もうメインは昨日の夜のお誕生会で終了しているので翌日は惰性の付録ツアーです。
朝ごはんからツアーに含まれていてお粥を食べに行きます。
だから早朝チェックアウトしてバスに乗る。
ツアーガイドはタッキーさん(私たちがつけたあだ名)。
ひどい毒舌と暴露ネタと下ネタで笑わせてくれるので移動中も寝れません。

タッキーいわく、香港ではどこにでも見かけるドラッグストアにあるコスメグッズはあまりにも安すぎて正規ルートではなく怪しいらしい。しかも地元香港っ子はほとんど利用せず観光客狙いのお店なんだとか。だから観光客が集中するところにしか展開していないと朝っぱらから力説。そしてヒヒヒと笑うその姿を見て「あれは悪い笑いだ」と私たちは散々警戒する。
(上写真、暴露話をしてヒヒヒと笑うタッキー)
ツアーについている食事はまったく期待していない。
朝粥は楽しみにしていたけれど、出てきたのはやっぱり。。。というお味。

タッキーが、香港で一般的に美味しい味は日本人向けじゃなかったりする。一流レストランに連れて行っても日本人の口に合わないものもある。だからあまり期待しないように、とのこと。バスに戻ってからツアーの一人がそれでもおいしかったですと言うと、「あんなんでおいしかったってあなた普段よっぽどまずいものばっかり食べてるんじゃないの?ヒヒヒ」と毒舌タッキー。
ちなみにこの朝食のレストラン?で友達がトイレに行ったら、巨大なゴッキーを見つけておじけづいてすぐ戻ってきてしまった。
そして昨晩暗闇のヴィクトリアピークに行ってただ車酔いして帰ってきたのですが、朝のツアーにもまったく同じ観光がついています。だから朝も行きます。行きたくなくても行かないとならないのです。
朝モヤ。
昨晩は全く見えなかったものが、この日の朝はかろうじて見える。

昔のケーブルカー。

看板。

相変わらず香港の景色は見えなかったのでそのまま撤退。
そのあとはレパルスベイという海岸へ。

ちょっと西洋ちっくな雰囲気のあるお店がズラリ。

この界隈は香港在住の外国人がたくさん来ていました。

そういえばサメが出るとかタッキーが言ってたなあ。。
あれ、嘘だったのかな。
(サメが出るようには見えない)

この海岸沿いの奥に行くとこういう香港ちっくな界隈がありました。

テインハウミュウという公園みたいな場所に、海の神様とか福の神様とか縁結びの神様と呼ばれる像がたくさん並んでいました。
最近塗り替えられたのかやたらカラフルでした。






戻ります。

この辺には押し売りの売り子がいて、日本の観光客はすぐに押し切られるとのことでしたが、そういう強引な売り子には出会いませんでした。
(出会ったとしても押し切られないけど)
バスに乗って今度はスタンレーマーケットというところに移動します。
移動する途中、断崖絶壁の道路を延々と走り、その崖のはじにある大きな屋敷の前を通り過ぎる時、タッキーがその家のゴシップ話をしてくれました。話しながら何度も悪い笑いを繰り返していました。
スタンレーマーケットとはちょっとした西洋ちっくな町並みとマーケットが並ぶ海沿いの小さな界隈です。



お買い物は興味なし、ということでどっかでコーヒーでも飲もうということに。

コーヒーすごい高い上に、激マズだった。。。

こういう時はチェーン店のコーヒーショップの方がまだマシだという学び。
移動。
次はランチ。
タッキーがあらかじめ席割りをしている。
仲良しグループで固まられると席があぶれてややこしいのだとか。




飲茶ランチ。

見知らぬ方々と円卓囲んで食事するのって気まずいものですね。
このあとチャーハンと焼きそばが出てきましたが、なんか懐かしい味でした。
海外のチャイニーズ店で食べるのと同じ味。
確かにタッキーの言うようにすごく美味しいわけじゃないのだけど、ああいうもんなんですよね。
帰るとき、他のテーブルではもっと美味しそうな食事をしていたので、ああそっかやはり私たちはツアー価格のセットメニューでしかないんだなと改めて感じました。
今度は黄大山というお寺へ。

炊いたお香をかたっぱしから片付けていくおじさん。

占いが有名。
日本語で対応してくれる占い師もいるそうですが、インチキ日本語の占い師には絶対にあたらないようにとのこと。

占い師ってほとんど信じません。
人の悩みとはほとんどが、恋愛、仕事、お金に分けられるはずで、私たちくらいの女たちが行くと大体が結婚の相談に来たんだと思われがち。適当なこと言われるに決まってるのでほとんど興味がありません。金取り主義めが!

今度は宝石店(問屋)に連れて行かれます。
(店内はさすがにやばいと思って写真なし)

タッキーが以前連れてきたツアー客、一時間後にここで集合してくださいと場所を指したら、みんなが何も見ないまま瞬時にそこに集まってきて本当に困ったと言ってました。興味がなくても一応見るふりだけでもしてください、肩身が狭くなっちゃうんで、とのこと。日本人はもう宝石だとか興味がなくなっちゃったんですね。代わりに中国人やアラブ人の団体は食い入るように宝石を見つめていました。買い手が他の国籍にバトンタッチしちゃった感は否めません。
次はふとん店。
ここは確実に撮影禁止だったので写真なし。
なんでふとん?なんですが、私もよくわかりません。
しかしここでは今まで何にも食いつきもしなかったツアー客が一斉に枕を買っていました。潰して持って帰れるらしく、寝心地のいい枕だと力説されました。

これにてツアーは終わり。
他のツアー客はこのあとディナークルーズ行ったり、バスの中で注文したおみやげを受け取りに行ったりと三々五々に分かれます。タッキーもその対応で大忙し。私たちはそのまま荷物を受け取ってホテルに預け、香港最後の食事をしに行きます。
糖朝という有名店。
お友だちのセレクトです。
日本にもありますね。
日本だとマンゴープリンが800円くらいするの。


しつこく海老ワンタン麺。
食べ比べの結果、あまり大差は感じられず。
スープの味にそこまでの変化はほとんどなく海老ワンタンの食感が変わる程度か。

名物マンゴープリン。
濃厚で美味でした。

このあとMarks&Spenserというイギリスのチェーンストアを見つけ、懐かしさに立ち寄りそこでおみやげをたくさん買い、地元のスーパーでもおみやげをたくさん買い、シンフォニーオブライツを観に行きました。


えーと、ここは1881ヘリテージという建物なんですって。
ガイドブックによるともともと香港水上警察の跡地がショッピングモールになっているのだとか。建物がすごくアンティークでキレイでした。

最後のあがきで買ったその辺のお店のエッグタルト。
これはいけました。

最後のあがきのミルクティー。
香港で一番おいしかったものかもしれません。
濃くて私好みでした。

これが香港最後の夜の活動記録。
このあと集合場所へ行き、空港へ向かい、おっちょこちょいの私は一瞬携帯をバスに忘れてきたかと冷や汗かきまくりましたが無事バックに入っていて、余った香港ドルを使い切るべくDFSに行ってマグネットを買って終わりました。
以上で弾丸香港ツアー終わりです。
反省点としては、弾丸ツアーの場合は目的を一つに絞ること。
付録のツアーは移動がつくから楽でいいと思いきや、やっぱり大変でした。
ただ、短い時間で凝縮していろいろなところに行けたのはお得感ありました。
もしかしたらヴィクトリアピークの景色が見えれば価値もグンと上がったのかも。
おしまい。