さて。
BRICK LANEマーケットで有名で有名で有名すぎるベーグル屋さん。
予定ではここで軽くベーグルを食べてもう少し歩いたらカレー屋さんでカレーを食べる、というのが日本にいるときから練っていたプラン。ロンドンでおいしいカレーはどこで食べれる?と聞かれたら間違いなく「イーストロンドン」という答えが返ってくるほどうまいカレーにありつけるらしい。ので大本命はカレーです。そもそもロンドンのカレーはおいしいのです。
さて、そんな大本命の前に話題のお店にちょっと立ち寄ります。
軽くね、軽く。
そうそう、こないだ里帰りしてたNYの友達もこないだロンドンに遊びに来てて、古着屋めぐりの帰りにこのお店にも寄ったと言っていました。
「Salt beef beigelを食べるのよ」と念押されました。
もっちろん、それが楽しみで行くの~♪
ウィンドウの前で長蛇の列。
ベーグルの山。
奥にいるおばちゃんが大きい声で「Next!!!!」と叫んでくるので怖くてモタモタしてはいられません。
やっと私の番がやってきたらおばちゃんが「⚪️X※▫️?△とマスタードは?」と聞いてきた。ちょっと前半が聞き取れなかったのですが、マスタードなんかどうせ着色料にまみれた真っ黄色のまずいマスタードがベットリついてくるんだろうと予想し「no thank you」と言いました。
出てきたのがこれです。
でかくないですか?
このあとカレー食べるんですよ。
では一口。
いただきます。
ガブ。
もぐもぐ。
。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
えーと。
率直に感想言います。
ダメ。。。。
お肉がちょっと普通のビーフではないです。どっか加工してあって臭みが強い。
茹で肉みたいなフワフワな食感もダメ。
最後、食べきれずに捨てました。
すみません。
ここのベーグル、絶品という評判しか聞いたことないのでこんなこと言っちゃうと非難されそうで勇気いりますが、やはり味覚は人それぞれだと思うので素直に意見しておきます。ベーグルは普通ですが問題はベーグルじゃなくてこのお肉です。
写真撮りました。
右側にあるのがそのお肉の塊です。
ほんとに独特でした。
こんなの食べたことない。
そうそう、さっき聞き取れなかった前半の言葉はどうやらピクルスだったようです。
(ピクルスって言ってなかった、ナントカって言ってましたがわからなかった)
ピクルスだとわかってたらぜひとも追加したかった。
ピクルスとマスタードがあればもっとさっぱりした味になったのかもしれません。
私がかっこつけて「no thank you」と言ったばかりに失敗したのかもしれません。
しかーし。
このお口にまったくあわなかったベーグルが後遺症となり、一気に食欲が減退してこのあとの幸せなお食事タイムを全てぶち壊すことになりました。
あんなに楽しみにしていたカレーも「もういらない。。。」となり、
お口直しに「コーヒーむちゃくちゃ濃いブラック飲みたい」となり、
テイクアウトでコーヒーを買う。
キャブの天井がぶち抜かれていてその場でドリップしてくれる。
写真じゃわかりにくいですが、人がいます。
天井の上に。
2.40ポンドぴったり小銭を渡したら喜んでくれた。
歩きながらさっそく一口そっとすすると、、
熱いーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
猫舌の外人はこれ飲めないでしょーーーーー。
(個人的にはこれくらい熱い方が好きだが)
ということで歩き飲みはやめて一旦停止。
舌を火傷しかけました。
なんか胃の中が気持ち悪いです。
濃いコーヒーのおかげで少し楽になりましたが。
ワンちゃん、お願い。私を癒して。
無視↓
お昼時になって屋台はますます大にぎわい。
これは中華だったかインドネシアとかそっち系。
なんと日本食屋台も。すごい行列でしたよ!(やっと写真撮れたくらいですから)
でましたトルコ屋台。塩でちゃんと味付けするの忘れないでね!
ああああああああ~
かわひいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーーー
寸分の狂いもないアイコンタクト。
尻尾みてください、尻尾。
高速回転。
このあとワンちゃんの鼻の前に手をあててご挨拶。
クンクンしてくれました。
名残惜しくお別れ。
きれいな建物。
昔読んだ絵本に出てきそう。
ストリートミュージシャンがローリングストーンズのルビーチューズデイを歌っていました。
"Still I'm gonna miss you."
冬晴れのロンドン。ラッキーです。
お気に入りの古着は見つけられなかったけど、マグネット2個とブレスレット(すんごい安いやつ)2個買いました。
お天気も良くておだやかな冬の日曜日の昼下がり。
もう多分来ることはないと思うから、最初で最後。
バイバイ、BRICK LANE。