世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

美食な国ベスト3


そういえばデンマークコペンハーゲンにてずっと行きたかったサンドイッチ屋さんに行き、ショーケースに並ぶあらゆる種類から散々悩んでやっと決めていざ一口噛んだら中にくるみが入っていて食べれなかったという悲しい思い出がよみがえりました。




基本的に選り好みはしない方だと思いますが、いくつか食べられないものがあります。くるみは論外として、蟹味噌やウニの類、ズッキーニの花(の身の部分)、カルチョーフィ、松の実、オイルサーディン、海外の臓物系(フォアグラとか)。

いずれもあまり人様に迷惑をかけない程度のものかと思います。むしろ蟹味噌系やフォアグラあたりは「これちょっと苦手」というと大方の人が喜んで私の分も食べてくれる可能性が高いです。




さて。


美食ランキングです。


基本的にどこもある程度美味しいです。だから甲乙つけがたいのですが、あえて三つを選ぶなら、という感じです。







第3位:イタリア




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イタリア料理って日本人になじみがあるからイタリアに行けばグルメ天国なんだと思いきや、案外そうでもないというのが持論。住むとよくわかりますが、とにかく小麦粉料理ばっかり食べてるイメージ。彼らはセコンド(お肉やお魚)よりもプリモ(パスタ)を好んで食べるので、お肉料理やお魚料理にバラエティーがありません。パンもあんまり美味しくない。しかも味が全部同じ!材料はオリーブオイル、塩、にんにく、トマトしかないんですから。だけど素材がいいからおいしいのだと思います。


だけど二年前にイタリアに遊びに行った時に思ったのは、近頃イタリア料理も進化してきているのだなということでした。食堂に行けば定番メニューしかなかったのだけど、「森の狩人風オレッキエッティ」とかネーミングが想像力豊かになっていて、パスタの種類も増えたような気がします。
彼らは食べることももちろん大好きなんだけど、どちらかというと家族や恋人や友達と大勢で集まって世間話を延々とできる場があればいいと思っているふしがあるように思います。




一方で、アンティパスト(前菜)はとっても美味しいです。おそらくセコンドを省く分、こっちでバランスとるのだと思われます。なすや肉厚のパプリカ、ズッキーニをオーブンでトロトロになるまで焼いてオリーブオイルでマリネしたやつとか、くたくたになったほうれん草とか、歯の弱い人にももってこいな感じ。



イタリアの朝ごはん。


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カプチーノコルネットというパン。
イタリアで一番郷愁を覚える味。
これはイタリアでしか味わえない味。他のどこも真似できない。
























かなり肉食です。
宗教的な縛りもないのでなんでも食べます。
しかもおいしい。


セルビアの場合はこうやってパンに選べるトッピングがついてくるのが定番のようでした。この膨らんだ大きなパンはトルコでも目にしました。









前回お伝えした、例のカイマックというチーズが洪水のように溢れてくるカツレツ。










鶏肉とゴルゴンゾーラベシャメルソースのオーブン焼き。









魚介とチーズ、バルサミコで味付けしてあるリゾット。







ちょっとイタリアの影響を受けている魚介のスパゲッティ(麺がヨボヨボ)。








何度思い出しても目を細めたくなるほどおいしかったイカ焼。
中にベーコンとキノコのバターソースが入っていてナイフを入れると洪水が起きる。







鴨肉と野菜のココナッツミルクリゾット。チーズいっぱいかかってます。
初めての味。衝撃的に絶品。









クロアチアは特に海沿いのためお向かいのイタリア料理の影響を受けているものが多いですが、本国イタリアよりもおいしい事をここに断言します。






セルビアの朝ごはん。


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しょっぱいのを食べるのが習慣!
意外でした。
日本と一緒。
もちろんジャムとかも食べますが、朝から塩気のあるものをこれだけ食べるのはめずらしい。ヨーグルトは飲むヨーグルト(無糖)を牛乳のようにして飲みます。






















第1位:フランス


グルメに関してはフランスにかなう国はあるんだろうか。



フランス料理はもちろん定番もあるのですが、奇想天外で想像ができないものが出てくるイメージが多い。
しかも飾り付けも美しく、食感があって味にバリエーションがある。
とにかく何を食べてもおいしい、ハズレない。
量も多くてお腹いっぱいになる。




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そういう冒険心をくすぐる=しかも美味しいのはフランスしかない!






PAULなんてド定番ですが、このなんの変哲もなさそうなサンドイッチ。

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想像を超える美味しさです。

パンが美味しいのはもちろんだけど、バターとマヨネーズがはんぱなく美味しい。




あいにくフランスの食事の写真がほとんどないので、次行った時に撮ってきます。







パリの朝ごはん。


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これにバター塗ってあったかい牛乳入りのコーヒーだけで十分。
この素朴な朝食すら、フランスに行く大きな理由の一つです。



フランスで美味しい料理に出会わなかった人はちょっと残念です。
とうか、かなりもったいないです。
いつかいい出会いがあることを願います。

フランス料理の美味しさは何度も語っている気がするのでここまで。









<番外編>

他にもおいしかった国:

スペイン
一通りおいしかったのだけど、当時はどこに行ってもなぜか鳥の丸焼きとフレンチフライのセットばかりを見かけた。マドリッドバルセロナも。行きたかったパエリヤのお店は閉まってたし三日に一度の外食ルールという縛りもあって、二週間いたのに知り尽くすほど食べていないというのが現状。

ここもかなり肉食な国だけどおいしい。ヨーロッパとロシアの中間あたりのお料理なので、ステーキみたいなものもあればグヤーシュもあったりしていろいろ楽しめる。

グリークサラダ、ムサカ、スブラキ、ピタサンドを飽きずにひたすらリピート。特にムサカは美味しかった。単なるナスのラザニアに見えるんだけど一体何が違うんだろうか。

何を食べても全部おいしい。パクチードクダミも全部克服した。



ちょっとう~ん、な国:

トルコ
基本的に全く問題はないのだけど、見た目とはうらはらにとにかく味が薄い。

オランダ(アムステルダム
名物がないから何を食べていいのかよくわからない。冷凍食品が多いイメージ。

イギリス
言うまでもないと思うけど、最近はちょっと変わってきたかも???











以上です。
最後はほぼ思いつきで羅列。

なお、このランキングは個人的主観によるものです。どうぞご了承ください。