ロンドン快晴です。
日曜日にロンドンにわざわざパリからやってきた理由の一つは、ここBRICK LANEマーケットに来ることです。
ロンドンは実に様々のマーケットがあります。
代表的なのはポートベロー、カムデンあたりですが、近頃ロンドンの東が熱いとのことで、初めてそちらの方面へ足を運ぶことにしてみました。とはいえ昔はロンドンイーストエリアといったら治安の悪いことで有名で、近寄る機会もなければ寄り付こうと思いつきもしませんでした。昨今はオリンピックスタジアムができたことで大開発をなし、だいぶ昔とは変わってきた、とのことなので警戒心を解いてきてみることにしました。
セントパンクラスステーションからチューブで約15分程度。
朝早くからやってるかと思いきや、出足が遅いマーケット。
まだ誰もいません。
多分ここだと思うんだけど。。。
時間はもう10時。
でもこの閑散っぷり。
ちょうどいいや、ちょっとお金下ろさないとならないからATM探そう。
と思ったら、さっそく駅のそばにいた浮浪者から激しい罵倒とおねだり攻撃をされました。思い出したよ、ロンドンの浮浪者って(酔っ払ってるのか)他に比べてわりと攻撃的だったことを。久方ぶりにロンドンに戻ってきて最初に話しかけてきた人が浮浪者なんて最高だ。神様ありがとう。
その浮浪者をふりほどくためにいったんスーパーに入って、ちょっとしてからまた出てATMでお金をおろす。そしてスーパーに戻ってお水を買いました。
ちなみにロンドンはほとんど無人レジが導入されていました。
自分でバーコードして機械にお金を払うのです。
パリでも多く見かけましたがちょっとわけわからなそうなので(こういうところは弱気)有人レジでお会計していたのですが、ここのスーパーは全部無人レジ。もう避けられない無人レジデビュー。でもやってみると超楽チン。お金、入れても入れても戻ってきてなんだろうと思ったらユーロ入れてました~(アホ)。
さ、行くぞ。
ガラ~ン。
ここブリックレーンはウォールアートも有名なんだって。
ラップミュージックが頭に流れてきそうな感じです。
この出だしだけで「ああ~ロンドンに帰ってきたなあ~」という感慨でいっぱい。
やはりまだちょっと時間的に早いのね。
人も少ないし露天もない。
(事前情報だと露天が左右に溢れるのだと書いてあった)
あ。
ここ行きたかった古着屋さん。
見たら開いてるので入ります。
かっこいいです。
質のいい古着があります。
しかも安い。
人がまだ少ないので閑散としています。
ファーのジャケットを見つけて試着してみましたが、ちっちゃすぎてダメでした。
出ます。
お。
屋台だ。
でもまだ仕込み中です。
この辺はギャラリーとかも多いです。
当時は治安の悪さで有名だった東のロンドンは、こんなキラキラビルも建つようになったようでこのコントラストがいいですね。月島を思い出しました。
雑誌を読んだときはいろいろ行こうと思ったんですけど、なんだかそれにとらわれて歩くのがめんどくさくなってきたので自由歩きをすることにします。
かわいい!
この屋台は美味しそうな香りを漂わせておりました。
かわいい!
(もはや犬ではない)
いいね~。
何がいいって、使い古したレザー、木、鉄、ガラス、植物のテクスチャーコントラストがいいです。とってもお勉強になります。これが新品じゃなくてお古ってところがもっといいです。ああ~なにかこういうインスピレーションをもっと吸収したいです。
いいね~。
イレイザーヘッドが一番いいよ。
ここ、超おしゃれな本屋さんだった。
ロンドン、全体的に本屋のセンスがかなりハイレベルでした。
誓ってもいいけどそこはパリの上をいきます。
すばらしいです。
ネットショッピングでは体験できないアドレナリンがぐんぐん高まってきて、思わず買いたくなってしまうのですがやめました。英語の本なんて3ページも読んだら居眠りしちゃうから。
London A to Zを買おうと思って入ったのですが、このまま地図なしでなんとかなりそうな気がしてきてやめました。どうせ売ってなかったし。
だんだん賑わってきました。
おお~!
ディスプレイがシャレている!!立体的に魅せるのがうまいです。
おいしそうだしかわいいし購買意欲が掻き立てられます~。
マジパン苦手~。
でも見た目がキレイ。メゾンカイザーに売ってるパンみたい。
イギリスってこんなバラエティー豊かなチョイスってあったっけ?
でも私にはもう決めている食べ物があるのでスルーで歩きます。
誘惑に負けてはならない!
このパエリアなんかすごくおいしそうだけど!
ここにきてレストランでテーブルに座って店内で食事はちょっとイケてないかも。
やっぱ屋台飯ですよ。絶対。
こういうの食べ歩きしながら歩くのがマーケットの醍醐味といえるでしょう。
こんなお天気のいい日に!
数々の誘惑を必死に振りほどきながらおめあての場所にいきます。
ここです。
数々の雑誌、口コミで大絶賛。
「ロンドン ベーグル」でググれば一番最初に登場するこのベーグルやさん。
いざ、出陣。
(つづく)