世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

<モンテネグロ> Our Lady of the Rock

ツァヴタットで週末ゆっくり過ごした翌日は、モンテネグロ日帰りツアーへ。
コルチュラ島の時と同じ現地の旅行会社を利用しました。
ガイドが丁寧で時間に正確で内容も充実しているので、クロアチア南部を自由旅行する方には大変おすすめです。お値段も安いです。

もう一度リンク載せておきます。

現地での申し込みも可能のようですが、毎日運行しているツアーとそうでないものがあるので、夏の激混みシーズンでは早めにオンラインで予約した方がスマートかと。


前回同様、ツァブタットのバスターミナルで朝にピックアップに来てもらう。
これ、すごく便利でした。
朝早くどこかに集合といわれても、いつくるかわからないバスやタクシーを待つわけにもいかないから。






コルチュラ島の時は北に北上しましたが、今度は南に南下します。

モンテネグロってイタリア語で解釈すると「黒い森」という意味です。
そのせいかわかりませんが、山が多い、緑が多い、という印象です。


全体図。

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赤いところがモンテネグロ
クロアチアは海沿いの薄っぺらいところ。


モンテネグロ全体図。


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赤く線で塗ってあるところが今回訪れたルート。
基本、陸地をバス移動です。
時々船にも乗りました。


ズーム。

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今回行ったのは、BUDVAという街とKOTORという街です。
地図で見つけられましたか?




モンテネグロ海岸沿いはフィヨルドになっています。
ものすごい美しいです。




ではさっそくバスで国境越え。
パスポートを持っていかないといけません。
緊張!
(パスポートを持ち歩くことが恐ろしくて緊張します)


ガイドさんが検問所で全員分のパスポートを集めてまとめて申請してくれます。そもそもヨーロッパ各国から車で旅行に訪れる人も多いので、ものすごい大渋滞です。ドイツナンバーとかも多かったです。さすが旅好きドイツ人、どこまでも来ちゃいますね。


待つこと30分ほど。
今日はさほど混まずにラッキーだった、とのことで出発し、すぐそばのサービスエリアでトイレ休憩。


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モンテネグロは人口64万人。
通貨はユーロです。


ん?
通貨はユーロ??

ああ~よかった~日本を出てくる時に予備として少額のユーロを換金しておいて。
結局現金は現地のATMでキャッシングして過ごしたのですが、こんな山奥でクロアチアクーナからユーロに換金できるところなんてほぼ皆無。。ホッ。


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高速道路。





バスに乗り合わせた隣りの人はアジア系の女性。
バス会社の人は一応男女が隣り合わせにならないように配慮してくれます。
これはトルコも一緒。
宗教的な問題なのかもしれませんが、いずれとても助かります。


後ろの座席に彼女のご主人と思われる白人の人が座っていて、やたら彼女にかまってくる。座席の隙間から手を伸ばしてボディタッチをしてくるのです。どうせなら並んで座ればいいのに、実はその白人男性の横に息子と思われる少年が座っていて、どうやら父と子、母と座席をあえて別れたっぽい。なんだか複雑な感じがしました。

そのアジア系女性、はたから見るとなんかこう、、お手伝いさんのような雰囲気がします(失礼ですけど本当なんです)。ちょっと話しかけられた時にきいたらスゥエーデンからきた、と言ってました。例にもれず流暢な英語でしたので、移民でやってきてスゥエーデンで育った方のような気がします。


そんな勝手な妄想もつかの間、バスが停車。
いきなりツアーの見どころの一つに連れて行ってくれました。


その名も「Our Lady of the Rock」。
日本語訳は今のところなさそうです。

海に浮かぶ教会です!!!


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これはベオグラードの友人が絶対行くべきだと太鼓判押された場所です。
ずっと楽しみにしてきました。



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ことの発端は確か、昔釣り人が偶然マリア様と聖母子のイコンをここで発見したことから、教会と修道院を立てた、というのが由縁のようです(多分)。



こちらが修道院らしい。


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隣り合わせに建っています。



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きれいなところですね。

湖のようですが、海です。



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10分の撮影タイムを経て、バスへ。


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なんかこのあたりの風景、未だに目に焼き付いています。
なんにもない地元道で、海と山に囲まれて延々と道路が続いています。



これにバスごと乗り入れて岸を横断します。
バスから降りてもいいよ、とのことなので気分転換におりました。




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対岸まではおよそ10分くらいでしょうか。
すぐ着きます。



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出発。



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村というか、集落が点在しています。
ほとんど廃墟。



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着きました。



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クロアチアの男性はほとんど裸族のように、上半身裸で過ごしています。
道中、どの家の光景もそんな感じでした。。。


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せめてTシャツの一枚くらい着てもよろしいのではないかと思いますが。





さて、次の目的地BUDVAにこのまま向かいます。