世界ふらふら放浪記

雑記と人生の備忘録

モラルに反した鹿の剥製

この前あるお店に入ったら、鹿の剥製がディスプレイされていた。


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ひどい。モラルに欠け過ぎている。とんでもないふとどき者である。



なぜなら、昨今は剥製の存在自体がナンセンスだし、そもそも動物に対する人間の傲慢そのもの、どちらかというと否定的な風潮になっているからだ。以前も誰かがどこかでそんなふうに言っていた。


とは言え、昔は剥製はよくいろんな家に飾ってあった。
今はだいぶ減ったけど友人のお父さんは趣味でハンターをしていてしとめた動物を剥製にして玄関に飾っていた。うちにも狸の剥製があった。死んだ狸はゴルフウェアをきてドライバーを振らされたまま永遠に時が止まっていた。あれは確か父の友人からの贈り物だったように記憶している。引越をして以来その剥製はどこかにいってしまった。もしかしたらアンチ・ハンターな父がこっそり処分してしまったのかもしれない。行方は知らないし聞いていない。



この小鹿はとっても立派な角を持ち、しかもものすごくかわいい目をしていたので余計気の毒に思って思わず写真を撮ってしまった。


それにしてもこれを作ったクリエイターは一体どういうつもりで動物の剥製を使ったのだろうか。


一消費者からの目線で言わせてもらえれば、こんなものが置いてある店に興味はない。かわいそうに、まだ小さいうちに死んだ小鹿にこんなにゴテゴテ飾りつけなんかしちゃって目も当てられない。世の中に天国と地獄があるとして、神様と閻魔様もいるならば、このクリエイターは間違いなく地獄に行って閻魔様に剥製にされちゃうと思うよ。死んだ動物を目の前にしてせっせとデコレーションするなんて正気の沙汰とは思えない。






ではおやすみなさい。

めずらしくクーラーつけたら案の定喉を痛めてしまった。

土曜日に食べに行ったシンガポール料理がとても美味しくて近所だったら週一で通いたいくらいだった。

もう寝ます。

チャオ。