世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

プラダを着た悪魔

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私はこの「プラダを着た悪魔」という映画が好きで、何度か観ています。別にファッションに憧れるとかそういうのではなく、昔からこういうサクセスものが好きなんです。内容は、しがない編集希望の女の子がふとしたきっかけから某有名ファッション誌(ヴォーグみたいな)の業界でも有名な鬼編集長の秘書として働くことになり、ダメだしばかりくらっていた彼女が次第にファッションのセンスも磨かれていき、仕事に没頭し、やがて認められていくというサクセスストーリー。

でも、この物語のラストは何度観ても納得いかない。
せっかく手にした成功を、彼女は自分の意思で手放し小さい出版社へ転職することで物語は終わる。
鬼編集長に認められて、ライバルを押しのけてパリコレまで行ったのに、その頂点で全てを捨ててしまう事を決意するのは、裏にある黒いドロドロした社会に辟易してしまったから。

でも~。自分がそこに行き着くまでに相当苦労したというのに、そのドロドロが嫌だからって簡単に捨ててしまえるもの?もちろん私だってそんなの嫌ですよ。ドロドロしたぬかるみの中に足を引っ張られたり裏切られたりするのは。

でも、世の中ってそんなもんじゃないですか?


あらやだ。
私がすっかり汚れちゃったのかしら。

で、現実自分がサクセスしてるかって言われると、ぜーんぜん。
サクセスってなに?



私はただ楽しんで生きていきたいです。
それが自分にとってのサクセスです。


じゃ、おやすみなさい。
会社が遠くなったので早起きしないといけなくなりました。