世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

日曜日なアヴィニョン

プロヴァンスの名所の一つ、アヴィニョンはパリからTGVで一本で(確か)2時間ほどで行けます。
一言でいうと、こじんまりとしていてとっても良いところでした。
時間の流れがのんびり過ぎていきます。

なんかこういうところに来ると、ちっちゃいことなんてどーでもいいと本気で思えてきます。

駅前には背の高い並木の続く目抜き通りがありまして、
その左右には小さな商店が立ち並びます。
カフェ、パン屋さん、ワインやさん、観光案内所、広場、おみやげやさん、服やさん、などなど。

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そこにあるカフェに入り、エスプレッソをぐいっと飲んで3分で出ました。
疲れている時にこれは効く。


並木道を抜けると町の劇場が。

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更にあるくとお城が。

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お城の中に入ってみたら日本語ガイドがいました。すごく大きなお城でしたが概要はほぼ忘れました。


お城を抜ける道。

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抜けると広場がありました。
そこにあった大きなオリーブの木

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広場の柵越しに、なにやらしりきれとんぼな橋を発見。
さっそく行ってみる。

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橋からみた右岸の景色。美しかった・・・。多分ここはロワーヌ川ではなかろうか。
おそらくアルルとつながっているような気がする。違うかも。

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ドイツ人に写真をとってもらう。
すばらしい。このポジショニングを本能的に察知して撮ってくれたのでしょうね。
たいていはど真ん中に写されるのがオチなんですが。

ちなみに私、このとき満面の笑顔です。

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街をうろうろしていたら、地元の大学生が主催している催し物の手作りポスターが。
上手だなぁ・・・。
と思ってよく見ると、カトちゃんがいました。招き猫もいます。ザ・雑多。

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お腹が減ったのでランチします。
今日も絶対ハズレのない「本日のランチ」を頼みました。かなりの量で驚きましたがペロリ完食です。
フランスのフレンチフライは、カリッとしているのですごく美味しいのです。
野菜も本来の味がしっかりしていて、他のヨーロッパと歴然とした違いがあります。味付けです。
イタリアみたいに塩で終わるわけではないところがフランス流。あの様々なソースには毎度のことながら参ります。レシピが全く想像つかないんです。
フランス料理は世界で二番目に美味しい。一番はもちろん日本食に決まってます。

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(あ~もう夕飯いらない)

そう思いながら歩いていたら、今度はこんなポスターが。
モリゾみたいな絵だったので、さっそく町の小さな美術館へ足を運ぶ。
内部は以前ご紹介したノイエ・ギャラリーみたいな感じ、つまりどっかの邸宅跡が美術館になってました。
そういえばノイエと展示物もすごく似ている。小さな彫刻が置いてあったり。
こういう庶民的な町の美術館っていい。入場料も安いし、なんと言ってもお気軽に絵を鑑賞できる。
この時みたいに、ランチのあとで思いつきでフラリ

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お城も橋も有名です。
だけど名前も思い出せないし、調べるのも面倒くさいので割愛します。

アヴィニョンは毎日が日曜日みたいなところでした。
観光客も地元の人も、なんかのんびりしていて良かった。
あれもこれも見なくちゃいけない!的な場所ではありません。

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最後に。
プロヴァンスの「毎日が日曜日」な景色をプレゼント。



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ほら、ちっちゃいことなんてどーーーでもいいことのように思えてくるでしょ?


チャオ。