれました。後日後述します）
はい、定番の栗（マロニエ）の花！キレイです。
これを見てたらまたプラハに行きたくなりました。きっと今頃もこうやってアイスクリームでも食べながらのんびり日向ぼっこをしているんだろうなあ。
最高だね。
このまま公園に入りました。
水路がありまして、小屋があって、水車がありました。
「ほら、写真スポットだぜ」と言わんばかりの顔をおにーちゃんがするので、（特に興味はなかったけど）期待に応えて撮りました。
友達（妹）はもうさっそく疲れてきていてバテ始めています。察したおにーちゃんが、この辺でお気に入りのケーキ屋さんがあるので、そこで甘いものでも食べようという提案を。
友達と私も異議なし。
友達（妹）と、そのおにーちゃんです。
背の高い二人に挟まれると、背の低い私はもらい子みたいに見えるかも。
カレル橋のたもと！！
すごーーーーーーーーーーくきれいだった緑のトンネル。
かわいい建物！
この下におにーちゃんおすすめのケーキ屋さんが。
かわいいーーーー！！！お上品なかわいさがたまりません！！！
（おしゃれな店内撮りたかったけど勇気がなくてやめました）
お店は人でいっぱいで座れなさそうだったので、もう一軒別のおすすめに連れて行ってくれるとのこと。
ここにも水路（運河？）が。
しかもボートがくるんだ！へ～楽しそうじゃん。
あ、説明書きが書いてあった。（Prague- Veniceだって。プッ！）
今度行ったら乗ってみたいかも。
いずれもカレル橋のたもとにあります。この橋のたもと、なかなかいけてるからお散歩するなら要チェック！
もうなんの木だか言わなくてもわかりますよね？！
（このあともしつこく登場します）
ここがもう一つのおにーちゃんおすすめのカフェ。
手作り感満載のケーキが並びます。あいにく満席で、もう一軒の系列店をおすすめされたのでそっちへ移動しました。
プラハってどこいっても清潔でした。ヨーロッパ人は基本きれい好きだけど、東欧はもっときれい好きな印象。あと、なんでも手料理しちゃうイメージがあります。
友達は甘いものよりも塩っぽい味が好きで、本人曰く「1日になんどもお腹が減る」のでサンドイッチをチョイス。
おにーちゃん太鼓判のキャロットケーキは、あいにくくるみがふんだんに入っていたので私は（滅多に食べない）アップルパイを食べました。
キャロットケーキがかわいすぎます。
思い出しました。
子供の頃持っていた手作りケーキの本にキャロットケーキが載っていて、それがまさにこれと同じ写真だった。
日本で紹介されていた当時のお菓子は、リアルに情報が輸入されていた時代だったのですね。しみじみ嘘じゃなかったんだと一人心で感動しました。
つづく
