世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

<モンテネグロ> ブドヴァ

モンテネグロ日帰りバスツアー、次はBudvaという街に行きました。

バスのガイドさん、ここでお昼休憩も含め2時間後にここで集合、と言います。
私は地図や方向感覚、東西南北にめっぽう強いので迷うことは滅多にありません。

が、このツアーでは何度か心臓が止まりかける経験をしました。
「もし集合場所にバスがいなかったら」どうしたらいいんだろうか。
そう考えると鳥肌が立つような思いがしました。



さて、さっそく自由行動開始。
このツアーはほぼ野放しにしてくれるのですごく嬉しいです。


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セルビアの友達のお母さんがこの地方の出身で、とにかく「ひどい街になったものだ」とこてんぱんにこき下ろすものだから一体どんな場所なんだろうと思っていたら、そこまで悪くはなかったです。



このレストラン、とてもすてきだったんですけど、上手に写真撮れませんでした。
オープンテラスや温室風の植物園みたいなテーブル、いろんなタイプの席があり、ここでランチしてもいいかも?と思ったほど。


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ここを抜けると海に出ました。


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あの赤い屋根のあたりが旧市街。
海沿いを歩いていきます。


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開放感があってきれいな街。


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これでプライベートパーティーとか楽しそうだなあ。。
(ボートのおやじが客引きしてきます)



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なーんか緑が多くてすてきなレストランばっかり。


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ダサいおみやげやさん。


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このセーター類は値段表記がないから怖くて買えませんね。
やはり羊の放牧が多い土地なのか、ウールのアイテムが多いです。
トルコで買った靴下もあったかいんです。


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アイス屋さんは売れます。
暑いから。


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旧市街は城壁で囲まれていて、その周りを海が囲んでいます。
その海沿いにはレストランが多く並んでいます。
少し規模が大きくなったツァブタットみたいな。









モンテネグロの人たちは一体どんなものを食べるのだろうとメニュー撮影。
ワンプレート完結型のお肉料理が多いです。
海が目の前なのにシーフードじゃない。
いずれにせよ、おいしそうです。


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やっと旧市街の入り口に着きました。


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ヨーロピアンはピッタピタのボディコン(←死語ですね)が好きなのです。
男女問わず、です。


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異国情緒満載でいい雰囲気の路地が続きます。



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おみやげやさんがいっぱいあって、個人的にはとても楽しいです。



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なぜかウィリアム王子とキャサリン妃のグッズが。
このディスプレイのダダさもイタリアに限りなく近く、郷愁を感じます。



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木の下にあるカフェ、感じがよかった。
オープンテラス大好き。



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昔住んでいたペルージャの家もこんな感じだった。
冬が寒くて、部屋の中でセーターにマフラーにダウンジャケットと手袋して勉強し、お風呂はぬるま湯のチョボチョボ。カップを洗わない大家。辛かったな。


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広場のカフェ。


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あの二階のベランダとか、とても年季が入っていて味がありました。
珍しいんですよ、ああやって半畳くらい出っ張ってるのが。
トルコあたりもそうですけど、オスマン建築っていうんでしょうか。
この辺りもその名残りが見えるなと思って撮った写真。
ものすごく興味津々です。



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雨戸もいまだに木製。
いいですね。


こういう家って中に入るとものすごいかっこよくリノベーションしていることが多いです。古いものを大切に使う文化なので、その辺は見習うところがいっぱいいっぱいあると思います。



お城、だったかな。


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インフォメーションセンターを見つけたので地図をもらう。
これ、旧市街の全容。
砦はドブロヴニクに限ったことではないようです。


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正教会の方の教会。
あたまの形でわかる。

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広場の周りでは小さな露店が出ています。
なかなか個性的な手作りジュエリーを売ってました。
そういうのを見ながら歩くのも楽しい。
(右側、女性が二人覗き込んでるあたり)

時間があっという間に過ぎていく。

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ポスター。
プロパガンダ風のイラストも。


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砦の向こうはアドリア海



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遠くにビーチが見えます。



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そうだ。
ランチをしなくては。

だけどもうゆっくり食べる時間がないので、パンを買ってその辺で食べることに。


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お店に入る。
超地元のパン屋さん。
地元の人しかいない。



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一瞬ピザにしようかと思ったのですが、モンテネグロの地元パン屋にはいってピザはないだろう、と思い直し、なんだかよくわからないけどブリオッシュみたいなやつをもらう。くるみが入ってないかどうかチェックしたくて中身がなんなのか聞いたんですが、パン屋のお姉さんの英語がちょっとわからず、もうどっちでもいいやと思って適当に買った。


小さなこの広場の日陰で食べてたら、近くにいたお兄さんに「どうぞ座って召し上がりなさい」と、階段に座るよう笑顔で促されました。
そうよね、立ち食いなんてお行儀悪いよね。
ありがとう。



買ったパンは、ヤギのチーズが入ってました。

これとパンだけというのは実に味気ない。。。
でも、考えてみればヨーロッパはこれが普通。
日本のサンドイッチとかお惣菜パンはやっぱ味付けが濃くて豪華ですね。
あれがデフォルトだと思っちゃいけないと自分を戒める。

でもヤギは酸味がちょっと強いので、サラダの方がいいです。

(食べさしですみません)

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さっさと食べてさっきのお兄さんにお礼をいって立ち去る。





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そろそろ旧市街も終わりっぽい。


ん?
向こうはなんだろう。



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行ってみたらビーチでした!


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ビーチの奥にはこんなこじゃれたレストランも。


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なんかいいですね~。
やっぱりヨーロッパ、夏、海は切っても切れない関係です。





旧市街をでます。

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南国チックな遊歩道が続きます。



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遊歩道沿いにはレストランやカフェがずらり。
そして地元のいろんな人たちが座っておしゃべりしています。


公園にあった銅像



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あれはトイレ。なんかブラジルっぽいです。根拠はないけど。



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噴水。こちらはガウディ風。



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これは、、ピザ屋の釜です。
おもしろい(笑)。
ずいぶん凝りますね~(余計なところに)。




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かっこいいジープ。


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ブドヴァは緑が多い街でした。


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旧市街を離れて新市街にいくと、近代的なデパートやショッピングモールもあります(廃墟もあります)。なんとなく景気の良さを伺えるのですが、それでもガイドさんはしきりに深刻な経済危機だと言います。


集合時間になったので集合場所に行くと、バスがいない。
あれっ。
絶対に間違えてないのにバスどこ行っちゃったんだろう。
まさか置いて行かれたとか、、、(涙)。
やだーーーー!!!

と思ったら、反対の道路にバスが停まっていて、ガイドさんが私を待っていてくれました。バカ~(涙)ビックリさせないでよ。。。(本当に心臓止まるかと思った)。


私がバスに乗り込んだ最後のお客さんだったようで、すぐにバスは出発。
バスの時計を見ると集合時間ジャスト。
でもみんなもっと前に戻ってきてるんだな、ということがわかり、今度からはもっと余裕を持って戻ってこようと固く決意しました(当たり前か)。


こわいこわい。