世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

Wedding/ウェディング:レオポルトプラッツの蚤の市


ベルリン二泊三日の旅ももう終わります。


朝、起床。


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本当にこのホテルは名残惜しかったです。




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朝ごはん(コーヒーとクロワッサン)がつくからキッチンを使う機会がない。
もったいない。


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ここは普通に暮らせる家みたいな感じなのでホテルじゃなくて普通に人に貸した方がいいような気もするのですけど、ホテルのほうが稼げるからそうしているのでしょうね。



この、なんの変哲もなさそうなソファが非常に快適でした。


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お仕事用のワークスペースもありました。


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使わなかった。もったいない。

本当にもったいない!



あと、このホテルからベルリン中央駅までのアクセスも非常によかったです。地下鉄で行こうとすると少々ややこしいのですが、路線バスだと10分ちょっとで着きました。ホテルのレセプションの人が路線バス乗り場とバスの番号を教えてくれました。


名残惜しくチェックアウトしたあと荷物を預けたまま、最後の日の朝は土曜日だったので蚤の市に行ってみることにしました。
ベルリンの蚤の市は日曜日がメインらしいのですが、日曜日はもうプラハにいるので土曜日にやってるところを探してみました。


ベルリンのは一体どんなものなのか楽しみです。




乗り換えの駅。

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いや~、、、この駅でとんでもない足止めをくらいました。
というのも、同じホームに別の路線が走っているのを知らず、駅の外に出てはうろうろ探し、を数回繰り返してものすごい時間のロスをしました。わからなかったよー。



この駅のむかしの写真がありました。

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あとでベルリンメトロ駅シリーズを番外編でアップしたいと思いますが、レトロですごくかわいいです。犬と自転車も乗ってきます。



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駅降りた~。




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この駅の近くにある教会の広場で蚤の市が開催されているらしいです。


あったあった、あれ~。


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小規模ですけどテンションあがります。
実は何を隠そう蚤の市大好きなんです。


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ヨーロッパの蚤の市って本当にピンキリなんですけど、そこから掘り出し物を探すという行為が楽しいのです。


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自分のセンスを問われます!



ここの蚤の市は小さいながらもテーマ別に売り場が区切られており、家具もまあまあありました。



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ヨーロッパの小さなアパートに行くとよくあるような家具がずらり。



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例えばこのテーブルなんかは日本での相場は8~20万円もします。高いんです。伸張テーブルのアンティークなんかも日本は高くて本当にうんざりします。デンマーク製とかでかっこいいのあったりしますが、とにかく大きすぎて日本の家屋事情に合わないことも多くなかなか。
参考までに値段を聞いてみようかと思いましたが、買う気満々の外人だと思われてしつこく接客されるのが嫌だったのでやめましたが、実際のところいくらなんでしょうね。



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この猫足テーブルだったら10~20万円で売られています(日本では)。
しかも保存状態が非常にいいので私が買って帰りたいくらいでした!!!


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いいな~こういうのがその辺の蚤の市にゴロゴロしてて。
この椅子も欲しいです。



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アンティークといってもいろんなジャンルがありますが、自分が好きだと思ったものにめぐりあうまで徹底的に歩いて探すというところにも楽しさがあります(何年もかかる苦しみもありますが)。


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丸テーブルが多し!!(これはタイプじゃないけど)


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中古できれいに4つ揃うのってめずらしい。もしかするとこのブースは業者かもしれません。



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この正方形テーブルの場合、日本では8万円~10万円レベルです。
(なんで詳しいかというと、ここ数年ずっと家具屋巡りをしているからです)


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家具はさすがに買って帰れないけど見てるだけで楽しいです。時間を忘れます。
特に海外の蚤の市は本当に楽しい。



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ここはお洋服コーナー。


時々本物の毛皮や質のいいレザージャケットが出てきたりします(稀に)。
むかしはここから掘り出すのが好きだったんだけど、今はもう趣向が変わりましたしインテリアの方に興味があるのでスルー。見る気もおきなくなりました。



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写真が横になってて見にくいですが、あの茶色い丸い座椅子みたいなのはモロッコのものです。彼らは地べたに座る習慣もありますから。
(合皮っぽいな~。。。)


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丸テーブル率、高し!!いいね~テンションあがる。
下に置いてある天板がタイル地のテーブルもかわいいです。
えー?と思うかもしれませんが、意外と何にでもマッチするはずです。


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このお皿はベネツィアのお土産屋に売ってるダサいやつです!



