世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

着古した洋服の行方

先日薄いニットの下に着ようと七分袖のTシャツに久しぶりに腕を通したところ、すっかり襟がヨタついているのをみて驚きました。「そういえばこれ、いつ買ったんだっけ」と思い出せないほど前に買ったユニクロのTシャツは、あえなくゴミ箱へ。。。

 

ではなく、「旅行の時に持っていくBOX」に置かれました。

 

基本的に人前に出れなくなってしまったアンダーウェアは全てそこに入っていて、旅先ではパジャマがわりになったりセーターなどの下に(一応人目につかないように)着て、最後は一気に捨ててくるというのは大変すがすがしいものです。スーツケースも意外にガバッと空きますので、買い漁ったものも収まって言うことなし。今はしばらく旅行に行っていないのでそのBOXにもだいぶ在庫が溜まっています。

 

次の旅先、ゆっくりプランするには今が最大のチャンスなんですけど、まだ海外が現実的じゃないせいかいまいち気持ちが乗ってきません。候補地もコロコロ変わりますが、大方はヨーロッパで確定かなと思っています。

 

 

ギリシャの左側にいい海岸沿いや島があります。いつかは、と思ってましたがここが今の自分の気持ちに一番あってるのかもしれません。美味しいギリシャ料理も食べたいし、海で焦げ焦げに焦げて音楽聴きながらのんびり過ごしたいです。

 

 

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この辺りは向かいの国までよく船が出ていることが多いので、欲張りな自分としては日帰りで近場のイタリアにも一泊二日で行けるとなお可。最寄りのレッチェには前に行ったことがあります。ロベルタという仲良くしてくれたイタリア人の友人の出身地で、ローマの家でレモンのパスタを作ってくれました。当時は本気で耐えられないほどオエオエな味だったんだけど最近流行ってますよね、レモンのクリームパスタ。でもロベルタのは茹でたパスタにレモン絞っただけだったので、食べた全員が梅干し顔になりました。

 

 

 

 

 

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モンテネグロはブドゥバの海辺。この辺の子供達はみんな飛び込みが得意です。

 

 

 

アドリア海の海岸沿いや反対側のトルコにも共通して言えることなのですが、あの辺の山は森林というよりも岩肌が多いのが特徴です。そしてそれらの岩を削って砕いた石で家を建てるそうです(ホテルの人が言ってました)。彼らにとって山は、木だけじゃなく石も重要な資源のようです。

 

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長い間時間をかけていろんなところを旅していますが、こういう天然素材な雰囲気にとっても魅了され、大変影響を受けました。今でも強く憧れます。

 

ということで、はやく着古した在庫を一掃できる日がやってくることを望みます。