世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

Black & White はジャズか否か

(前置き)
私が書庫に名前をつけるとき。
一国一都市しか滞在しなかった場合は、町の名前だけ。
数箇所歩いた時は国の名前をつけるようにしています。
なぜなら、一都市だけでその国を「こうだ」と判断する事は危険な事と思っているからです。
まじめでしょう?(笑)


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さて、ウィーンは寄り道したわけじゃありませんが、結果としては似たようなものです。
確か物価が高かったような記憶があります。
私が観光する時には、必ずその国の名物を食べるのが楽しみの一つなのですが、ウインナーコーヒーやザッハトルテも食べませんでした。
なぜなら、バックパッカーごときが出入りするには、いささか格式高い雰囲気のお店ばかりだったんです
(一応、TPOも考えました)。それにウィーンにはギリシャから飛びましたから、イカフリットやスブラキみたいなどっかん料理を食べ続けてきた私にとって、急にシックなお店ってのに馴染むのには抵抗がありました。
大久保で韓国料理食べた後に、広尾のイタリアンでドルチェなんて食べれないですよね。そんな感じです。

で、何を食べたかというと。
たまごです、たまご。
たまご焼きを作ってそれだけ食べました。(NO 醤油)

泊まったユースは自炊OKだったのにもかかわらず、到着したのが日曜日だったのでスーパーが開いてなく、
唯一開いていたお肉屋さんのカウンターに置いてあったたまごを発見し(注・肉完売)、無理矢理シャッターをこじ開けて買ったたまご(お姉さんがすごく優しかった)。
ユースに戻ると、韓国人のバックパッカーが素敵なガーリックの匂いをかぐわせた韓国料理を作ってました。
飢えた私たちは「おすそわけしてもらえませんか、って言ってきてよ!」と押し問答した挙句、そんなみみっちぃことはできず、わびしくたまごを食べたわけです。


とりあえず、ウィーン/オペラ座  

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多分、ハプスブルク家の家。(どこもかしこも似たような街並みなので正直覚えてない・・・。)  

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全然お腹も満たされないので、ユースで知り合ったイタリア人とドイツ人とビールを飲みに行く事にしました。
寒いのに、公園のベンチでビアガーデンなんかやってます。
世間話として、まずドイツ人に、ウィーンには何しにきたのか、と尋ねました。
すると彼は「ジャズを習いにきた」といいます。

ほほぅ。クラシックで名高いウィーンでジャズなんてあったのか!
それは初耳、と思い、どんなジャンルのジャズを習いに来たの?と尋ねると「いろいろ」と言う。

好きなジャズメンって誰?と聴いたら、彼は間髪いれずにこう答えました。



「マイケルジャクソン。」


え、ええーーーーーーー??!!


しかも・・・やっぱりね、いるんですよ。根強いマイケルジャクソンファンって。
少数派かもしれませんが、ポル・ポト派みたいに少数でも結構パワフルなんですよ。

私的ウィーンキーワード。
・たまご
ユースホステル

そしてやっぱりこれははずせない。

・『マイケルジャクソン≠ジャズ』


絶対違うと思うけど!!!!
ただし、その違うところをそうだと結論づける潔さが結構好きです(笑)。

チャオ☆彡