世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

青春のパンテオン(ローマ)

当時通っていた学校がこの近くで毎日のように通いつめたので、ほぼ庭といっても過言じゃない。


イメージ 1


パンテオンとはもともと神を祭る場所だったらしいのですが、いつの頃からか寺院になり、現在はラファエロやいにしえの教皇たちの墓廟が床に埋め込まれています。確かこの建物は天井(クーポラ部分)の内径が全部等間隔に設計されています。内部はとても質素です。暑い夏の日など涼みによくこの中に入ったりしました。


パンテオンの周辺はローマの素顔が楽しめるスポットの一つです。


エスプレッソグラニータを満喫できる「Tazza D'oro」。ここは数え切れないほど通った。

イメージ 2



ラニータとはスムージーのことです。


イメージ 3


濃厚なエスプレッソ味のキメの細かいカキ氷に甘さ控えめのパンナ(生クリーム)が乗っています。
夏の風物詩の一つ。


・ローマで5本の指に入る有名なジェラートやさん「Della Palma」
本場のジェラートやさんでは2種類の味を選ぶのが一般的。土台はコーンかカップを選べます。

イメージ 4



私はコテコテのあま~いチョコとかダメだったので、いつもヨーグルトとシャーベットのコンビにして生クリームは必ずつけてもらっていました。お店によってもこの生クリームの味が変わるんです。意外とサッパリしていて美味しいです。

Della Palma(You Tube版)・・・いつもこんなにそろっているとは限らないけど、まぁ近いかな。






・天下の「マクドナルド」

目の前のパンテオンを拝みながらテーブルチャージなしで休憩ができます。
ただし鳩がウジャウジャいて若干気持ち悪いですし、奴らにポテトを攻撃される場面を見たことがあるのでお気をつけ下さい。


ちょっと裏路地へ入るとたくさんのトラットリアやバール、骨董品や古着やさん、デザイナーのアトリエなどが歴史的建造物と狭い石畳の通りにひっそりと並んでいます。


ローマに限らずイタリアはバールと呼ばれるカフェがあちらこちらに点在しており、カウンターでの立ち飲みが基本です。みんな昼間はエスプレッソしか飲みませんからクイッと飲んで終わります。日本のようにテーブルに座ってゆっくりコーヒーを楽しむ習慣はあんまりありません。
時々テーブルに座ることもありますが、その場合はテーブルチャージをとられちゃうので結構高くつきます。



疲れてどこかに座りたいと思ったら、広場とか教会の階段とかに座ればいいのです。
日光浴をこよなく愛するヨーロッパ人はおおむねそうします。


イメージ 5



この二人は一緒に暮らしていたシェアメイト。
左はスロヴァキア出身のエヴァで、右はオランダ出身のエマ。


イメージ 6



パンテオンには数え切れない思い出がたくさんたくさんある。
映画にいくときも、お昼にピザを食べに行く時も、夜遊びに行く時も、いろんな人といつもここで待ち合わせた。
笑い話や悲しい話、うまくいったりいかなかったとお喋りしたのもパンテオンの広場だった。


青春パンテオン

ローマの観光名所として欠かせないスポットですが、手軽なグルメスポットも多数あるのでお見逃しなく。


チャオ。