世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

またリピートしたい国ベスト3


特別企画第二弾。

またリピートしたい国ベスト3の発表です。












































第3位:ドイツ(ベルリン)

理由はシンプルで、「最新のベルリンを体験したいから」、ですかね~。


イメージ 1









ここ数年ベルリンってすごい進化を遂げている場所の一つだと思うんですよね。


昨今はクリエイターとかアーティストとかそういう個人活動したいひとが集まる街っていう印象が非常に強い。そのせいか建物も飲食もインテリアもアートも個性的なものが多い。あんま詳しく知らないけど。


あの頃ベルリンにはオーストリアから陸路で入った。つい昨日までギリシャの海で泳いでたのにオーストリア入ったらダウンジャケット。うすら寒い秋の暗い空の彼方に、でっかいでっかい木製の観覧車を車中からボーッと眺めた。あれはオーストリアのプラーターの観覧車だったのか、それともベルリンズーのものだったのか自信ないけど、ズーに観覧車はなさそうだからプラーターかなあ。森の中にニュッとそびえる巨大な観覧車。そのシルエットがうす暗い空に浮かんで、なんだか寂しさの中にもかっこよさを感じたのだった。


ベルリンってあの頃はまだ中途半端な街だった。建設ラッシュで人もまばらで、テレビ塔の近くのいかにも観光客が入りそうなダイナーみたいなところで、とりあえず定番のウインナーとザワークラウトを食べた(子供の頃読んだ本で「ザワークラウト」という言葉を知り、それが食べられるのだと心の中でしみじみ感動に浸った)。味は普通だった。雨が降ってあっという間に夜になり、観光を終えてポツンと明かりが灯っているミュージックストアに入り、ドイツ語全然わかんないけど適当に買った無名ジャズのCDを買った。名前はドイツ系、顔はユダヤ系。ちょっとブルースっぽいようなジャズで、別にすごい気に入ってるわけじゃないけど縁があって今も持っているって話。




地方編:思い出記事「カミカミなお城」


※実はアムステルダムと僅差でした(アムスは好きで2度行ってます)
















































































第2位:ポルトガル



理由はなんだろう。うーん、ちょっとよくわからないけど、食べ物が美味しくて素朴でのんびり過ごせたからかな。




イメージ 2









訪れた時は電車がストライキで数日止まってしまって身動き取れなかったから、四日くらい滞在したんですよね。二日もあれば見終わる街だし、歩いてると必ず通る目抜通りみたいなのもすっかり飽きちゃって、そのうちお気に入りのスーパーに毎日11時40分頃に並ぶ揚げたてのタラのフライと焼きたてのボーロを目当てに店の前で待つという野良猫みたいな過ごし方をしていました。しかも三日に一度の待ちに待った外食、しかも最終日なのにチャイニーズで食事をしたという、なんだか自由奔放すぎる旅でしたけど、たまに思い出すと、おお!ポルトガル!とテンションがちょっとあがります。そういえば海水浴するところもなかった(見つけられなかった)から、思い出の濃さでいったらそこまで濃厚ではないのだけど、今ならまた行ってみたい。そしてポルトガル行ったらスペインはセビーリャ寄って帰りたい。なぜなら当時組んだルートから外れていて行かなかったから。


そういえばポルトガルは切手が可愛かったな。
ポルトガル名物の食べ物の写真で。

(日本も寿司とかてんぷらの写真切手があったら楽しいのに)



思い出記事ポルトガル最終章~ピンクの壁のネコ~」



































さて。








はえある第1位。














もうわかりますよね。






























































































第1位:フランス(パリ)






イメージ 3





個人的にはどうしてフランスが「これまで旅行した国ベスト3」にランクインしなかったのか謎だったのですが、フランスはいろんな魅力が盛りだくさんすぎてのんびりできないという長所が仇となりました。まあでも大好きなので何度もリピートしてるわけで、今回のランキングでは堂々一位です。












リピートする理由その1:お散歩が楽しい




イメージ 5







リピートする理由その2:食べ物がおいしい





イメージ 4

パリに行ったらいつもランチするカフェ@サンマルタン運河







リピートする理由その3:お気に入りの美術館がある




イメージ 6










リピートする理由その4:アンティークを見るのが楽しい



イメージ 7










リピートする理由その5:エッフェル塔がかわいい



イメージ 8











リピートする理由その6:デパートが芸術的



イメージ 9




イメージ 10












リピートする理由その7:パンが美味しい



イメージ 11











リピートする理由その8:サクレクール界隈が楽しい



イメージ 12











リピートする理由その9:カフェがいちいちかわいい



イメージ 13











リピートする理由その10:犬天国




イメージ 14












リピートする理由その11:セレクトショップが斬新で楽しい



イメージ 15










リピートする理由その12:メトロが個性的で楽しい




イメージ 16



思い出記事「パリのメトロ特集」









リピートする理由その13:ただのお菓子屋がただのお菓子屋じゃない



イメージ 18












そして一番好きな界隈はやっぱり11区。





イメージ 17




ほどよい抜け感もあってのんびりしている下町。
サンマルタン運河、ゴンクールからオーベルカンフのあたりがとにかく好き。
今度旅行するときはその辺にアパート探します。







あとは声を大にして言いたいのが、パリは圧倒的に美術館がすばらしい。
世界一だと思います。
どこの美術館が優れているとかはないです。
それぞれ趣向が違いますから、自分の好きなところに行けばいいのです。
また、ほとんどの場合企画展をやっていて、常に新しい発見があります。


そして歩いているとたくさんの書物に出会います。
写真集とか美術史とか、もう本当にもりだくさん。
こんな時にフランス語を読めないことが悔やまれるので、生まれ変わったらフランス人になって母国語で苦労しないでそういう書物を読み漁りたいです。
(勉強がんばります、と言わないあたりに怠けた根性が見え隠れしています)







イメージ 19





どうせ生まれ変わるならサクレクールで撮影していたこのモデルさんみたいになれれば言うことありません。
(神様宜しくお願いします)




イメージ 20









というわけで、パリ愛が深すぎて2位と3位の印象が全く薄くなるという結末を迎えてしまいましたが、1位との間にはそれだけ格差があるということでご理解ください。




今回の「リピートしたい国」は特にパリに焦点を当てていて、ダイジェスト版とは異なる為フランスの他の都市のことについては割愛しますが、フランスは地方も魅力がいっぱいでとても思い入れが深いです。だから記事を一つピックアップするのもかなり悩みました。




地方編:思い出記事マルセイユからモナコへ」







以上、「またリピートしたくなる国ベスト3」でした。






イメージ 21