世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

老舗食材店カストローニ

Cola di Rienzoという通りがあります。
ここはローマっ子が訪れる地元スポットです。


そこにある、カストローニという食材店。
有名も有名、ローマの超老舗。
イタリア食材はもとより、世界各国の輸入食材も扱います。



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エスプレッソも有名。
ここで美味しいエスプレッソの豆を買って帰るのが今回のミッションの一つ。




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<買い方>
1 好みの豆を選ぶ
2 好みの大きさの袋を選ぶ
3 豆を量った後、レシートをくれる
4 それを持ってレジに行って先にお会計をする
5 「お支払い済」というスタンプのついたレシートをもって戻る
6 レシートを見せて商品と引き換え



イタリアは大方、「先にお会計」です。
旅行に行かれる方がいればぜひとも念頭に入れておくとよろしいかと。





ウインドウにも各国のチョコレートがずらり。

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ボッタルガ(からすみ)が13ユーロ!安い上に、しかも巨大。


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乾燥パスタ、ドライフルーツ、乾燥ポルチーニ(きのこ)、オリーブオイル、チョコレート、クッキー、ワイン、ビネガー、リモンチェッロなどなど、普段スーパーではお目にかかれないメーカーの高級食材が、古めかしい木の棚にきれいに並べられています。



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中にはバールがあって、いつもたくさんの人で賑わっています。
ここでエスプレッソをクイッと飲んで出て行くのがカストローニに来た時の流儀。





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めちゃくちゃ勇気振り絞って写真撮りました。
だってこんなところで写真撮る人なんていない。








お店の奥には日本食材も少し置いてありますが、当時は高くてとても手が出ませんでした。ただ眺めるだけ。

ロンドンやパリと違ってローマは日本人がそれほど住んでいないし、駐在員などがやってくるような場所でもないので、日本人スーパーなどありません。だからこういうお店はすごく貴重だったけど、それでも手が出なくて日本からくる友達や、時々送られる小包に入っているものでまかないました。


でもローマで売ってるお米はリゾット用だったから和食向きではなく、あれでおにぎりなんて食べれたものではないから、イタリアにいて日本食を作ることはめったにしなかった。お肉の味は違うし野菜は日本のよりも固くて柔らかくなりにくいし醤油はずっと使わないと古くなってしまうしで、お米が恋しくなったらなじみのチャイニーズレストラン行きました。