世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

キューバ:イエローページ

キューバ:イエローページ2018年度版」



as of May, 2018



キューバへの行き方
日本からキューバに入るためには主にこの方法があると言われている。


1) カナダ経由
2) メキシコ経由


アエロメヒコというエアラインの場合、東京からはメキシコシティまでは直行便12時間、乗継でハバナまでは約2時間で着く。メキシコはLCCもたくさんあるけどハバナまでは就航していない。メキシコからはキューバ空港という手もあるけど怖くてちょっと乗る気にならない(今年飛行機落ちてましたし)。


なお、実際に訪れてみて気づいたのは、ハバナの空港ではアエロフロートが空港ロビーのベストポジションを陣取っていてロシア人の観光客も非常に多かったのでヨーロッパから来る人はモスクワをハブにしてきているかもしれない。ハバナの空港には意外にもたくさんのエアラインが乗り入れていてちょっと驚いた。



WEBチェックイン
航空チケットはアエロメヒコを購入。成田~メキシコシティは事前に座席予約を済ませていたけれど、メキシコシティハバナまでは事前確約ができなかった為24時間前にHPにアクセスすると、「デルタ航空のHPを経由してWEBチェックインしてください」とメッセージが出る(デルタとアエロメヒコは同じ系列)。さっそくそちらへ飛び試してみるが何度やってもできない。仕方がないので成田空港のカウンターでその旨を説明すると、デルタ航空アメリカのエアラインの為、キューバに関するWEB手続きは一切できないことになっています」とのことだった。なるほどね。というわけで、カウンターでしかチェックインできないので早めに空港に行くことがマスト!(これは非常に重要なインフォメーションです。今回の旅でかなり学びとなりました。キューバなめんなよ、って感じです)



ツーリストカード
キューバは観光目的で30日以内の滞在の場合はツーリストカードが必要になる
・麻布にあるキューバ領事館で対応
・発行手数料2,100円
・領事館にて必要書類と料金を払ったらほんの10分で即日発行してもらった
・必要書類は変動することが多いので本やブログの情報を鵜呑みにしない

(私はこのサイトを参考にしました)


海外の渡航先(経由地)でもツーリストカードは発行してもらえるらしいが、手数料が高くなるし日本みたいなスムーズな事務作業は期待できないことを考えれば、事前に日本で発行していったほうが精神的に楽だと思う。



保険
賛否両論あるけれど、これはマストだと思う。キューバ入国の時にツーリストカードと一緒に提示を求められる必須アイテムのようなのだけど、近頃その情報も曖昧になってきたみたい。だけど、たかが数千円の保険なら入っていくべき。もし何かあっても言葉が通じないキューバで困るのは自分。もちろんスペイン語がネィティブ級に流暢で医学用語にも精通しているのであれば別だけど。

・どんなに安い保険でも可
・英文の保険証書を持参すること(日本語はダメ)
・ツーリストカードとセットで入国審査で提示を求められる(と言われている)
・クレジットカードに付帯の海外保険はダメ(英文の保険証書を用意できないから)


ちなみに私は成田のチェックインカウンターで提示を求められたけれど、ハバナの入国審査では何も聞かれなかったし提示も求められなかった。




クレジットカードとATM
一切信用しないほうがいい。なぜならその環境が整備されていないから。
やむなく一度だけカードを切ったけど、そのかわり五つ星のホテルのトラベルカウンターで切った。ちゃんと明細をくれて引き落としも問題なくトラブルもなかった。手数料はどのカードであれど一律8%手数料を販売元から取られることになっている。



現金
となると現金を用意することになるのだけど、ユーロを持っていくべき。日本円はなんの価値もないから扱ってないし、アメリカドルは手数料を10%~15%取られる。ユーロ、ユーロ、絶対ユーロ!



物価
高い。ものすごい高い。なので、1日100ユーロくらいで計算しておくと安心。もちろんバックパッカーのような方々はそうもいかないと思うのでがんばって節制してください。ただし言っとくと、「外食するような場所があんまりない」ので、何をもって旅行を楽しむか、は、よーく考える必要があり(これもすごく学びとなりました)。



両替
もちろん現地でしかできない。入国審査も終わり荷物を取って空港を出たらまず何はともあれ両替所に直行し換金する。空港の両替所は一箇所しかないしそもそも外貨レートの表示なんかないので損得は度外視で。

慎重派の方→ 市内でクレジットカードは一切使えないと思っていたほうがいいのでここで何が何でも両替必須。市内のオビスポ通りの両替所でも不足分を補填できるのですが、なんといっても開いてる時間が短い上にすごい行列らしいので、「この旅ではこれくらい使うだろう」という想定のもとで一気に両替をお勧めします。時間の無駄にならないように。



貨幣
二種類ある。両替してもらえるお金は外国人用の通貨のみ。
基本的に旅行者は地元の通貨ではなく外国人用の貨幣を使うようほぼ強制されているので、現地の通貨で現地の物価で旅ができると決めつけて行かない方がいい。



チップ
ないようであるチップ制。小銭は持っておいた方がいいけど、もともと外国人用通貨(クック)で支払いをしている=公式なぼったくりみたいなものなので、チップを過剰に払う必要もないような気がする。お気持ち次第で。



緊急対策
現地で事件があっても困らないように、いつにもまして日本大使館や領事館の連絡先や日本への電話方法はとても正確にきっちり調べた。キューバは安全な国だと言われているけど、普通の観光地とも異なることは明白。自己防衛はいつも以上に慎重になるべき。私はパスポートやツーリストカード、e-ticketのバウチャーや保険証書を大量にコピーして持って行きバックアップ対策に努めた。
※出発の数日前にイスタンブールでカードを吸い込まれたトラウマもあり



インターネット事情
まったく整っていない。WiFiは決められたエリアのみ使用可で有料のカードを現地で買って対応。WiFiカードをキューバのNTTみたいなところで買おうとすると尋常じゃない行列にならばないとならないので、五つ星ホテルのレセプションで買うのがいいと思う。(宿泊客じゃなくても売ってくれます)



言語
スペイン語のみ。英語はほぼ通じないので片言のスペイン語はかなり必須!



治安
カリブ諸国の中では群を抜いていいと言うけど個人的には、、X。
(この話題も別途)
大丈夫だとは思うけど、私は暗くなってから一人で外を歩く勇気がありませんでした。。。









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何十年前の旅行のスタイルなんだろう、、、と自問自答してしまうほど、現地ではこの本しか情報源がありませんでした。事前調査としてブログは最強の情報源。改めてブログの強さを感じました。従って、私もキューバのイエローページを書きましたのでこれがいつか誰かのお役に立てれば嬉しいです。