この黒い丸のところを少し右に移動するとポツダム広場があります。
完全に肩透かしたバウハウス資料館から、歩いて30分くらいだったかな。
昔ここに来たときはだだっ広い広場だったのですが、今もその名残はありました。
なんだっけな、音楽堂みたいな建物ができたみたいでそれを探しています。
(ベルリンフィルって書いてあった、地図には)
これじゃないみたい。
こっちかな。
違う。
これか。
もう疲れてきて探究心を貫き通す気力もなく、いまだにどれがなんなんだか全然わかりません。
高い建物のマンションが見えてきました。この辺が前回から変わった点なんだと思います。外資系のホテルとかもありました。
おめあての建物が見えてきた。
ああ!ドイツ鉄道DBのマークがあんな高いところに燦然と!
堂々とした高層ビルがヘッドオフィスの雰囲気を醸し出しています!!
ドイツの力を見せてやるぜ~と言われているような威圧感がありました。
ああ!レゴランドがこんなところに!
元同僚の人が昔レゴジャパンで働いていたというのを思い出して、やめた会社のことを思い出してしまいました。この時最終出社からまだ一週間しか経ってませんから。
ということで、もうお分かりの方はお分かりかもしれません。
ソニーセンターです!!
ポツダム広場はその昔、戦争後は本当に何もない焼け野原でした(私もその時代は生きてません。本で読んだのです)。
そしてこの広場の再開発が始まり、最初にできた建物がこのソニーセンターだったのです。当時からドイツは環境問題も他のヨーロッパや世界と比べて格段に進んでおり、エアコンを使わずに外気を取り入れて空気を循環させるとか、ごみ焼却の大気汚染などにも敏感で、昔っから分別に取り組んできた国です。エコの先端いっちゃってるんですね。で、このソニーセンターの建物自体もそんな要素が入っていて、天井の開閉なんかも電気を使わずに採光を取り入れるという今では当たり前のことですが当時はこれだってすごいことでした。
ソニーセンターという日本企業の名前がこのすばらしい建物に堂々とついているのをみて、日本人として誇らしいと思ったことも覚えています。
(今でも、というかそもそもソニーさんはここにいらっしゃるのでしょうか)
かっこいいビルだわ~。
中央には噴水もあります。
そのまわりを取り囲むようにレストランやパブもあって、オフィスで働いている人や観光客の人がいました。
一瞬ここでランチにしちゃおうかとも思いましたが、個人的には地元の人しか行かないようなところで食べたいもので、ぐっとこらえて通り過ぎました。第一ここで一人で食べても落ち着かなさそうだし。
映画館もありました。
スケーターの陰謀を取り巻く映画(「トーニャ」)を上映していてすごく観たかったです。日本でももう公開になったかな。
ああ、懐かしい本屋さんを見つけました。
入って、昔のようにベルリンの写真集を探したけど、昔と同じようにいいのが見つからず、結局昔と同じようにポストカードを買って出ました。
ドイツ人(ベルリンの人)は大体物静かで礼儀正しい。
お買い物した後は必ずダンケと言ってください。
絶対に一言二言お返しの言葉を返してくれます。
出ます。
出るとポツダム広場の駅があります。
ベルリン最古の信号、ってやつです。ガイドブックで読みました。
時計が目立って信号がどこだかわかりませんね。
ベルリンの壁の一部を切り取ったモニュメントです。
これもそう。よく見ると壁にいっぱいガムがついていてキモいです。
そのまわりではマジシャンというかパフォーマーがいて人だかりができていました。
みてたら「レディ!」と声をかけられてしまい、危うく観客として参加させられるところでした。もちろん逃げました。
かみそりみたいなビル!鋭角にもほどがある!
確かに以前はあんなビルなかったような気がする。覚えてない。
なまめかしいビル!やはりDBの本社でした。
新しいビルがいろいろ建っていて、しかも敷地が広いせいかゆとりもあっていいです。空間に余裕があります。
私にとってベルリンというとなぜかここ、ポツダム広場なんですよね。
ちょうどランチタイム近くなっていたのでビジネスマンがランチに外に出てきています。ホームレスもいて、たまにお金くれと言われます。
そろそろ移動したいので地下鉄の駅に向かっています。
あったあった。
と思っておりたら乗りたい番号の地下鉄のホームがない。おかしいな。
戻る。
戻る。
ん?今気づいたけど、Uバーンの駅の時は看板に「U」って書いてる?
「Underground」のUだと思ってました。。。
でも同じUバーンなのに乗り場が全然違うのってなんで?
うーむ、、わからない。それとも私が勘違いしたかな。
ベルリンもなかなか都会ですね。
短期間では全然網羅できません。
思い出の本屋さんで買って来たハガキ。