ベオグラードから車で一時間ちょっと。
今度はそこを目指します。
ドナウ川にかかる大橋。
あの向こうがノヴィサド。
今日はここでランチ。
セルビアは外食文化がかなり根付いています。
どこに行ってもレストランもカフェも居心地がよい。
メニューの表紙が紙じゃなくて、木。
お水を頼んだあとで、お兄ちゃんがどうもこの店の椅子が暑いと言い出す。
確かに合皮の椅子なので足の裏に汗をかく。
まさかとは思ったけど案の定、お店を変えると言いだしまして、お水代だけ払って隣のお店へ移動。
はあーーーー気持ちがいいです。
ランチはこの地方でよく食べるというグラタンを。
お肉はターキーなんだって。
サラダ。
妹がドレッシングべっちょりになるのを嫌がって、ドレッシング抜きで注文。
私も同様にしました。
そうしたらこうやってレモンがついてきて、あとはテーブルの脇にあるオイルとビネガーと塩でお好みに調節。このヨーロッパ式の「勝手に自分でドレッシング」がとてもとても大好きです。
グラタン。
ターキーときのことブルーチーズが入ってます。
お店の看板メニューとかで、店員さん(すっごいアメリカンアクセントで英語がとっても上手!)いわく、「昨日来たお客もこれは人生で一番だ」と太鼓判を押してくれたんですよ、と軽快に言う。へー、期待。
でもあんな暑い日に熱々のグラタン、、、。
大汗かいた。
しかも写真じゃわかりづらいですけどすごい量。三人前くらいはあります。
当然さすがの私も残しました。
味は美味しかったですよ。
これは友達(妹)が注文したやつ。
(こっちの方が量も適度でおいしそうだ)
眺めのいいレストラン。
実はこのレストラン、城壁のある小高い丘の上にあって、その城壁一帯では夏になるとライブ会場となるそうです。ありとあらゆるジャンルの音楽が一堂に集まり、あちらこちらで朝まで演奏するんですって。人々は踊りまくり、お酒を飲み、ドラッグをやって一晩中明け暮れるとのこと。
セルビアの定番野外ライブなんですって。
レストランをでるとこんなかわいい時計台も。
そしてこんなかわいい街の風景も。
絵本の世界。
お腹も満腹。
やっぱり旅は食事をキッチリしないとダメですね。
私は一人旅のときもそうですけど、絶対食いっぱぐれだけは避けるようにします。
体力が持たないし、疲れてるときに食事をすると元気になります。
特に知らない街は右も左もわからないうちは、知らない間に自分が疲れていることもあります。
日本と違ってヨーロッパは冷凍食品っぽい食事があまりないので、手料理をおいしくいただけるのが嬉しいです。旬のもの、地元のものをふんだんに使って。
今回久しぶりにバカンスシーズン真っ盛りに旅行しましたが、夏の楽しさを改めて実感し、なんだかクセになりそうな気がしています。やっぱり夏ならではの時間の過ごし方っていいなと思いました。