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昔のタイプライターなど。
こういうのってマニア向けかあるいはお店のインテリアとかですよね。
横にもりもりのお花とか飾ったらかわいいと思います。



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あのラグマット、すごく気になったけど。。。
どうせあとでイスタンブールに立ち寄るからいいや、とスルー。(後日談あり)

っていうか、やっぱ値札なしのところで高価なものに対して「これいくら」って聞くのって私はすごく勇気がいります。ま、中古のラグなんてぼろ切れ同然かもしれないけど。うーん、そしたら一度見せて貰えばよかったかなー。



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ちなみにラグはいつも西荻窪にあるペルシャ絨毯屋さんにクリーニングしてもらっています。ほつれも修理してくれます。だから多少の汚れがあってもきっと大丈夫。






楽しかったです。いろんなものがあって。


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というわけで戦利品!!










アンティークなワンちゃんの置物(ものすごく気に入っております!!!)




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リネンの布巾を2枚。ひとめぼれ。洗ってアイロンかけてません、すみません。




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テーブルクロス。うちの丸テーブルにぴったりの大きさ(直径約85cm)。
誓って言うけどこの規格は日本じゃまず見つかりません。
しかもこれ、化学繊維の安物ですが、丈夫だし汚れに強くシワにもならない。



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これだけ買って全部で3.5ユーロでした。
リネン屋のおばちゃん、値切ってないのに黙ってまけてくれました。
優しい。
こういうさりげない優しいところも北ヨーロッパって感じです。

ワンちゃんの置物は50セント(一ユーロの半分)でした。
聞き間違いかと思って聞き直したけど間違いなかった。






いや~大満足。




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蚤の市のあった広場にある教会。大きすぎて全景撮れず。


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さて、そろそろ戻ります。
ランチを食べてから午後早めにベルリン中央駅に行かねばなりません。



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お天気のいいベルリンの土曜日は最高でした。



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やっぱ女子だな~と思うのですが、買い物はすごく楽しいです。
もし女の子の機嫌を損ねたら買い物に連れて行って購買欲を満たしてあげればすぐに機嫌が直ると思います。スイーツとかよりもよっぽど効果的なんじゃないかと思います。



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この周辺もずらっと古いマンションが並んでいました。



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おしゃれなコーヒー屋さんがあると本に書いてありましたが、コーヒーの気分ではなかったのでメイン通りを軽く歩いて終わることにしました。


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ちょっとうまく写真が撮れなかったのですが、雰囲気のいい八百屋兼果物屋さんでした。


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なんだかカラフルな建物が建っていて雰囲気のいいところでした。


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ここで地下鉄に乗って帰ろうとしたら、またSバーンとUバーンを勘違いして出たり入ったりを繰り返し時間を食いました。今思えば、ちゃんとした地下鉄の路線マップを持っていなくて日本のガイドブックしかなかったせいかも。メトロマップもらえばよかったんだけどどうせ二泊三日だし、もともと「Mitteの周辺だけでのんびり過ごす」はずだったので、めんどくさくて取りにもいかなかった。
ちなみにメトロの駅は基本無人で切符売り場は全部自販機です。だから窓口を探す方が大変です。




ここ、Weddingというのはエリアの名前です。
はじめは一体なんのことかと思っていました。


ガイドブック曰く、「ウエディングはトルコ・アラブ系住人が多いエリアです。特にきれいな街並みではないですし有名な観光スポットもありません。しかし各エリアが次々に小綺麗になる中で、これから発展するウェディングにはオルタナティヴで商業主義に染まりきらない場所が残っています。今のうちに訪れてください」とのことでした。


ここまで見て、ベルリンの街並みはある程度パターン化しているような気がします。


地下鉄の駅に沿って一本大きい目抜通りが走り、道路が広くて車線も多く舗装されていて状態がいいです。海外旅行者向けのお店はほとんどなく、スーパーや広場と教会、アパート、食材店やカフェ(カフェは多い)が点在しています。


南ヨーロッパみたいに街並みが凝縮しているというよりは、スペースをふんだんに使った区画整理がなされているといった印象。だから全体的に開放感があります。きっと車の運転はイタリアやスペインなどに比べたらとても楽そうです。




というわけで、ランチタイムへ。