この日の朝食は念願のこれを食します。
ロティボーイ!!
これは表面がビスケット生地になっていて中はふわふわのパンにバターがしっとりとしみています。
たっぷりの熱々のブラックコーヒーとこのほのかにあたたかいロティボーイは最高の相性でした。
毎日食べたくなるような代物です。
日本を除くアジアではかなり広まっているらしいこのパン、友人は「権利を買いたい」と豪語していました。一見フツーのパンに見えますけどね。食べるとその優しい口当たりと甘さの中にバターの塩気が絶妙なバランスでからみあい、食べるものをうならせます。
先日夜中の1時過ぎに東大門でお肉を食べたというのに、翌朝にはこれですから・・・。
食いしん坊にはたまりません。
さて、ここからは全員がチリチリに別れて思い思いの最後の時間を過ごし、お昼に待ち合わせすることにしました。友人は最後の免税店へ、私は別の免税店に行っておみやげ用の韓国パックを山ほど買ってから次の目的地、梨大(イデ)へ向かいます。
ここは通称女子大通りと呼ばれているらしく、学生街のメッカ。
個性あふれるセレクトショップや雑貨屋さんがあるらしいとのことで張り切って向かいます。
日本からバイヤーが買い付けにくるスポットでもあるらしい。
これが大学のようです。
このあたりは確かに学生街といった雰囲気がよく出ていました。
だけど気づきました。
原宿の竹下通りみたいなところなんだということを。。。。。
がっかりした気持ちですぐに退散することにします。
だけど、ふと通り過ぎた街並を見るとこういう景色に出くわす。
ソウルはつくづく坂道の多い街だと思う。
こんなところにも長い長い坂道が。
梨大(イデ)を出て、待ち合わせの明洞(ミョンドン)まで地下鉄で戻ります。
待ち合わせのホテルのロビーまで向かい、友人が食べたがっていたソルロンタンを食する事に。
ソルロンタンとは牛肉をじっくり煮込んだ白濁色のスープにご飯をいれてクッパにして食べたりするもので、見た目以上にとてもあっさりしていて味が薄いくらいでした。なので塩胡椒をして味を好みに調整した方がいいかもしれません。
明洞(ミョンドン)の「神仙ソルロンタン」というお店、満席でした。
その後に「明洞餃子」というものを食べにもう一件はしごする。
ここも長蛇の行列でした。
これがその餃子。
いわゆるスープダンプリングで中におつゆがギュッと詰まってる小龍包みたいなやつです。
メニューを見ると餃子とラーメンしかなく、みんな同じものを食べていました。
このあとは名残を惜しみながら16:00にホテルに戻りお迎えのバスに乗って空港へ。
その後また食料品店に無理矢理連れて行かれて街の二倍はするような高い食料品を進められるものの、何も買わずにそのまま金浦空港に行き、20:00の羽田行きに乗って帰宅の途につきました。
というわけで、食べ尽くして食べ尽くし、思う存分遊んだソウル三日間の旅は終わりました。
今回の旅で思ったのは、韓国料理は意外とあっさりしているものが多いという事、そして韓国人はとにかく観光客に親切である事。日本人はここまで彼らに対して優しいかどうかは本当に疑問です。タクシーの運転手は外人であるというだけで乗車拒否をする姿はしょっちゅう見かける。日本人が全く親切ではないと言い切るつもりはないけれど、韓国人のような寛容さというか積極的な優しさは我々も真似しなければいけないと思いました。韓国のお友達は今まで何人かいて日本に招いた事もありますが、友達ではない他人がここまで親日とは本当に想像もしていなかったし、どちらかというと反日のイメージがありましたが、けしてそんなことはないのかもしれないと思いました。
今回はなかなか写真を撮るタイミングがなくて説明に説得力がなかったり写真がイマイチなものもたくさんありました。何とかありあわせの写真を組み合わせてサッと旅行記にしてみたのですが、少しでも現地の様子が伝われば幸いです。
これが終わったらまたパリ旅行記に戻ります。
最後の写真はニセミッキー。
分かりにくいですが、レンズを向けたらちゃっかりポーズをとっています。
ニセモノでつかまる前に逃げろー!!
ではこれにて週末ソウル終了。
おそまつさまでした。