今年もペンキ塗りしました。
今年は去年塗り残した廊下と洗面のドア枠、おじいさんみたいな色(こげ茶)をした棚の枠を上塗りしました。去年買ったペンキはどれもまだ余っているので買い足す必要もなく、マスキングテープとヒダヒダがついている養生テープだけ買いました。去年のことを思うと今回の補足作業は気持ちがだいぶ楽でした。
この1年の間ずっと気になっていたツギハギ箇所の色がきれいに統一されてとても清々しいです。数ある白の中から選んだ「マスカルポーネ」という美味しそうな名前の白も温もりがある白で大変気に入っています。
ペンキ塗りはもともと古くなって汚れて退色していた壁紙の上に塗っています。もし今後気に入らなくなったら壁紙ごと剥がして新しい壁紙を貼ればいいのです。壁の下にある木枠も古くなって汚れていた箇所です。こげ茶だったのを白で塗りました。合板は念入りに重ね塗りしないとちゃんと色が乗りませんので下地にスプレーをしてからしつこくしつこく塗った部分です。(これは去年やった箇所の写真)

あ~。。。まんなかのところ塗り残してる。
あんなに目を凝らしてチェックしたはずなのに絶対塗り残しがあるんですよね。
めんどくさいからあとで油性白ペン買ってきて塗っちゃおう。

使い終わったペンキはこうやって数日放置しておくと、乾いてゴムみたいになり丸ごと剥がせるようになるので燃えるゴミにポイして終わり。筆はよく洗います。
いずれもベンジャミンムーアというペンキブランドを使っています。
使えば使うほどその良さを実感するすばらしいクオリティーでした。
<ベンジャミンムーアのメリット>
色の選択肢が幅広い
色むらしない
匂いがしない
素人でもプロのような仕上がりになる
すぐ乾く
手についてもきれいに取れる
最後のお掃除も大変楽
この色見本帳、裏にも別のカラーバリエーションがあります(迷いまくります)。

この見本の中から気に入ったものの候補をいくつかピックアップしお店に行くと、もう少し大きめの色サンプルをくれます。

実際に色を乗せる土台が、木なのかプラスチックなのか合板なのか紙素材なのか、ツルツル素材なのか凹凸素材なのかによって色の出方見え方が全く変わってきますから想像力をフル回転させる必要があります。
ちなみにこのペンキ屋さんはペイントレッスンもやってます(有料)。
私も5000円払って参加し徹底的にノウハウを叩き込んでもらいました。それでも独り立ちするときは不安で一杯でしたが、やりながら次第にコツをつかんでいった感じです。
お店ではペンキ塗りに必要なツールも売ってますので、ペンキと一緒に一式揃えることもできます。
ベンジャミンムーア

ペンキ塗りってちょっと躊躇する出来事かもしれないですが、私のように壁紙にやってしまえば平気だと思います(賃貸でおうちを出ることになってもどうせ壁紙って大家が貼り替えますし持ち家だったらなおさら気が楽かと)。ただしエアコンや床、窓や扉に飛び散らないようにしないとならないので養生に全神経を費やして命を張るくらい頑張らないとなりません。お部屋も意外と障害物が多くあり、なかなか簡単にはいかず、特に窓に神経使いました。ガラスや窓枠は飛び散ったら最後やりなおしききませんから。
あと、ヘルプを人に頼むのもほどほどに とのアドバイスも他から受けました。人によって塗り方(塗る方向)が様々なため、一般的なペンキだと仕上がりにもムラが出るのだとか。
あんまり参考にならないかもしれませんが、以上ペンキの話でした。
<追記>
ペンキ塗りのレッスンの様子を追記しておきます。
これ、必要ツール及びキットだと教えられたもの。

・カッターは切れ味のいい新品がおすすめ
・金属のヘラみたいなやつ(はさみの下)はマスキングテープを直線に切るための必須アイテム!
・シーリング剤は滲み防止
まず、シーリング剤を使うとどれほどきれいに仕上がるか、というレッスン。
・マスキングテープを三角に縁取ります
・テープの端にシーリング剤(無色透明)を塗ります
・ペンキを塗ります
・ペンキが乾いたらテープを剥がします
そうすると滲みのない美しいクッキリとした三角が浮かび上がってくるのです!
あ、肝心のその写真がない。。。。

応用編ドアバージョン。

これは今回塗ったドアの枠。
塗りたくないところをあらかじめマスキングテープでガードし、塗ったあとにテープを剥がすとこんな感じになります。
(アップで見るとテープの剥がし残しや滲みがわかりますね。遠目だと全くわかりませんのでほっといてますが)
この「滲み」を防止するのがシーリング剤。
私はこれをケチって買わなかったせいで、あとで大後悔するはめになりました。
さらに応用編。

床部分はマスキングテープを一度貼ったあとで、ビニールのヒダヒダがついているテープをさらに上張りしています(二度貼ります)。こうすることで塗りたくない箇所のガードと飛び散り防止機能が強固となります。
更には残った隙間の床全体に養生シートを敷くことで作業がやりやすくなります。
赤枠はヒダヒダと養生シートをテープで止めてずれないようにしています。
(うちの実際の画像)

こうやって床全体を覆います。

障害物はいろんなところに潜んでいます。
部屋中がこのテープだらけになるといっても過言じゃない。
次に壁を大きく塗るときのポイントは、このように十字を作って四つに区切ったあとで、四当分された範囲を少しずつ塗り進めるのがいいのだそうです。いきなり壁の上から下へ、というのではなく、なんとなくの正方形を思い描いてそれを少しずつ埋めて次から次に進んでいくイメージ。

ペンキはたっぷりと刷毛に取り、惜しみなく使うことでしっかり塗れました。
二度塗りが基本ですかね。
一度塗ったところが乾いたら更に塗る。
ムラがあるようならそれをひたすら繰り返す。
根性と集中力がいる作業です。
性格も表れます!
私の場合は天井もやりましたので全身ペンキが飛び散り外に出られなかったので、あらかじめ飲み物や食べ物を持参して一歩も外に出ずに作業しました。リラックスできるようラジオ聴きながらやりました。
以上追記でした。
(えらい長くなっちゃった!)