世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

ワーキングガール

廃盤になっていたこのDVDを遂にゲットしました!!
これを観るための週末がどれほど待ち遠しかったことか・・・。

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監督:マイク・ニコルズ
主演:メラニー・グリフィス、ハリソン・フォード、シガニー・ウィーバー



(あらすじ)
テスはウォール街の証券会社のコールセンターで働く真面目なOL。大卒でないこと、女性という偏見を理由に出世の道を閉ざされていたテス(メラニー・グリフィス)がのしあがっていくサクセス・ストーリー。配置換えで上司のキャサリンシガニー・ウィーバー)の秘書をすることになる。ある日キャサリンが旅先のスキー旅行で骨折に遭い、その留守の間に自分の買収話のアイデアを盗まれていたことを知ったテスは、ジャック(ハリソン・フォード)へ自分が秘書であることを偽り、共にラジオ会社買収を具現化していく。


前回の「ウォール街」に続きこれもかなりかなり繰り返して観た映画です。
私はまだ学生でしたが、この手の映画を好んで観たということは出世欲が強かったのかしら(笑)。
今じゃそんな欲は微塵もありませんけどね。

これを久しぶりに観てまずびっくりしたのがメラニー・グリフィスの生声!!
私は当時テレビの吹き替えをテープにダビングして観ていたので生声をこのたび初めて聞いたんだけど、
まぁーひどい。これじゃあピンナップ・ガールと言われても仕方がないかもしれないプレイ・ボーイのうさぎちゃんそのものの声。だけどそんな彼女の出世作なんですよねこれ。声だけ聴くと知的には見えないんだけど、吹き替えは立派でした。


監督はあの有名な映画「卒業」を作った人。歌は超有名です。この主題歌「Leth The River Run」でアカデミーを取ってます。知らなかったけどカーリー・サイモンが作ってたんですね!しかも映画にはチョイ役でアレック・ボールドウィンやジョン・キューザックも出演しています。まだ芽が出る前の作品だったよう。しかし「エイリアン」の影響が強いシガニー・ウィーバーがお色気作戦しているシーンはいつ見ても馴染めなかった・・・。



私が好きだった理由は多分、絶対に届かないと思っていた夢に着実に進んでいった姿が爽快だったからです。
80年代って映画もとにかく景気が良かったというか(ストーリーにね)、挫折と栄光、希望や夢、現実と逃避みたいな、とにかく内容が単純で分かりやすかったから幼い私にも分かりやすかった。今の映画って難しいから若い子にはちょっとハードかもしれませんね。
昨今80年代のファッションがブームになってますが、この前ピンクのロングニットみたいなのを着てる人がいたので「プリティ・イン・ピンク~恋人達の街角~」みたいな服装だね、って言ったら、ディープ過ぎて理解してもらえなかった。。。
ちなみにこの映画でもシンディ・ローパーのGirls just want to be have funみたいなヘアーが登場してきてさすがにちょっと後ろに引いてしまいました。当時はなんとも思わなかったけど、流行なんてそんなもん。


さて、あともう一本のお気に入りのサクセスストーリーはラストが「ワーキングガール」とちょっと似てるんだけど、次回またレビューしたいと思います。最近「昔みた映画」がマイブームなんです。