世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

花咲くアーモンドの木

最近時々思い出すのがこれ。
好きなやつって、何か日常的な空間の中にポンと突然頭に浮かんできたりするんです。



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フィンセント・ヴァン・ゴッホ  
花咲くアーモンドの木  


この絵はゴッホが晩年に、テオの子供の出産祝いに描いて贈ったといわれる絵です。



いつも飾ろう飾ろうと思ってポスターをながめては、結局いつもひっそりとしまってしまう絵なんですが。なんだろ、絵のインパクトが大きいのと、私にとっては存在感が半端じゃないのですごく特別な感じがするんです。だから大切にとってあります。

いつか私にも子供が産まれたら(強制的に)この絵を子供部屋に飾ってもいいかなと思ってます。ずいぶん大人っぽい子供部屋になっちゃいますね・・・。いいんです。ママの特権ということにします。

私が子供の頃には通称「おしおき部屋」というのがあり、悪さをすると必ずそこに閉じ込められました。
そこにはモナリザの複製が置いてあり、それが怖くて怖くて、「死んだ方がマシだ」まで思ったくらいです。
暗い部屋に閉じ込められるのが嫌だったんじゃありません。
モナリザに見つめられるのがおそろしかったのです。

そんな恐怖を植えつけるような絵ではないので多分大丈夫でしょう。
プーさんなどのポスターなんて絶対貼りたくない(笑)。



それにしても、とってもやすらぐ気持ちになるようないい絵です。
どのへんがって言われても具体的に答えることはできません・・・。

実際の青はもう少しトーン抑え目で、薄い藍色に近い感じなのでパソコンでみるのとは若干異なります。
おそらくゴッホの草木バージョンの中では一番好きかもしれません。

それにしても気持ちのよい週末ですね。
日向で目をつむってジーッとしているイヌやネコの気持ちになる。


穏やかな日曜日を。
チャオ。