世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

カメラ





2018年の5月7日に日本に帰国した。
ベルリン2泊3日、プラハ8泊9日+イスタンブールの長い旅も無事に終わり。


次の旅の前に一度東京に戻り、退職後の雑務(まだ有休期間)と次の仕事先の手続きを三日で片付ける。


次は本当の一人旅。
しかも初めての中南米
事前調査をかなり時間かけてやったので、準備万端、保険にも入った。
気候がベルリンやプラハとは少し違うので持っていくものもだいぶ変わる。
だからヨーロッパに飛ぶ前に全部支度は整えてスーツケースに詰め替えるだけにしておいた。先日まで使っていた斜めがけバックは歩く時に肩に負担がかかったので捨てて、ここはやはりリュックを持っていくことにする。リュックは死角を作るので旅先であまり使わないポリシーを昔は貫いていたのだけど、そこは自分の危険センサーに委ねることにしてやはり歩きやすいことを優先にする。そもそもリュックに貴重品を入れなければいいのだ。


問題は、カメラ。




ベルリンとプラハでも荷物をできるだけ軽量化するためにコンデジを持参。
今回あの旅で撮った写真はほとんどがこれとiPhone






イメージ 1


(去年の秋のイスタンブール、パリ、ローマあたりもこれで撮っている。クロアチア、最初のトルコ横断は別の一眼レフで撮った)


これでも十分に活躍してくれるし、コンパクトな分いろんな角度から写真が撮れる。軽くて手ぶれに強いのが気に入っているけど、夜にちょっと弱いのと望遠ではやはりパフォーマンスの限界がある。コンデジだから仕方ないんだけど。





ただ、これから行く場所は手持ちの望遠レンズを使って撮りたい。特にメキシコはあまり写真を撮られることを好まない民族が多いと聞くし、あまり接近して写真を撮ることがかなわなそうだから、しぶしぶ手持ちの一眼レフを持ち出すも、標準レンズが気に入らないので新しくレンズだけ買おうと思って家電ショップへ行く。




ところがレンズだけ買うのと本体セットで買うのとではほとんど値段が変わらないっていうし、「お客様がお持ちのカメラはもう10年も前のものなのでスペックが今のと全く違います。おそらく驚くと思いますよ」とのこと。


でもこれから旅行行くのにここで散財するのってどうなの?と思ったけど、Canonの営業マンがレンズはどうしてもいいのが欲しいと言う私を見てものすごい値引きをしてくれたし、写真は一生残るからと三日悩んで意を決してボディ込みのフルで購入。








イメージ 2





※前使っていた一眼カメラは時々画像の上に黒い線みたいなものが写り込む時があり、気になって後日カメラ屋さんに相談に行ったら、ボディの奥に付着しているごみ?は取り除くのが無理だと言われていました。だからどのみち買い換えは必須だと思っていました。






あとは荷物が重くなることだけが本当に憂鬱以外のなにものでもなかったんだけど、逆に言うと一眼レフほど大きくなると泥棒もサッっと持ち去るようなこともできないので、首に始終ぶら下げて歩くことにする。治安の悪いところはリュックに入れて隠してあるけばいい。いずれにせよ小物ではないので簡単には盗まれない。どっかに起き忘れたりしない限り。





というわけで、次から始まるキューバとメキシコ旅行記はこの新一眼レフ+カメラ店で一番気に入ったレンズ+手持ちの望遠レンズ+iPhoneで撮った写真でご紹介します。写真の腕前が変わるわけではないし、使い始めのカメラって自分の好みに調整するにの少し時間がかかるので不安もあったけど、従来のとはまた少し違う表情の写真がたくさん撮れて、自分でも振り返るのがとても楽しいです。




リュックに常備していたもの

・望遠レンズ(これだけでも半端なく重い)
・日記手帳とペン2本くらい
・水500ml
・サングラス
・厚手の上着とストール
・抗菌ウェッティ
・薬
・ハンカチとテイッシュ
・日焼け止め

さらに首から一眼レフカメラ

重くて重くて、よくあれだけの荷物を毎日しょって腰を痛めなかったと思う。



そしてお腹にはiPhoneとお財布、クレジットカードとパスポート。
キューバとメキシコはもうほぼバックパッカーみたいなもんだった。


では、ベルリン・プラハと違って全然優雅じゃない、むきだしの一人旅がスタートします。おそらくこの旅行のアップが終わる頃には来年の春になっていそうな気がしています。気長におつきあいのほどを。